Raspberry Pi を始めるのに費用はいくらから?

Raspberry Pi モデル別

Raspberry Pi は安いと聞いたけれど、実際はいくらで使えるの?

こういう素朴な疑問は皆さんがお持ちでしょう。あまり詳しくない人からみれば、パソコンの仲間であって、パソコンというと少し高価なイメージです。しかも、既にデスクトップとラップトップ(ノートパソコン)を持っているし、タブレット端末もあるからこれ以上はお金かけられないな・・・、そういう人も少なくないでしょう。

でも、Raspberry Pi は本当に低コストで、現在お持ちのデバイスとはまた違ったことができます。価値観の違いはありますから万人受けするわけではありません。

メインではなく、かといっておもちゃでもなく、それなりに使える格安のパソコンだと思ってください。

自作ユーザーなら既にトライしている人も多いでしょう。自作はしたことがない人でもオリジナルのマシンが作りたいと思えればOKです。

イチから構築する訳ではありません。パーツも少ないです。

プログラム? いやそれ程必要ありません。当サイトのような記事からコピペしても充分イケます!
習うより慣れろ、トライアンドエラーで楽しむツールだと思ってください。

Raspberry Pi 基本のハード構成

実際に最低限、いくらからトライが出来るのかまとめてみました。(※価格は購入先や日々の状況変わります)

Raspberry Pi 本体

もちろん、これが無くては始まりません。記事執筆現在(2018年3月)では、最新版がRaspberry Pi 3 model B+になります。

Raspberry_Pi_3_B+
Raspberry Pi 3 B+

先日まで最新版だったRaspberry Pi 3B(+なし)の他に、基板のサイズを小さくしたRaspberry Pi Zero 系があります。
他には3の前のRaspberry Pi 2B、基板の形が違う別モデルAとしてRaspberry Pi A+、Compute Moduleなど特殊な物もあります。

これから始める人にとっての本体というと、Raspberry Pi 3B+Raspberry Pi Zero WHの2種類で考えて構いません。他はいずれも現バージョンより低スペックでもあり、敢えて採用する意味が無ければ選択肢に含まなくても問題ありません。

主に国内の販売代理店のKSY、またはスイッチサイエンスでの購入になると思います。
海外ならば、Pimoroniが良いでしょう。

価格は送料も考えて先のページを参考にしてください。

Amazonギフト券で買いたい!という場合は、Amazonにはセット商品があります。単品では高いので、何かとまとめて買う際にAmazonは有効だと思います。

ACアダプター

今回の3B+から2.5Aの電源が必須となります。購入する際に2.5Aと書いてある物にしてください。

よく、Androidスマホの充電器が同じmicroUSBなので、それが使えるとお思いですけど、あれはスマホなら1Aしかありません。仮にタブレットだとしても2Aがせいぜいで、2.5Aは別途用意しないとならないと思います。

一つ前のオリジナル3Bから2.5Aは推奨されていましたけれど、負荷がかからない場合は2Aでも充分イケました。性能が上がった3B+からは2.5Aは必須ですね。

PSE認証 5V 2.5A”の記載を確かめてください。

microUSBの先につけるアダプターでも同じです。ただ、こういった単純な機器は中国系メーカーが多いです。発熱や破損といった粗悪品が心配なので、実績のあるメーカーが望ましいですね。

例えばKSYで販売されている物であれば安心でしょう。

Raspberry Pi Zero系ならば1Aでも大丈夫ですが、大は小を兼ねるので2.5Aあれば気にしなくても良いと思います。Pi4Bなら3Aです。

価格は1,500円前後の物が多いので、それが目安となります。

microSDカード

メモリーカードというのは相性問題が多い製品のひとつです。公式に確認が取れていたメーカーであっても、個体差で不具合もあります。分かりにくいですが、目安となるのは価格です。あまり安すぎるのは経験から不具合に遭うことも多いと思います。

また、メモリーカードというのは株の相場のように価格が短期間に上下する製品です。容量にも依りますが、千円台の8GBか16GBの製品を選ぶと良いでしょう。仮に音楽データや動画データを格納する予定があれば32GBは欲しいところです。

もう一つ重要なのが速度です。現在、主流のClass10  (最大転送速度40MB/s)に対応し、そう記載がある物を選ぶと良いでしょう。パッケージに記載が無い物は避けた方が良いですね。

個人的にハズレがないのはTOSHIBA、TEAM、SanDiskでした。あくまでもRaspberry Pi用という括りです。

モニター

初めての方は本体をHDMIでモニターに繋いでの作業になると思います。Raspberry Pi 3B系はフルサイズのHDMIコネクタ(標準のHDMI)ですから、現在使用しているモニターを繋いでも構いませんし、新しい高解像度のテレビをお持ちならテレビでも構いません。(古いテレビですと画面の文字が潰れてうまく読めません)

また、Raspberry Pi Zero系はHDMIコネクタが異なります。ミニHDMIとなりますから変換コネクタが別途必要となります。これは100円ショップでも入手可能です。

同様にUSBコネクタもZero系はmicroUSBなので変換コネクタが必要ですね。これも100円ショップで手に入りますが、ちょっと注意点があります。

USB変換コネクタに関して100円ショップの製品ですと、中には充電のみしか対応しない物が多いです。データ通信も可能という表記をご確認ください。そうでないとキーボードなど繋いでも動きません。ご注意ください。

マウス・キーボード

学習を兼ねるなら専用のマウスとキーボードを用意しても良いと思います。何かの仕組みで運用する場合は、マウスなどの入力機器は最後は取り外すと思いますので、1組分を用意しておけば楽だと思います。

収納ケース

基板が剥き出しなのは心配だと思います。様々な収納するケースが販売されています。好きな物を選んで構わないです。ただ、3B対応ですとか、新しい3B+対応かどうかの確認はしてください。

サイズは同じでも各種チップがケースと干渉する場合があります。仮にプラスティック製であれば加工がしやすいため、最終手段として切り取りすることで回避はできます。

価格は手頃な数百円〜2000円が多いです。

放熱性が高いアルミ合金でも2000円以下です。

Raspberry Pi 公式のケースは使い勝手を重視しています。

もちろん!ケースを自作するのも楽しいですね。

Raspberry Pi Zero系なら小さいので色んな可能性があります。
当サイトではスーパーファミコンの純正コントローラーの中に仕込みました!

始める費用

最低限に必要な物は以上となり、モニターやマウス・キーボードなどは使い回しの割合が多いと思います。ここでご案内する費用は、平均価格を目安にしています。

 Raspberry Pi 3B系Raspberry Pi Zero系
本体約4,500円約1,900円
microSDカード約1,000円〜
ACアダプター約1,500円約1,000円
ケース約1,000円〜約900円〜
その他※約3,000円約4,000円
   
合計約10,000円約7,800円

※その他の内訳:キーボード・マウスで3,000円、変換コネクタなど約1,000円/モニターは含まず

合計でRaspberry Pi 3B系なら1万円、Raspberry Pi Zero系では7,800円と算出しました。

これは購入するショップによっても異なりますし、キーボード・マウスといった周辺機器は使い回したり余っているのならば、実際には4,800円〜7,000円で始められます。microSDカードもスマホのが余っていれば必要ありませんしね。

思ったよりも高いですか? 最初は掛かってしまう費用があっても2台目からは必要が無い物もあります。

教育としてのRaspberry Pi

2020年から小学校でプログラミングの授業が必須となります。ご自分もそうですけど、お子さんに買い与えてやるのも教育かも知れません。壊れても安い物なので、自由に使わせることができます。

モニターも公式の物であれば立派な7インチがあります。全て揃えても中古のノートパソコンよりも安いですね。

Raspbianで「Scratch」という簡単なプログラミングソフトが最初から入っています。

少し操作の基本を教えてあげれば、子供は試行錯誤して操作できるでしょう。両親と一緒に出来たら男の子は飲み込みが早いかも知れません。

ノートパソコンを与えるのではなく、Raspberry Pi 本体と接続できる7インチモニターなら安くて小さくて電気代もほとんど気になりません。子供のサイズには合っているでしょう。

公式のモニターは少し高いですけど、セットアップや接続&設置は楽です。

価格帯は5,000円台後半〜1万円台前半まで。

公式7インチディスプレイ

セットの方がお得の場合も?!

別々に購入するより、最初はセット商品の方がお得になる場合もあります。手持ちに何もない場合はセットで揃えてください。それでも1万円はしませんね。特にこだわりがなければ全く過不足がない内容です。

当サイトでよく紹介しているのはセット品です。

Raspberry Pi 3 Model B+  ※RaspbianOSは2018-03-13以降のバージョンが対応。Raspberry Pi 3 Model B用ケース(Clear)、ゴム足+ネジセット

※3B+のセット

充分な内容ですね。
私が始めた時はこういった製品はありませんでした。アレコレ探すよりも簡単です。

周辺機器、pHAT、ケーブル類、カメラなど、今後、当サイトではレビューしてまいります。お待ちください。

※この記事の価格や在庫は執筆当時です。ご参考程度にご覧ください。

ラズパイダ

ラズパイダ

学べる楽しむ便利になる。小さいくせにヤケにパワフル。そんなRaspberry Pi をまだ知らない人に伝えたい。様々な場所で利用されているRaspberry Pi を知って「あっ、これもラズパイだっ!」だからラズパイダ!

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