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Pirate Audio Line-outのセットアップは自動インストールスクリプトの使用でお手軽かんたん

setup2pirateaudio-titleインストールと設定
この記事は約11分で読めます。

先日購入したPirate Audioが届きました。自分用と友人に依頼された分と合わせて2つ購入しました。1つはLine-outタイプ、もう一つが3W Stereo Ampタイプで紹介されていた3Wスピーカーも合わせて購入しました。今回はLine-outタイプをセットアップしていきます。

Pirate AudioはGPIO端子に接続するI2S DACです。ハイレゾ(24-bit / 192KHz)で再生できる優れものです。これまでも同様のHATはありましたが、今回は1.3インチ液晶ディスプレイと4つのカスタムボタン付きです。

一台は自宅用の現在使っているMoodeAudioのリプレイス、もう一台は友人のお子さんに頼まれた小さなミュージックサーバを作成します。

更新 バグだったのか内蔵のオーディオがオンのままでも問題なかったので修正しました。

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今回の環境

以下のような構成で行いました。

Pirate audioの構成
  • Raspberry Pi Zero WH
  • Raspbian lite(2019-09-26-raspbian-buster-lite.zip)
  • Pirate audio Line Out
  • microSDカード(TEAM製32GB)
  • ウーハー付きの2.1chパッシブスピーカー
  • ミュージックサーバーのソフトウェアはMopidy
    (これにSpotifyConnectを設定し、WEBインターフェイスにIris)

microSDカードの準備

microSDカードをフォーマット後、ダウンロードしたRaspbian Lite OSを書き込みます。

手動設定の場合は事前にいくつか準備しておきます。(※必須ではありません)

  • SSHの空ファイルをコピー
  • Wi-Fiの設定ファイル(wpa_supplicant.conf)をコピー
  • config.txtでSPI通信を有効に(自動インストールスクリプトで対応)
  • config.txtでオンボードのオーディオを無効に(自動インストールスクリプトで対応)
  • DACを有効にしてGPIOも指定する(自動インストールスクリプトで対応)

これらを準備後、RaspberryPiを起動します。

※モニターに繋げば全てRaspbianの起動後に設定出来ます。ヘッドレスインストールでUSB電源アダプターしか繋がずにセットアップするために事前に用意した場合のお話です。

SSHファイルとwpa_supplicant.conf

これはラズパイダでは何度もご紹介しています。

Raspberry Pi のWi-Fi設定を事前に用意しておこう!
...

自動インストールスクリプトの使用

Pimoroniが用意した自動インストールスクリプトを実行する前にgit cloneができるようにします。

ラズパイが起動したらコマンドプロンプトで順番に実行していきます。

手順1 アップデートとアップグレード

sudo apt update && sudo apt upgrade

手順2 gitのインストールとgit clone

今回Raspbian Buster Liteなのでgitコマンドを先にインストールします。(入っていない)

sudo apt install git

git cloneでgithubからダウンロードします。

git clone https://github.com/pimoroni/pirate-audio

デフォルトで実行するとユーザーPiフォルダの中にprirate-audioフォルダが出来上がります。GitHubからフォルダ毎コピーしてきたわけです。

prirate-audioフォルダのmopidyフォルダの中にインストールスクリプトがあるので移動します。

cd pirate-audio/mopidy

管理者権限(sudo)でインストールスクリプトファイルを実行します。

sudo ./install.sh

終了すればすぐに反映される

All done! で完了です。

参考までにターミナルのログを転載しておきます。

Successfully built Mopidy-PiDi pidi-display-pil pidi-display-st7789 mopidy-raspberry-gpio musicbrainzngs font-roboto
Installing collected packages: musicbrainzngs, Mopidy-PiDi, font-roboto, fonts, pidi-display-pil, st7789, pidi-display-st7789, mopidy-raspberry-gpio
Successfully installed Mopidy-PiDi-0.1.0 font-roboto-0.0.1 fonts-0.0.3 mopidy-raspberry-gpio-0.0.2 musicbrainzngs-0.6 pidi-display-pil-0.1.0 pidi-display-st7789-0.1.0 st7789-0.0.1
Resetting /etc/mopidy/mopidy.conf to package defaults.
Any custom settings have been backed up to /etc/mopidy/mopidy.conf.backup-2019-11-29-09-22-12
Synchronizing state of mopidy.service with SysV service script with /lib/systemd/systemd-sysv-install.
Executing: /lib/systemd/systemd-sysv-install enable mopidy
Created symlink /etc/systemd/system/multi-user.target.wants/mopidy.service → /lib/systemd/system/mopidy.service.
All done!
Mopidy configuration has changed, see summary below and make sure to update /etc/mopidy/mopidy.conf!
Your previous configuration was backed up to /etc/mopidy/mopidy.conf.backup-2019-11-29-09-22-12
diff: /etc/mopidy/mopidy.conf.backup-2019-11-29-09-22-12: No such file or directory
pi@raspberrypi:~/pirate-audio/mopidy $

この状態で既に液晶ディスプレイには!

ただ、この状態ではどうなっているのか分かりませんね?

正常に終わって起動しているのかを確認するには以下の通りステータスを確認します。

sudo systemctl status mopidy

特に問題なくActive: active (running)でした。

Mopidyにアクセス

Irisが入っているのでWEBUIで操作可能です。

WEBブラウザにMopidyを入れたIPアドレスとポート番号6680を入れてみてください。(例:192.168.0.11の場合)

192.168.0.11:6680
これならOK。irisをクリック。
名前だけ適当に決めました。デフォルトは番号の羅列です。
settingからいくつか設定できます。

ローカルファイルのスキャンなんかもここから可能です。

Spotifyの設定はmopidy.conf

Spotifyのプレミアム会員であればMopidyでも再生可能です。自動インストールスクリプトの使用でMopidy-Spotifyプラグインがインストールされています。

sudo nano /etc/mopidy/mopidy.conf

一番下に


enabled = false
username = ; Must be set.
password = ; Must be set.
client_id = ; Must be set.
secret = ; Must be set.

enabledをtrueに変え、以下4項目をSpotifyのアカウントとパスワード、そして以前にお伝えした「SpotifyのIDなど追加」にあるようにMopidyのウェブサイト(https://www.mopidy.com/authenticate/#spotify)でclient_idとsecretを発行しコピーします。

だけどね・・・

ただ、以前にも起こったこのMopidy-Spotifyプラグインは、オープンソースで開発されたlibspotifyライブラリなんですが、これ開発も終了しているし、そもそもSpotify公式のものではないので、あまり使いたくないなと思っています。

更に、あまり反応が宜しくないのは、恐らくSpotify本家の仕様変更に対応していないからと思われます。その点、MoodeAudio6は、とても安定していてしかも反応が速い!ニュータイプなんです。

何でも独自開発しているらしく、新しい仕様にバッチリ合っていてチューニングしてあるということらしい。

Mopidyなのでこのまま使うしかないですね。

MoodeAudio6で何とか使えるようにしたいな・・・。

moOde audio playerとラズパイゼロWでSpotify Connectとローカルファイルを楽しむ
...

NASと接続する

手持ちのNASと接続するには以前の「番外:NASをマウントする」を参照してください。(長いので)

ファイル転送

とりあえず再生して確かめるには、Macならscpコマンドか、ラズパイにNetatalkをインストールする。

以下記事内の「scpコマンドが超絶に便利だった」
ラズパイZeroWで作る簡単アクションカメラ——バイク編
...

またはUSBメモリーからコピーする方法がある。

しかし、この場合コマンド操作に慣れていないと失敗すると思う。
特にデフォルトのメディアのフォルダは/var/lib/mopidy/mediaで、所有権がmopidy:audioなので注意してください。
ローカルファイルの置き場所を、/rtc/mopidy/mopidy.confでユーザーホーム内とかに変更した方が無難です。

手動設定の場合(自動ならしなくて良い)

自動インストールスクリプトを使用すれば以下の手順は必要ありません。

これらを全て自動インストールスクリプトがやってくれます!
情報として一応記載しておきますね。

/boot/config.txtに記述する必要があります。

SPI通信を有効にする。このSPI通信は、液晶ディスプレイのためです。

dtparam=spi=on

オンボードのオーディオを無効にする。

dtparam=audio=off

DACを有効にしてGPIO番号も指定する。

dtoverlay=hifiberry-dac
gpio=25=op,dh

ちなみに、用意されている4つのボタンはそれぞれBCM 5、6、 16、20 (A、B、X、Y)です。

Pirate audio abxyボタン
GPIOボタン名初期割当
BCM5A再生/ポーズ
BCM6B音量Down
BCM16X次へ
BCM20Y音量UP

config.txtに記述する内容をまとめると、

dtparam=spi=on
dtparam=audio=off
dtoverlay=hifiberry-dac
gpio=25=op,dh

手動インストールではMopidyもすべて行わないとなりません。手動インストールの場合は以下を参考にしてください。

最後に

とりあえず・・・、コケました!

自動インストールスクリプトが終わった後、音楽ファイルをコピーして再生させようとしたら、4秒で落ちる・・・。しかもMopidyのサービスもコケるというダメっぷり。

何で再生されないのか・・・??

githubのissuesに内蔵のオーディオを無効する必要がある旨が書いてあります。ええ、だからそう書いてあったじゃん?

パイグリーン
パイグリーン

なんで?

念のためconfig.txtを確認した。

Enable audio (loads snd_bcm2835)
dtparam=audio=on
 [pi4]

って、おい!

自動インストールスクリプトではオンになってる!!

ReadMeには書いてあっても自動インストールスクリプトは変更になっていないってオチでした。

オフに直してから再起動。

問題無く再生されました。良かった。良かった。

Mopidy以外で使えるようにしようっと。

ボタンの反応が良くて、押した瞬間にちゃんと次の曲へ切り替わったりする。こんなに安価なのにスゲー。非力なRaspberry Pi Zero Wなのにスゲー。

しかも液晶画面は240ドットですが綺麗。スゲェ時代だ。

最初のセットアップは自動インストールスクリプトの使用でOKというお話でした。くれぐれも内蔵オーディオは無効にしてね♪

他のWebクライアントも
Pirate audioに合うMopidyのWeb clientsはやっぱりIrisか試してみた
...

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