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スティック型PC(S41)は格安で手に入る実用的なWindows10 proマシン

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ラズパイ好きは小さいモノが好きとも言えます。もちろん、性能に妥協すれば小さくできるでしょう。それなりのスペックを望める小型の端末というのは、どう使おうか悩むのも楽しいですね。

こういったデジタル機器は、最新機種の方が性能は良くなるのが当然であり、記事執筆時点でのおすすめ機種とはなります。

Windows10pro搭載と考えると、非常にコストパフォーマンスが良いスティック型PCとして「S41」をご紹介します。お読みいただければ、細かな弱点は気にならないと思われます。

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主なスペック

先ずは大まかなスペックです。

スティック型PC S41
第8世代Gemini Lake
Celeron N4120(4Core/2.6GHz)
メモリーLPDDR4 4GB RAM
Intel UHD Graphics 600
記憶容量64GB eMMC
(初期 約30GB空き)
USB 3.0ポート×2
microSDカード(最大128GBまで)
HDMI2.0ポート(4k@60Hz)、MINI DPポート(4k@60Hz)
2画面同時4K出力が可能
Wi-Fi 2.4GHz & 5GHz(IEEE 802.11a/g/n/ac)
Bluetooth5.0
5V/3A電源(付属)
OSはWindows10 pro (1909)
13.6 x 4.6 x 1.4 cm、440g

スティック型PCというジャンルを考えずにスペックだけを見ても、小型PCやエントリークラスのノートパソコンに求められる性能を持っていると思います。

特に4K画質で2画面同時出力が可能というのはRaspberry Pi 4を彷彿とさせます。

こういった比較的に低スペックで重要になるのは、CPUの速度とメモリーの容量です。

これまでスティック型PCに食指が動かなかったのは、どうしても遅いという点がありました。体感的に引っかかるような感触はストレスが溜まります。

その点、このS41のスペックならば、この価格の倍以上の端末と比べない限り、サクサクと動く範囲になったと言えます。

ネットブックと呼ばれていた小さなPCでよく採用されていたIntel Atomとは比べられないくらいに快適です。

YouTube動画を再生させてCPUなどの使用率を確認。再生はスムーズ。操作には僅かに引っかかりは感じるが及第点と感じました。

1日連続使用しましたが、操作を受け付けないようなスタックは一度もありません。ビデオカードに依存するようなアプリケーションや3D機能などを使わなければ、事務的なPCと何ら遜色はありませんでした。

外観と接続方法

外観から入出力インターフェイスの場所をご紹介します。

各インターフェイスの配置などは全方位に及ぶため、全て接続するとケーブルの長さによっては中空に浮かせる形になる場合もある。常設の場合はどこに配置するか悩みます。

HDMIはオスとオス形状の接続になるため付属のアダプターを使用。
大型テレビの側面にあるHDMIコネクタであれば、付属のオスメスアダプターなしで接続できます。(※筐体に干渉しなければ)

電源はUSBーCコネクタです。これはRaspberry Pi 4と同じモノを使ってみまたところ、同じ5V3Aで問題ありませんでした。もちろん、電源アダプターは付属しています。

持ち歩きにはスマートフォンのType-C充電器だけで済むのは少し荷物が減って嬉しいポイントです。

せっかくDPポートが付いていたので、4Kではないけれど、以前にご紹介した安価なASUS製のピボット機能付きモニターならば、なんちゃってデジタルサイネージもWindows10で可能ですね。

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メリット

使用してみてのメリットとデメリットを考えました。先ず、メリット。

S41スティック型PCの主なメリット

  1. Windows10 pro搭載※1
  2. CPUがIntel Celeron N4120で事務レベルならサクサクと動く
  3. 2画面同時4K出力も可能
  4. 2万円台と安価
  5. 小さい!(各種ポートも充分)
  6. 省電力(5V3A)
  7. 電源アダプターは携帯電話向けと共用も可能

※1 OSがWindows10 proなため、ドメイン参加やリモート接続もできテレワークに使えます。一般的な皆さんがお使いになるWindows10 pro同じです。

テレワーク接続サービス”NTT東日本-IPA「シン・テレワークシステム」”を使えば、会社のマシンを安全に自宅から利用することが出来ます。2画面あるので1画面で会社のPC、2つ目の画面でZoomなんか使えば仕事もはかどりそうですね。

メモリー4GBと合わせてIntel Celeron N4120(4Core/2.6GHz)のCPUが有り難い。よくあるIntel Celeron N4000(2Core/2.6GHz)と比べるとCPUが2→4個に倍増しているため、本当にこの価格か?とは思えないほどサクサクと動作します。

デメリット

次はデメリット。

デメリットも×というより△というイメージで心配な点だけです。大きな不都合はありません。

S41スティック型PCの主なデメリット

  1. マウスとキーボードを利用するとUSB3.0ポートが足りない※1
  2. 連続使用で排熱処理が多少不安(音と熱はほぼ気にならない)
  3. 耐久性が心配
  4. 大きなデータ保存はmicroSDカード

※1 2つのUSBポートはUSBハブを使うか、ワイヤレスキーボード&マウスなどを使えば、USBポートが1つ空きます。

もしも入力器機をBluetooth型で繋げば、USBポートは丸々2つ空きます。テレビの後ろに配置するような使い方であれば、むしろ有線ではなく無線接続の方が使いやすいですよね。

記憶媒体がeMMC64GBとmicroSDの組み合わせです。どうしても一般的なHDDやSSDと比べたくなります。当然ながらは速度も容量も劣ります。

但し、その分だけ小さな筐体に納まるため全てがデメリットとも言えません。小さいのはRaspberry Piのようにメリットの場合もあります。

第一印象としては、しばらく使い続けているとスティック型PCということを忘れてしまいます。

3Dバリバリやゲームをするといった高負荷でなければ、全く廉価版のノートPCと遜色ありません。

10万円のモノと比べてはいけません。

2万円台をお忘れ無く。

追記:miniDPからHDMIに変換などは、変換ケーブルの関係もあり4K出力が難しい様子です。素直にHDMI接続で繋げましょう。

コスパを比較

単純な話で、Windows10搭載のPCを購入しようと思えば、それなりの価格になります。他のOSでよろしければ、人気のChromeBookと比較できます。

S41の実勢価格は約2万円台です。

Windows10 Pro(64bit)のOSだけで実勢価格は約2万円です。
ChromeBookで人気のHP製で1つ下のCPU(インテル Celeron N4000 プロセッサー)で約4万円です。

これらと比較しても価格は激安の部類に入ると思います。

単純比較はできませんが、同じような価格帯のPCで探してみてください。なかなか見つかりません。中古マシンなら比べられるかも知れません。

性能的に一番近いのは、少し古いSurface(Windowsタブレット)です。

スペック的に、Windows10にあるすべてのソフトウェアが同じには動きません。先程も書いたように、CPUやメモリーを多く使う場合は快適ではないでしょう。

それでもWindows10pro搭載マシンとして充分に活用が可能です。

口コミを覗くと、車載用なんて人もいました!

ネットワークは別途に用意しないとなりませんが、ローカルのファイルの再生であれば電源だけあればOKです。

macOSユーザーにもおすすめ

用途にも依りますが、私のようにWidows10の機種を所持していないユーザーが、Widows10を利用したい時、これまではParallels DesktopにWidows10 OSを導入する形でした。

スティック型PCなら使うときだけモニターに繋ぐというのが魅力です。MacとWindowsの両方を使い分けるのに、Macユーザーとしては助かります。

製品の口コミにもありましたが、人に教えたくないくらい快適です!

Windows7からPCを買い替える友人にmac miniを買わせましたが、あまり使わないならこれでも良かったと思いました。

ラズパイと連携

ラズパイダとしては、Raspberry Piを外部から操作するのに、メインのマシンであるMacBookなどで行なっています。

しかし、このスティック型PCはWindowsの豊富なソフトウェアが使えますから、普段がWindows10ユーザーならRaspberry Piも扱いやすいと思います。Raspberry Piの母艦としても十分でしょう。

デジタルサイネージ

使っていて思ったのが、microSDカードに用意したファイルを表示するデジタルサイネージもRaspberry Pi同様に可能だということです。

それだけだと勿体ない使い方ではありますが、Raspberry PiでWindows10が動かないことを考えるとアリだと思います。

本格的にも出来ますし、取りあえず設置したい場合など、PowerPointのスライドショーで単純にプレゼンテーションするのも良いでしょう。

持ち運び用Windows10

Raspberry Pi 4も似たようなスペックで、Linuxに慣れている方やプログラミングで対応できる人にはRaspberry Pi が一択だと思っています。しかし、PC初心者、Windows10ではないと扱えない人には、持ち運びができるWindows10端末として重宝するでしょう。

Raspberry Pi 4と一緒に持ち運んで、出先でそれぞれを使った作業や表現、連携が可能となります。

Windowsタブレットで出来ないことがあり、Windows10搭載ノートを持ち運ぶなら、代わりとしてスティック型PCもアリかも知れませんね。

検討するなら

スティック型PCは一般的ではありません。ご購入に際し、ご自分の環境を比べるのならば・・・、

  • エントリー向けWindows10ノート
  • Windowsタブレット
  • Google Chromebook
  • Raspberry Pi 4

この辺りで不満がある場合、購入の動機として最適でしょう。
リーズナブルな価格なので、とりあえず試したり、セカンド、サードマシンとしてリビングに繋げるのも良いと思いました。

以上、スティック型PC、S41のレビューでした。

MINISFORUM社製 S41にNewLife NewDesing独自の1年間独自保証(1年保証、初期不良無償交換、送料の負担なし)を付けた高性能スティック型PCです。テレワークのサブ機や、お子様用ファーストPCとしても十分な性能があります。「GIGAスクール構想準拠PC」です。

S41はNewLifeNewDesingさんでも販売されています。NewLife NewDesingさんについては、どのようなお店なのか別ページでご紹介しています。気になる方はご覧ください。

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