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Raspberry Pi Zero WH +3千円でスライドショー写真立てを作ってみた!

Raspberry Pi Zero WH +3千円でスライドショー写真立てを作ってみた!

Raspberry Pi を購入したら誰でも簡単に思いつく写真立てはいかがですか?

制作費用も格安で、工作も簡単です。しかも見栄えも良くて実用的です。Wi-Fiを利用すれば写真の追加や削除も手持ちのMacやPCといったクライアントから簡単に行えます。

今回、いかに簡単に作れるのか試してみました。
モバイルバッテリーでも動作しますし、仮に電源を据え置きで付けっぱなしでも僅かな電気代で済みます。

先日、発売されたRaspberry Pi Zero WH というはんだ付け済みのZeroを使っています。もちろんPi2、3bでも構いません。

用意する物

大まかな手順

100円均一で手に入れた写真立てがそれなりの堅さの合板の木製でしたので、加工もしやすいうえにサイズ感もちょうど良かったです。これの後ろにRaspberry Pi を配置するとなると軽いZero系が望ましいと思いました。

3.5インチのディスプレイを写真立ての後ろから貼り付けます。特にケースには入れません。タッチパネル式ですけど、今回はタッチ出来ないようにしました。薄いアクリルが写真立てに付いていましたのでそのまま使用します。

システムは2017-11-29-raspbian-stretch-liteとします。デスクトップのGUIは必要ありません。コンソール画面から動作するスライドショーできるビューワを探すと簡単に見つかりました。
fbi というらしくRaspberry Pi SlideshowとしてGitHubにありました。(https://github.com/lee2sman/rasp-pi-slideshow)

これに以前、当ブログでご紹介した「Raspberry Pi 3Bに格安3.5インチLCDをセットアップ [ Elecrow 3.5inch TFT LCD ]」を組み合わせれば完成です。

Wi-Fi経由で写真を入れ替えるためにsambaを利用し、Raspberry Pi の初期設定であるraspi-configにてAoutoLoginを設定し、fbiのアプリケーションを自動起動するためのスクリプトファイルを用意するだけですね。これらはfbiーRaspberry Pi SlideshowのGitHubページを参考にしています。

せっかくWi-Fiを利用しているので、インターネット上、または家庭内LANのファイルサーバから写真を読み込むのもアリですけど、外へ(Wi-Fiのない場所)持ち出すことも考えてSDカード内に保存することにしました。

なお、写真のサイズは4000ピクセルとかでは大きすぎて表示できませんでした。ですので、横800ピクセル程度の画質にした方が無難です。800ピクセル程度でも初めは少しもたつきます・・・。Zeroということもあります。3Bなどではもっと軽快かも知れません。

写真立ての準備

加工1

加工2

このように裏の合板をLCDの大きさに切り抜きました。

 

ここにテープでLCDを貼り付けます。
テキトー感満載ですみませんw

前面もテープでマスクしました。これなら締まりますね。
黒のビニールテープです。

 

Raspberry Pi Zero WHはケースに入れました。別に入れなくても構いませんね。手元にあったので・・・。
ちなみにケースはPibowという物です。Amazonにもたくさんのケースが売られています。あまり高い業者さんから買わないようにPimoroniとかKSY、スイッチサイエンスなどで確認してからどうぞ。(AmazonでのZero系ケース

https://raspida.com/raspberrypistock

zero wh と Pibow

このRaspberry Pi Zero WHをLCDに取り付けるとこうなります。
特に固定しなくてもコネクタでそれなりに自立して付きます。

写真立てと合体

表側はこんなです。

写真立て表面

それなりの見栄えだと思いませんか?・・・と、自画自賛w

では、アプリケーションやシステムの設定をしていきます。

初期設定

はじめにSDカードへOSの書き込み、Wi-Fiの設定を済ませてください。

OSの書き込みは当サイトの以下の記事をご参考にしてください。

https://raspida.com/ready4rpi-sdcard

Wi-Fiの設定も当サイトの記事を参考にしてください。

https://raspida.com/wifisetupfile

OSは、2017-11-29-raspbian-stretch-lite.imgを使用し、Wi-Fiはwpa_supplicant.confを用意し、SSHを有効にしています。

ここからの操作はSSH経由で別のマシンから行っても構いませんし、キーボードとモニターを繋いでローカルとして直接でも構いません。

sambaでファイル共有する

sambaのインストール

Wi-Fiで写真ファイルのやり取りをするためにsambaサーバをインストールします。

インストールする前に

sambaのインストールにオプション-yを付けて途中のYの入力を省略しています。問い合わせがあった場合はすべて「y」と答えるためです。

写真を格納するフォルダの作成とパーミッション

先に写真を入れておくフォルダを作成してからsambaの設定で指定します。

ここではpicというフォルダを/home/pi/に作りました。

フォルダの権限をフルアクセルに変更しました。

sambaの設定を変更

sambaのコンフィグファイルをnanoで開きます。

設定はファイルの最後に記述しました。

保存(crl+x→エンター)して終了です。

sambaの再起動

 

fbiとimagemagickをインストールする

以下のコマンドでインストール

自動起動するように設定

自動実行させる

Raspbianが起動したら、fbiが自動的に起動するように設定します。

このファイルの最後にshファイル(スクリプト)のファイル名を記述します。この後にshファイルを作成します。

 

.sh(スクリプト)ファイルの作成

ホームフォルダに自動実行させるスクリプトを作成します。

下記を記述します。

アプリケーションの起動まで15秒待ってからfbiを起動する設定です。

fbi -noverbose -a -t 10 /home/pi/pic/*.jpg

赤字の-t 10はスライドショーが切り替わる秒数です。8秒10秒くらいがちょうど良かったです。
また、赤字で表したpicはスライドショーさせたいフォルダ=先程sambaで共有したいフォルダ名ですね。

また、ランダムで表示したい場合は、-uオプションを付けます。

fbi -noverbose -a -t 10 -u /home/pi/pic/*.jpg

実行権の付与

.shファイルが実行できるファイルにするため実行権を与えます。与えないとただのテキストです。

 

これでひとまず完成です。一旦再起動して自動的に画像ファイルが表示されるか確認してください。もちろん先程のpicフォルダに写真をコピーしてからです。sambaで共有しているフォルダはMacで言うファインダーで接続できます。

大きなディスプレイではなく3.5インチLCDへ表示する

写真立てにするためには冒頭に用意したLCDをZeroのGPIOへ接続してドライバをインストールすればOKです。

設定の仕方は以前の記事をご覧いただき設定してください。

Raspberry Pi 3Bに格安3.5インチLCDをセットアップ [ Elecrow 3.5inch TFT LCD ]

完成!

最後に再起動して完成です。

 

起動している写真立て

 

完成した写真立て

いかがでしょう。意外と簡単でした。
動画を再生したらどうかとも思いましたが、簡単なアプリケーションツールがあったので、写真立てとしてずっと静かに写真を表示し続けるのも、省電力+格安で構築できるRaspberry Pi ならではだと思いました。

購入した物

参考にしたページ

https://github.com/lee2sman/rasp-pi-slideshow

 

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