PCとRaspberry Pi をUSBケーブルでネットに接続(Volumio on Zero W/WH)

speaker-phatモノクロインストールと設定
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Raspberry Pi を外出先で使う場合、Wi-Fiが無いと困ることがあります。特にキーボードもマウスも繋いでいない場合は厄介です。

いくつかやり方はあると思いますが、一例として何かしらのネットに繋がったPC/MacをUSBケーブルで繋いで、そのPC/Mac経由でネットに接続するのは簡単です。

以前にご紹介したUSBドングルの時と同じになりますね。

コメントをいただいたことと、ちょうどVolumioがオプションの追加など様変わりしたので、その体験も兼ねてRaspbianではなく、Volumioを使いウェブラジオを再生してみました。

——VolumioとSpeaker pHATはどうも上手くいきませんね。ネットに繋いで音楽を再生できてもレベルメーター(pivumeter)が光りません。

こちらの記事にコメントいただきました。今回のネタ提供をありがとうございます。

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今回の環境

用意したOSとRaspberry Pi Zero W/WHです。それと母艦となるPC/Mac、それと繋げるデータ通信ができるUSBケーブルです。

OSにVolumio(volumio-2.575-2019-04-23-pi.img.zip)を用意しました。

つい先日にバージョンアップし有料subscriptionオプションが追加されました。今回は無料プランを使います。

Raspberry Pi Zero W/WHが入力のインターフェイスがありません。亀です。また、Volumioの操作はWEBブラウザで行うことがデフォルトです。

そのため直接繋いでるPC/MacからVolumioを操作することにします。

最終的には以下のような図

接続イメージ図
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Volumioのインストール

Volumioはそのまま普通にインストールして構いません。その場合は家庭内Wi-Fiに繋いでセットアップします。ヘッドレスインストールです。

母艦となるPC/Macからブラウザから操作してセットアップします。

通常通りにWi-Fiでセットアップして、あとからUSBケーブルを繋いでもOKなので、Volumioを利用するなら先にサクッとインストールしておきましょう。

セットアップと初期設定前まではこれまでとほぼ同じです。

参考までに今回のキャプチャ貼っておきます。なお、ホスト名は「volumio-usb.local」にしています。(画像はクリックで拡大)

USBケーブルで繋いでセットアップする

最初にセットアップしたVolumioからmicroSDカードを取り出して母艦となるPC/Macに繋ぎ、/boot内のファイル2つに追記します。

config.txtへ追記

最終行に追記してください。

dtoverlay=dwc2

cmdline.txtへ追記

記載する場所はrootwaitの後です。
この中身の記述はRaspbianとRaspbian Liteでも異なります。VolumioとRaspbian Liteでは最後にコピペしてください。(この記述は長いですけど1行なので改行しないでください)

modules-load=dwc2,g_ether

こんな感じ。

ケーブルを繋ぎます。但し、以下の写真のようにUSBは左側(内側)の方です。お間違いなく。

USBケーブルの繋ぐ場所写真

VolumioのWEBUIへ接続

USBのOTG接続するには、母艦となるPC/Mac側で少し設定が必要です。Windowsは所持していないので、Macで説明します。

共有でNDIS/Ethernet Gadgetにチェックを入れてからインターネット共有にチェックを入れればOKです。

Windowsの人は「OTG接続 Windows」なりでググってください。

するとWi-Fiの時と同じようにVolumioもブラウザでそのままローカルにアクセス可能です。

http://volumio-usb.local

この場合、MacならBonjourが入っていて名前解決しているので、IPアドレスでなくホスト名で繋ぎます。WindowsでもBonjourが入っていれば同じです。Windows10からは同じように名前解決できると思います。※Windows8まではBonjour for Windowsが必要です。

volumio-webradio

このようにwebradioが再生できました。

最後に

これではUSBドングルと変わりません。ネットワークに詳しい人ならRaspberry Pi Zero W/WHをそのように使用していると思います。

できれば母艦となるPC/Macは必要無く、入力UIもモニターもないRaspberry Pi Zero Wを電源だけでインターネットに繋げたいですね。

その一つにスマホのBluetoothテザリングを利用して「Raspberry Pi →スマホ→インターネット」経由は可能です。

ただ、その場合はRaspberry Pi Zero Wを操作する手立てがありません・・・。Volumioのようにアレコレと操作を前提とした場合には非常に困ります。

初めから決められたシステムであれば、リモコンボタンを使うことも可能です。

やはり単独で通信できる3G/LTE通信ボードである「CANDY Pi Lite LTE」があればIotとして色んなことが可能になりますね。高いけど・・・。