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プログラミング教育が開始する2020年を前に思うこと

2020年を前に思うこと特集記事
この記事は約9分で読めます。
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いよいよ、2020年はオリンピック・・・いや、プログラミング教育が小学校で必須化されます。そこでオヤジ世代として過去とコンピューターについて、ふと振り返ってみると、なんでRaspberry Pi が好きなのかなーと理解してきました。(今更かっ!)

何だか大層なタイトルで気恥ずかしいけど、ちょっとコラムちっくに思うこと書いてみます。

どう使うか?

広くコンピューターを使うといっても、ある機能だけを使いこなしても良く、何も全部知る必要もないし、意味もないでしょう。学者にでもならないのなら、現代にマッチしている関わり合い方で充分ですからね。

だから、スマホだけでも使いこなせれば、今は大きく問題もないので、それはそれで話は終わりです。

しかし、これからドンドンと当たり前の世界になってくることを考えると、先々には学ぶことが難しい時代がやってくると思っています。

何歳になっても学べるし、むしろそうしないとダメなんですけど、それが実践できて仕事や生活に役立てられるかとなると話は異なります。

周りが当たり前に使いこなしている中、できないでは仕事も得られないでしょう。頑張って勉強していれば評価はされますけど、実際には雇われないでしょう。

それでも別に構いません。それが人生ですから正解もないです。幸せは人によって異なります。

ただ、それなりに皆と同じ事をしていこうと思ったら、やはり時代の流れには乗らないとついて行けません。遅れても追いつけば良いけど・・・。

英語教育に似ていて、英語が話せないのは別に支障が無かった時代が長かったのに、現代では英語くらいは最低限は使えないと良い待遇は得られません。むしろ、英語以外に何語ができますか?という時代です。

田舎はそれでも全くといっていいほど必要無かった英語が、お客さんが外人なんて当たり前な時代です。困っていると友人から聞くことが多くなりました。

それと同じで、別にコンピューターも今から習うなり学べば何とかなります。でも、基礎も無く、コンプレックスもあったら、素直に学べないのも事実です。(ほら、年齢を重ねると素直ではなくなりますから?!)現に友人などはとっくにあきらめていますし・・・。

それでもコンピューターを触るなり、英語を使うなり、トライした方が断然有利です!

問題は全てを会得するのではなく、自分がどう使うかということだと思っています。

ラズパイダ氏、少年期にコンピューターと出会う

私は主に趣味とはいえ長くコンピューターを利用してきました。当然ながらプログラミングもおこなってきました。しかし、プログラミングは仕事にはできませんでした。

せいぜい、小さなフリーソフトを作る程度で、日曜プログラマーみたいな真似事だけでした。

今でこそ認知されているプログラマーという職業も、当時は非常に縁遠い職業で、パソコンメーカーのプログラマーと聞くと、現代と違って大変に驚き尊敬したものです。良い大学の理系の人が就く職業というイメージで、国家試験のある職業と同類でみていましたね。

なぜ?そう思うかというとコンピューターが身近に無かったからです。

例えば、田舎の中高生50名で例えると、マイコン(パソコン)を所持している人は多くて3名くらいでした。プログラミングをしないとまともに使えない時代でしたから、やっている人はそれなりにコードを模写(転記?)していたと思いますけど、マイコン(パソコン)は知らなくて当然だし、できなくても人生設計もできるような時代でした。

ましてや、気恥ずかしいのもあり、あまりできるとかできないとか言えない雰囲気もあって「プログラマー = 頭脳明晰 + お金持ち」という図式が思い浮かぶくらいでしたね。

NEC_pc-9821

ここに冗談みたいな話があります。

「マイコン(パソコン)ってやったことある?」と訊かれれば、こう答えていました。
「知らない。あーいうのやっている人って暗くて怖いよねー」(そういって毎晩キーボード叩いてた!)

これ、マジです! 後にパソコン通信を始めても人には言えないような時代が何年もあったと記憶しています。都内では別だったようですけどね。

日の目を見たのは世間的にWindowsが行き渡った頃、どの会社にも1台はWindows95がある時代に、「できます」と答えるだけで驚かれました。(田舎ではね)

逸れました・・・。当時、私も数少ないプログラムの参考書を片手に、ポチポチとコードを書いて「SyntaxError」に悶絶していた少年でした。あのマイコンBASICマガジン(ベーマガ!)を毎月楽しみにしていましたっけ。

N88BASIC_tenkey

これは当然、様々な事情から個人差はあります。

しかし、その時にRaspberry Pi のように手頃に購入できる端末があって、教えてくれる人が側に居るか参考書があったら、きっと人生も変わっていたでしょう。

もちろん、当時にコンピューターであるマイコンを買い与えてくれた両親には感謝しています。恐らく給料の1ヶ月分では足りなかったでしょう。(——田舎では手書きをワープロで清書する時代です!)

特別付録がベーマガ!

こういった経験からも幼い頃、また多感な時に出会った物や経験というのは一生物になります。別にそれはスポーツでも同じです。何でもそうです。

ただ、現代はそれがRaspberry Pi に代表されるシングルボードコンピューター(SBC)もその一つになっているのだろうと思います。

別にプログラマーにならなくてもいい。でも、試せるのにやらない手はないとも思います。

基礎を知れば大丈夫?!

実は私の経験もIT関係の職についているエンジニアにすれば、何も知らない人と変わりません。少なくてもIT関係の仕事ではほぼ役に立たないでしょう。

でも、IT関係でも働いた経験があるように、それなりに通用していた事には訳がありまして・・・。

「基礎部分は理解していた」ということが挙げられます。

基礎っていっても様々あり、広い定義なので難しいですが、例えば、あるプログラミング言語のルールを知っているだけでも違います。他の言語とは異なる物の大きく言えば基本は同じです。あとは応用なんです。(もちろん理解し使いこなすには大変です)

また、どうしてコンピューターが動くか? ということを概念的だけでも知っていれば楽です。(電気信号や0と1、ハードウェアの役割など・・・)

座学である必要もありません。身体で覚えていればOKです。

勉強のようにキチンと学ばなくても、趣味の範囲でも取り組むと、一般社会の中では「できる人」になっていました。(できないけど)
現在も大きく変わりません。若い人には敵わないと思いがちですけど、実は経験だけでなく知識でも勝っていることが多いです。

例えば、新卒の人はキーボードはブラインドタッチで叩けるし、ネットの調べ物も得意です。簡単なエクセルなども使いこなします。

これ聞いてみると「学校で習ったから」という答えでした。現在の20代前半です。よく理解していないけど使えるとは教育って素晴らしいと思いましたね。

管理職より使いこなせるなら充分でしょう?

ただ、その新人さんも自分のパソコンも持っていないうえ、スマホだけで事足りるため、そもそも興味はない。
もちろん、それでも仕事になっているので全く問題ありません。でも、それがずっと続くとも思えませんよね・・・。

いずれはスマホのような端末だけで用が済む時代が来て、音声認識やジェスチャーで操作できれば、キーボードとマウスという入力機器も必要無くなるかも知れません。

ただ、これまでもそういった仕組みや機器を作るのには、やはりコンピューターが必須なことは変わっていません。今後もしばらくはそうでしょう。

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ずっとある程度しかコンピューターに関わらない人生なら困りませんが、もしも本人の意思とは別にそうではない時代が訪れたら、本人は苦しむと思います。

だから、前述の新人さんのように基礎を知るだけでも大丈夫です。専門職でなければ充分に通用します。

それが教育として得てきたことなら、できて当たり前ではあるものの困ることはありませんからね。

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無知は罪

哲学者ソクラテスの言葉に「無知は罪なり、知は空虚なり、英知持つもの英雄なり」があります。有名ですね。

正しい解釈はさておき・・・、知って実践することは大事です。

どうも現代は知らないならOKみたいなことがあるように思います。知らないなら知る努力をするのは、それが仕事に関わることなら、それこそ当たり前のように思うんだけど、なんでだろう??

但し、気をつけないとイケないのは知識ばかりではダメだということ。

そういう意味ではRaspberry Pi のように学んでそれをすぐに実践出来る環境を簡単に整えられるって素晴らしい! 考えて書いたコードや仕組みで、実際に動いて光って便利だったとしたら、忘れようがありませんからね!

学校教育でスタンダードになる2020年以降は、知らないでは済まされなくなると思います。

もしかしてお子さんより親御さんの方が焦っているかも知れない?!

具体的な実践方法

あまり大上段に構える必要もありません。単に2020年からプログラミング教育が始まるからやってみたで良いと思います。

それが小学生ということなので、やはり親御さんが機会を与えてあげる必要はあるでしょう。それで興味も無く他に熱中することがあれば別で、落第しない程度で構わないと思います。

一頃前まではノートパソコンを与えるとか、タブレットを与えるとかしていたことが、Raspberry Piを代表するSBCを与える手段も出来ただけと思っています。

ノートパソコンなら3万円〜10万円以上、タブレットでもやはり3万くらいします。それがRaspberry Piだと1万円以下です。

小学生なら初めは楽しいことから入っていけば良いので、音や光や映像のエンタメ系が良いでしょう。
もう少し投資してロボットの制御もイイ。
何はともあれRaspberry Piがあれば世界中に情報があって容易ですよ。

私自身も子供の頃に出来なかったことをやっと体験している節があり、簡単な所から始めようと思ったらRaspberry Pi だったという理由です。(Arduino[アルデュイーノ]にはピンと来なかった・・・)

最後に

周りにIT技術がない世界だったり、スマホも持たなくても良い時代だったり、そもそも電気やハサミのように当たり前に使用している時代であれば、もっと新しい事にチャレンジすれば良いと思います。

しかし、現代において、IotやAIというのはまだその途中だと思います。それにやっと学校で必須化される程度なので、子供達にはまだ先行者利益は残っているでしょう。
これからは現在より当たり前になるので、逆に知らないと大変になるだろうとやや大袈裟ですが想像しています。

   

※この記事は2019年2月11日に書かれたもので、内容が古い可能性がありますのでご注意ください。

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