新型Raspberry Pi 4 modelBが発表&発売されました! 第一報はこちら

今度のラズパイ4は専用の電源アダプターが必要? USB-TypeCへ変更されて試している人が多い

usbc-5v3a Raspberry Pi 本体について
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突然のRaspberry Pi 4 model Bの発売から数日、海外では既に新型ラズパイ4Bを手にして、ブログでのベンチマークの報告や、実際の基板を動画で紹介されてはじめています。日本国内ではまだ技適が認可されていないので残念ながら購入できません。

恐らく2ヶ月後くらいの8月とラズパイダでは予想しています。(記事執筆時点7/1)

前モデルのラズパイ3B+と比較して大幅に性能がアップし変更点の多いラズパイ4で、電源アダプターも規格が変わり驚きました。

従来の3B+まではmicroUSBアダプターで統一されていました。ラズパイ4BからはUSB-TypeCへ変更され、必要なアンペアも3Aとなります。5Vは変わりません。

ここ数年はWindows、Androidのスマホ、AppleのMacBookなどがUSB-Cになり、次期iPhoneもそうなる噂もあります。続々とType-Cの採用が増えてきました。

Raspberry Pi もこの新型からUSB-Cになったため、既に手持ちにあるUSB-Cの電源アダプターをラズパイ4Bで使えるのか?と話題になっています。Raspberry Pi の公式フォーラムにもスレッドが立てられています。

海外のブログでも話題になっていたことと、USB-Cは形状だけではなく、何やら機能が豊富でややこしいので、電源としてどうなのか合わせて調べてみました。

同じような疑問をお持ちの方はご参考にしてください。

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MacBookシリーズの電源アダプター

Raspberry Pi のフォーラムでのトピックは以下です。

件名に”RPI4 USB C Power Delivery negotiation”とあります。

USB Power Deliveryは、USB電力拡張規格のことでよくPDと表します。間にCが入っていますが、TypeCだからでしょう。

これはUSB Power Deliveryに対応したUSB3.1なら、15W(5V3A)〜USB PDの機能で100W(20V5A)まで拡張できるからです。

意訳すると「ラズパイ4BのUSB-TypeC PDの調整(対応)」でしょうか。
※この場合、ネゴシエイトの適切な日本語が解らない・・・。調整とか対応とか、PDの拡張範囲がどこまで通用するのかという意味で使われていますね。

USB Power Deliveryについて探したらROHMさんのサイトが詳しい↓
USB Power Deliveryとは? | エレクトロニクス豆知識 | ローム株式会社 - ROHM Semiconductor
USB Power Deliveryについて説明のページです。USB Power Delievry(USBパワーデリバリ/USB PD)はUSBケーブルを利用して最大100Wまでの受給電を可能にするUSB電力拡張規格です。USB PDではType-Cコネクタの使用で00Wまでの受給電が可能となるので、従来対応できなかっ...

つまり、純正ではない他の電源アダプターでも使えるのか?という意味で質問しています。

ちなみにRaspberry Pi の公式にあるスペックによると、電源アダプターについて以下と掲載されています。

  • 2 USB 3.0 ports; 2 USB 2.0 ports.
  • 5V DC via USB-C connector (minimum 3A*)
  • ※A good quality 2.5A power supply can be used if downstream USB peripherals consume less than 500mA in total.
    ※(意訳)USB周辺機器の合計消費電流が500mA未満の場合は、高品質の2.5A電源を使用できます。

アダプター使い回せる? 純正だけ?

製品概要のPDFも確認すると・・・、

This product should only be connected to an external power supply rated at 5V/3A DC or 5.1V/ 3A DC minimum1. Any external power supply used with the Raspberry Pi 4 Model B shall comply with relevant regulations and standards applicable in the country of intended use.

Raspberry-Pi-4-Product-Brief.pdf

この製品は、定格5V / 3A DCまたは最低5.1V / 3A DC最低1Aの外部電源にのみ接続してください。 Raspberry Pi 4 Model Bで使用される外部電源は、使用目的の国で適用される関連規制および規格に準拠するものとします。

電流や電気のことは専門でもありませんから、詳しくは解りませんが、USB3.0とありますし、定格5V/3Aと記載されているから、USB Power Deliveryでは無い?と思ったのですが・・・どうなんでしょう。

USB Power Deliveryに対応していれば、他の機器とも共有できるので、確かに便利ですよね。

フォーラムでは以下の報告が書き込みされていました。

  • MacBook Pro 87Wはダメ、67Wでは動いたが電源切ったらラズパイが壊れた!!
  • Samsung Galaxy S8 chargerでは3日間は動いている?

しかし

ラズパイダとしてはオススメ出来ませんので、Raspberry Pi 財団に規格された電源アダプターを使う方が良いでしょう! 

特にラズパイ4のような小さな機器の場合は、かなり基板にアレコレと詰め込まれているので、想定外のことが起こります。テストはされていても、色んな電源アダプターは試して居ないでしょうし責任は負えませんから、メーカーの保障も受けられないでしょう。

パイレッド
パイレッド

どうやら、電源端子の部分も通常のUSB-TypeCと若干異なる働きもあるようですし、そもそもPD(USB Power Delivery)とはどこにも書いていないので、対応してないのでは??

結論

もちろんRaspberry Pi の公式電源ではなくても、他メーカーで安価な物があればそれは使えます。但し、規格が異なれば無理ですね。

あくまでもUSB-TypeC5V3.0Aということに注意しましょう。

他の機器(スマホやMacBookシリーズなど)のアダプターを使うというより、逆にPD(USB Power Delivery)に対応しているアダプターをスマホやラズパイ4Bにも使うなら理論的にOKなんだと思います。

・・・と、言っても既に他の機器もアダプターが有るわけですから、ラズパイ4Bも専用に用意すれば済む話ですね。

よく訊かれたのですけど、こんな話。

パイグリーン
パイグリーン

タブレットの充電時間が遅い! 全然充電されていない。なんで?!

パイブラック
パイブラック

・・・それ、スマホ用の1Aだから、タブレットに付属していた2Aのアダプターはどうしたの?

パイグリーン
パイグリーン

え?! 差し込み口が同じじゃん。どれでも同じじゃないの?

やはり定格で選ばないとダメなのと、少ないより逆に多い電圧や電流だと本体が壊れます。

なんだかんだ言ってもRaspberry Pi って精密機械の小型PCですからね。電池じゃないんだから、そんなに汎用性は無いですよ。

あまり種類も無いからなかなか選べないけど、ラズパイ4Bを手にしたら、有名なAnker製を試してみたいと思っています。

  • USB-C PDポート出力 : DC 5V/3A、9V/2A、12V/1.5A、最大18W
  • USB-A QCポート出力: DC 5V3A、9V2A、12V1.5A、最大18W
パイレッド
パイレッド

でも、これだとラズパイ4側がPDに対応していないと5V3Aにならないのか〜?

仮にこういうタイプでOKなら、USB-Aの口もあるので3B+やZero系にも使えますね!

なんだかUSB-CやらPDやらがややこしくなっていて、専用に買う方が間違いないですね・・・。

ラズパイ4Bの情報は、現在では日本未発売なので、海外の情報を中心にお送りしています。

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