新しいRaspberry Pi 3 Model B +のサポートを提供するためにRaspbianがバージョンアップしました。通常のバグフィックスとマイナーな調整の他にも重要な機能が追加されています。
以降、公式ブログの意訳の転載を含め、簡単にまとめてみました。
解像度の違いに対応
画面解像度の調整をサポートしました。英語ですとConvertibleと表現しますので、解像度に合わせて適切に変えられるようなオプションが付いたということになります。
デフォルトのタブが追加されています。

このオプションは、フォントのサイズ、アイコンのサイズ、その他の様々な設定を、高解像度または低解像度の画面でうまく動作する値に調整します。
しかし、これらのオプションを使用すると、デスクトップの最も重要な部分や、アイコン、フォント、ツールバーなどのインストールされたアプリケーションを適切なサイズに設定する必要があります。
ピクセル倍増
高解像度のスクリーンをサポートするためのオプションが追加されました。 Raspberry Pi Configurationアプリケーションの[システム]タブの下部には、ピクセル倍増のオプションが追加されました。

このオプションは、AppleのRetinaディスプレイなど、非常に小さいピクセルを持つ超高解像度スクリーンで、Raspbianのx86バージョンの使用を容易にするために含まれています。 デスクトップを実行すると、ピクセルの細かさはすべて快適な使用のために小さ過ぎます。
ピクセル倍増を有効にすると、デスクトップのすべてのピクセルが画面上のピクセルの2×2ブロックとして描画され、すべてが正確に2倍のサイズになり、MacBook ProのRetinaディスプレイなどのデスクトップ上に表示されます。 Piのデスクトップのバージョンにもオプションが含まれています。大画面のHDMI TVでPiを使用する人がいることがわかっているためです。
ピクセル倍増は画面上のすべてを2倍に拡大するため、視覚障害のある人にとっても便利なオプションです。
アップデート方法
この機能はPi 3B +をサポートするためにリリースした新しいイメージ(2018-03-13)に含まれています。 これらを既存のイメージに追加したい場合、aptからの標準アップグレードで行います。 ターミナルウィンドウを開いて、以下のように入力してRaspbianを更新することができます。
sudo apt-get update sudo apt-get dist-upgrade
参考にしたサイト:

コメント ご感想をお願いします。