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Speaker pHATをMopidyでiPhoneから操作してmp3を再生する携帯ミュージックボックス化(後編 hostapdインストール)

作ってみた
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前回(Speaker pHATをMopidyでiPhoneから操作してmp3を再生する携帯ミュージックボックス化(前編))の続きです。

hostapdでRaspberry Pi Zero Wをアクセスポイントにする

アクセスポイントと言ってもインターネットには繋げないので、実質的にiPhoneと繋ぐためです。

インターネット × << Raspberry Pi Zero W <<ーー>> iPhone

 

mopidyのAPPがありませんのでブラウザ(safari)での接続になります。Androidにはあるようです。確認していません。

尚、この作業はRaspberry Pi Zero WとWi-FiにてSSHで繋いで作業している場合、一旦は繋がらなくなりますので、最初からRaspberry Pi Zero Wにモニターとキーボードを接続してインストールと設定をしてください。

hostapdのインストール

apt-getでのインストールはv2.3です。確認していませんが上手く動作しないようです。そのため後から最新版に差し替える作業をします。

sudo apt-get update
sudo apt-get install hostapd

インストールできました。

設定ファイルの編集

サンプルの設定ファイルconfを、/etc/hostapd/へコピーします。

cd /etc/hostapd/
sudo cp /usr/share/doc/hostapd/examples/hostapd.conf.gz ./
sudo gzip -d hostapd.conf.gz

hostapd.confがコピーできました。

/etc/hostapd/hostapd.confを編集します。

sudo nano /etc/hostapd/hostapd.conf

 

編集する箇所は以下の部分です。他はそのままデフォルトで構いません。このconfファイルは同じような記述で長く分かりにくいと思います。上から順番に見付けてください。

interface=wlan0
driver=nl80211
ssid=sp-mopidy
hw_mode=g
channel=2
macaddr_acl=0
auth_algs=1
ignore_broadcast_ssid=0
wpa=2
wpa_passphrase=12345678
wpa_key_mgmt=WPA-PSK
wpa_pairwise=TKIP
rsn_pairwise=CCMP

「ssid=sp-mopidy」は任意で変えてください。

「wpa_passphrase=12345678」は8桁で任意の英数です。

「channel=2」も自宅のチャンネルと被る場合は任意で変えてください。

 

修正したファイルをhostapdのデフォルトの設定としたいため、/etc/default/hostapdに追記します。

sudo nano /etc/default/hostapd

DAEMON_CONFを探してください。

#DAEMON_CONF=""
DAEMON_CONF="/etc/hostapd/hostapd.conf"

これで設定は終わりです。

v2.3のhostapdを最新版に差し替え

hostapdの公式ページから最新のソースファイルをダウンロードとコンパイル(make)をします。
ユーザールートへ移動し、最新版(2016-10-02)をダウンロードし解凍します。

cd
wget https://w1.fi/releases/hostapd-2.6.tar.gz
tar zxvf hostapd-2.6.tar.gz

 

必要なパッケージをインストール

sudo apt-get install libnl-genl-3-dev libssl-dev

 

コンパイルします。

cd hostapd-2.6/hostapd
cp defconfig .config
echo CONFIG_LIBNL32=y >> .config
make

 

コンパイルして出来上がったhostapdファイルをv2.3のファイルと差し替えます。

sudo mv /usr/sbin/hostapd /usr/sbin/hostapd_v2.3
sudo cp hostapd /usr/sbin/

 

Wi-Fiのwlan0をオンオフしてステータスを確認

コマンドは気をつけてください。Raspbianの最新版では、ifdown wlan0は使えませんでした。ifdown: unknown interface wlan0 というエラーが出ます。

sudo ifconfig wlan0 down
sudo ifconfig wlan0 up

 

hostapdを起動してステータス確認します。

sudo /usr/sbin/hostapd /etc/hostapd/hostapd.conf
sudo systemctl status hostapd

hostapd.service – LSB: Advanced IEEE 802.11 management daemon
Loaded: loaded (/etc/init.d/hostapd; generated; vendor preset: enabled)
Active: active (running) since

activeになっていればOKです。

wpa_supplicant.confの無効と固定IP

最後にhostapd(アクセルポイント)のみで動作するようにするためWi-Fiの設定を無効にします。

sudo nano /etc/wpa_supplicant/wpa_supplicant.conf

シャープでコメントアウトします。

#ctrl_interface=DIR=/var/run/wpa_supplicant GROUP=netdev
#update_config=1
#country=JP
#network={
# ssid="******"
# psk="******"
#}

固定IP

dhcp機能でサーバにするわけではないため必要無いかも知れません(?)が、一応固定IPを振ります。

sudo nano /etc/dhcpcd.conf

以下を追記

allow-hotplug wlan0
iface wlan0 inet static
address 192.168.X.X
netmask 255.255.255.0

最後に

Speaker pHAT + Mopidy + iPhone

これでiPhoneでコントロールできる携帯型ミュージックボックスの完成です。

ただ、シャットダウンがケーブルをひっこくぬくしかありません・・・。iPhoneからSSHで接続は出来るので、シャットダウンコマンドを送れるアプリでも入れてみてください。

これは別途、また考えます・・・。

 

また、.flacファイルも再生出来るのですけど、ファイル閲覧時のリスト化の読み込みに時間がかかるので、素直に.mp3ファイルの方がストレスありません。

 

番外

最新のRaspbianでは、以前までネットワークの設定に使用していた/etc/network/interfacesは使用しなくなりました。下記はnanoで開くとデフォルトで記載があります。

sudo nano /etc/network/interfaces

 

# interfaces(5) file used by ifup(8) and ifdown(8)
# Please note that this file is written to be used with dhcpcd
# For static IP, consult /etc/dhcpcd.conf and 'man dhcpcd.conf'
# Include files from /etc/network/interfaces.d:
source-directory /etc/network/interfaces.d

どうやら、dhcpcd.confに併記するようになりました。

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