バージョンアップしたSDメモリカードフォーマッターとbalenaEtcher

公式Raspberry Pi OS

いつもお世話になっているSDカードフォーマッターがバージョンアップしています。バージョンはマイナーアップの5.0.1です。また、書き込みアプリケーションのEtcherもバージョン1.4.8にバージョンアップしています。

SDカードフォーマッター

SDカードフォーマッターはマイナーアップなので恐らく修正です。特に記載が見つかりませんでした。

バージョンアップしたフォーマッター

利用環境はWindowsとMac用とあります。対応OSは以下の通りです。

Windows
- Windows 7 (32/64 ビット)
- Windows 8 (32/64 ビット)
- Windows 8.1 (32/64 ビット)
- Windows 10 Version 1511 (32/64 ビット)
- Windows 10 Version 1607 (32/64 ビット)
- Windows 10 Version 1703 (32/64 ビット)
- Windows 10 Version 1709 (32/64 ビット)
- Windows 10 Version 1803 (32/64 ビット)

Mac OS X/macOS
- Mac OS X 10.7 Lion
- Mac OS X 10.8 Mountain Lion
- Mac OS X 10.9 Mavericks
- Mac OS X 10.10 Yosemite
- Mac OS X 10.11 El Capitan
- macOS 10.12 Sierra
- macOS 10.13 High Sierra

SD Card Formatter は下記の SD カード容量タイプをフォーマットできます。
- SD 2GB以下
- SDHC 2GB を超えて 32GB
- SDXC 32GB を超えて 2TB 以下

Raspberry Pi で使うのはSDHCまでです。

SDインタフェースデバイス

SD/SDHC/SDXCカードのアクセスには、次のインタフェースデバイスを使用することができます。
PCのSDカードスロット
USB2.0, USB3.0, USB3.1 & USB-C 対応USB SDカードリーダー

Raspberry Pi のmicroSDカードのフォーマットで定番です。

SD/SDHC/SDXC用SDメモリカードフォーマッター 5.0.1

基本はSDカード用のものです。保証はありませんが、USBメモリーにも使用できます。というか私は使っています。

OS独自のフォーマット機能でも可能です。しかし、こういったアプリケーションの方がより簡単で分かり易いです。

balenaEtcher

Raspberry Pi ではmicroSDカードを取り替えるだけでOSを切り替えられるので、このフォーマッターは重宝します。
ちなみに書き込むアプリケーションは、やはりクロスデバイス環境で動作するEtcherが定番となっています。

前回1.4.7バージョンから名前が変更になっています。

Etcher → balenaEtcher
renamed etcher

使い方は変わりません。
こちらのバージョンアップでは大きく3つが変わりました。

  • 書き込みキャンセルボタンを元に戻しした。
  • nullサイズ(何もない)データのドライブを拒否した。(pretty-bytesエラーを修正)
  • 書き込み中に注目のプロジェクトを表示する

どうやら近いうちにPro版をリリース予定のようで、名称変更もそれらが関係しています。

Etcher改め、balenaEtcherは、クロスプラットフォームで利用可能です。直感的でシンプルなインターフェイスで非常に簡単な3ステップで書き込みが可能なことが特徴です。

他の方法でも書き込みが出来ますが、balenaEtcherを使うと他には戻れません。

これはRaspberry Pi のみならず、他のイメージを書き込むアプリケーションとしても利用できますのでお勧めしています。

https://www.balena.io/etcher

balenaEtcher Proとは?

balenaEtcher pro

まだいくつか問題がありようですけど、特徴は4点。

複数の書き込み

1枚のSDカード、1つのUSBスティック、または1台の外付けハードディスクを16先に複製できる。または、ウェブ、USBスティック、または外付けディスクから、16の送り先まで(SDカード、USBスティック、または外付けディスク)にイメージファイルを書き込めます。
※Etcher Proはまだいくつかの問題があります。

直訳すると意味が分かりにくいですね。要は複数へ書き込みが1回でできるということです。これは教育現場など、Raspberry Pi などのOSを複数人に配布するような時、手間が省けて良いですね。

おかしいほどの速さ(めちゃくちゃ速い)

現在、市場で入手可能な最速の書き込み速度を保証するために、ハードウェアに細心の注意を払ってEtcher Proを構築しました。 各Etcher Proは、1ポートあたり60MB / sの最大速度と合計750MB / sで書き込むことができます。 もちろんこれは書き込み先のドライブの最大速度によって制限されますが、少なくともハードウェアはあなたの速度を落とさなくなります!

Insaneという単語から考えると常識外れの速さと強調していますね。それと最後のジョークは無視しても、かなり速いことが感じられます。

モジュール式に拡張

16枚のカードはあなたにはあまりにも少ないですか? 良いニュース! Etcher Proはモジュール式に拡張可能です。 2台のEtcher Proデバイスを接続するだけで、32の宛先スロットを持つ1つのデバイスとして機能します。 さらに多くのポートが必要な場合は、デバイスを追加して、数十枚のカードに同時に書き込むだけです。 Etcher Proは最大160ポートまで拡張でき、フルスピードで動作し続けます。

これもジョークはさておき、アプリケーションがモジュール式?ということです。つまり、2つのEtcher proをそれぞれ書き込みデバイスに登録すれば、倍も可能ということになります。

そしてそれが最大160ポートというから、アプリケーションは10個立ち上げても速度の低下はないようにするという本当に常識外れの速度です。

実際には個人利用では有り得ません。仮にどんな現場で利用するのか検討も尽きません。160のOSなどイメージファイルを書き込む作業は、幾度とすることも無いですからね。

そもそも物理デバイスを接続する必要があるので、利用するマシン自体も特別になりますね。

競争力のある価格設定

これまでになくはじめて、銀行強盗をするしなくても良いプロフェッショナルな(カードとフラッシュドライブの)コピーソフトです。 Etcher Proは競争力のある価格になり、一般の人々、学校、中小企業が手軽に外部メディアに書き込むことができます。

これまたジョークは無視しても、プロと言っても非常に安価な価格を予定しているとのことです。オープンソースなソフトなため、それはそうだろうとは思ってしまいます。

プロ版は必要無い

Pro版は必要無いかなー、という印象です。160も同時に書き込みすることもないし、仮に2つだとしても2回やれば済むことなのでね。

現在でも書き込みはこれまでよりも速いことは速いため、複数回であってもあまり時間がかかりません。

仮に数百円の価格なら一般の人も重宝するかも知れません。

当面、無料版で問題ありませんね。

最後に

これまでもフォーマット方法はいくつかあり、また書き込みソフトも多数あるため、それぞれのやりやすい環境で無料、有料を問わずおこなえます。

しかし、せっかくRaspberry Pi が安価でDebian由来のOSを扱うのならば、無償で利用できるアプリケーションでスマートに作業したいものです。

しかも、この組み合わせは汎用的で非常に簡単ということもあり、初心者でも問題なく扱えます。(むしろ他の方法の方がより難しい)

Raspberry Pi のOS(Raspbian StretchやRetroPie、OSMC、Kodi)を書き込むには、SDカードフォーマッターと(名前が変更した)balenaEtcherの組み合わせでOKです。

sd-formatter-etcher
ラズパイダ

ラズパイダ

学べる楽しむ便利になる。小さいくせにヤケにパワフル。そんなRaspberry Pi をまだ知らない人に伝えたい。様々な場所で利用されているRaspberry Pi を知って「あっ、これもラズパイだっ!」だからラズパイダ!

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