sambaを使う場合、楽なのがフォルダで見ながらローカルのファイルみたいにやり取りできる点です。一度準備しておけば、あとは自分のPCのファイルと同じ扱いが可能です。
ラズパイとLibreELECで再生できますよ!
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RetroPieの用意されたスクリプトでSambaのインストール
Retropieにはsambaの設定が専用メニューから可能です。
ただ、SSH経由で行う方が良いでしょう。
RetroPieへSSHで接続後、以下でセットアップスクリプトを開きます。
sudo ~/RetroPie-Setup/retropie_setup.sh

3番目のコンフィグレーション(構成)/ツール

このように手動で入れられるツールがたくさんあります。色々と試してみるのもオススメします。
830 samba - Configure Samba Rom Shares

そしてインストールでOKです。
sambaのインストール
RetroPie側のスクリプトを使わなくても手動で入れることも可能です。RetroPieではない場合は手動での方法が確実です。
Sambaサーバー機能は、色んなシステムで使うことが多いため、一度手順を覚え設定ファイルの書き方を知っていると助かります。
インストール前に一度ソースのアップデートしておきます。
sudo apt-get update sudo apt-get upgrade
インストールは簡単です。
sudo apt-get install samba
sambaの設定
設定は最低限はこれだけしておけばOKです。
sudo nano /etc/samba/smb.conf
smb.conf内の最終行に以下を追記します。
(例)ホームフォルダ内piを共有する。ゲストで接続可能。
[public] comment = Public path = /home/pi public = yes read only = no browsable = yes guest = ok force user = pi
セキュリティを考慮していません。別のディレクトリを指定した場合は、該当のフォルダを作成して権限を与えないとなりません。
ssambaサーバーを再起動する
sudo /etc/init.d/samba restart
nmbd.serviceとsmbd.serviceの両方とも再起動されています。
[ ok ] Restarting nmbd (via systemctl): nmbd.service.
[ ok ] Restarting smbd (via systemctl): smbd.service.
個人が自宅内のWi-Fiのみで利用するにはゲストで充分だと思います。
これで他のマシンからネットワークとしてRetroPieの中身がゲストで接続して操作できるようになります。
以上、sambaを使った転送方法の手順でした。
\\ ファイルの転送方法3way //
- RetroPieへsambaを使ったROM転送の方法(1) (この記事です)
- RetroPieへSFTPを使ったROM転送の方法(2)
- RetroPieへUSBメモリーを使ったROM転送の方法(3)
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