久しぶりに以前、スライドショーで使った3.5インチLCDタッチディスプレイをセットアップしていたら、ドライバのインストールが簡単になった?ので改めて記載しておきます。
https://raspida.com/matome-slideshow
Elecrow製かと思ったらWaveshare製だったみたい・・・。汎用性があるのかな? そして前回は手こずったような気がしたのに呆気なかった。
ドライバのインストール
gitが入っていない場合は先にインストール
sudo apt install git
ドライバをgit cloneでダウンロード
git clone https://github.com/waveshare/LCD-show.git
ダウンロードするとLCD-showというフォルダが出来ているので、その中にある実行ファイル「LCD35-show」に実行権限を与えます。
chmod +x ./LCD-show/LCD35-show
勝手に再起動します。
立ち上がれば3.5インチLCDに表示されています。(I2cの有効とかしてくれるみたい)
LCDディスプレイとHDMIディスプレイを切り替え方法
LCDディスプレイとHDMIと出力先を変えるのも簡単です。
LCD-showフォルダの中にあるLCD-hdmiを実行するとHDMI
./LCD-hdmi
LCD-showフォルダの中にあるLCD35-showを実行するとLCD
./LCD35-show
それぞれ実行後は自動的に再起動して有効になります。
※LCD-hdmiに実行権限がない場合は同じように、chmod+x してあげてください。
メーカーによって異なる??
実は、以前紹介した時のドライバは、Elecrow製でした。今回はWaveshare製のドライバです。前回が間違っていたのかどうか分かりませんが、同じ3.5インチLCDのハードを使ってWaveshare製でも上手くいきました。
こういったLCDは中華系のハードなので、製品名だとよく分かりません。中身が同じ場合があります。
あと、リビジョン(バージョン)によって異なるようなので、LCDディスプレイの裏側を見てください。製品名とリビジョンが書いてあります。

waveshareでも3.5インチがA、B、Cとあります。
A:https://www.waveshare.com/wiki/3.5inch_RPi_LCD_(A)
B:https://www.waveshare.com/wiki/3.5inch_RPi_LCD_(B)
C:https://www.waveshare.com/wiki/3.5inch_RPi_LCD_(C)
Elecrow製も同じような感じですので、それぞれの公式ページに行けば、インストール方法は書いてあります。
ドライバ自体を間違えると上手く動かない場合があります。
このWaveshare製のドライバは良く出来ているなという印象です。
先程のページURLはWaveshareのサイトにあるWikiです。他の自社製品も全て網羅していますので、ブックマークしておくのをオススメします。
WaveshareのWikiトップ:https://www.waveshare.com/wiki/Main_Page
ご自分のLCDの型番から探してみてください。
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