ラズパイのフォーラムはじめました

プログラミング学習は教材に指定されたScratchをラズパイで!

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Scratchはご存じでしょうか。ラズパイ(Raspberry Pi )にも標準搭載されたプログラミングツールです。あの有名なマサチューセッツ工科大学(米MIT)のメディアラボが開発しました。無償で公開されています。

視覚的に直感的にプログラミングが可能なソフトウェアと、そのコミュニティを含めた環境が提供されています。

「子供ファースト」の海外ではプログラミングは必須のスキルです。今後、子供達がどのような仕事をするにしても、当たり前のようにコンピュータの世界に囲まれます。既にそうなっていますね。使う側はもちろん、作る側にならないと仕事の安定が得られないでしょう。

先日、文部科学省から「小学校プログラミング教育に関する研修教材」の公表されました!

他に小学校の親御さん向けはこちらもどうぞ。

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これからのプログラミング学習

日本でも遅まきながら2020年からプログラミングの授業が小学生から必須になります。

海外のレベルに比べれば相当に遅れていて、小学生から習っても日本ではあまり成果は得られないと思えるくらい悠長な概要になっています。詳しくは文部科学省で確認してください。(http://www.mext.go.jp/a_menu/shotou/zyouhou/detail/1375607.htm)

英語教育の二の舞になる可能性があります・・・。

英語教育の場合を思い出すと、「古典的な英語文法は学んでも会話が出来ない人」が出来上がりました。しかし、中には会話できる人も居ます。(私なんぞも少々)

何が違うのかと考えたら・・・、

結論から言うと「習うより慣れろ」ってことです。

ラズパイダ

いくつになってもトライアンドエラー!?

このプログラミング教育も英語教育と同じだと思っています。

具体的には学校だけに頼るのでは無く、家庭でもプログラミングに触れる機会を持つべきです。それが必要なんだと肌感覚で知ることが子供には影響すると思っています。

英語だって映画や音楽という娯楽から興味を得るものです。一番なのは必要性です。外国人と話したい、意味を知りたいと思えば吸収も早くなります。

異質なモノと思わなければ、子供は素直ですから勝手に学習するものです。その前段階として、苦手意識を無くすことが大事なのではないでしょうか。

スグに用意できるラズパイ

プログラミングは確かに難しいでしょう。考え方も現実とは異なったり、プログラム言語というように「言語=言葉」です。他国の言語を習うのと似ています。文法、応用、流行・・・。

この触れるというチャンスは増やす方が良いことは言うまでもありません。・・・かと言って子供にパソコンをあてがうのはお金もかかります。壊すことも考えられます。

そこでラズパイの出番です!

本体一式でも1万円以下です。モニターは親御さんの余っているものを差し出せばOK。スグに用意できます。

Scratchというプログラミング学習ソフトはそもそも無料です。加えて権威あるMITが開発しているわけですから、こんなお墨付きのモノは他にはありません。

ScratchデスクトップはWindows、MacOSが主な環境になっています。合わせてクラウドの環境がありますから、ラズパイも要らないくらいです。ブラウザのみでも可能なんです。

ここでいうScratchデスクトップはオフライン版です。ネットへの接続は必須ではありません。ブラウザで行う場合は当たり前ですがネット接続は必須です。お好きな形で始められます。

ラズパイの場合はソフトウェアとして公式OSのRaspbianと連携しているので、公式ではないものの安心して利用できます。

私は親御さんのパソコンのブラウザで試しにScratchを触らせてみて、興味を示すようであれば、専用のマシンとしてラズパイをあてがうのはムリがないと思います。

注意点としてラズパイはあくまでも簡易的なコンピュータの位置付けですから、ハードの信頼性やサポートは、通常のメーカー製PCとは異なる点です。自分で何とかしないとなりませんから、そこだけは予め認識してください。

最新はScratch 3.0

Scratch_3.0
Scratch3.0の操作画面

もう一つ知っておいて欲しいのは、Scratchにはバージョンが存在します。v1.4、v2.0、v3.0です。(記事執筆時点)

最新版のv3.0は当然ながら初期とは若干異なります。使える機能も変わっています。また、ラズパイに最新版が対応するのは遅れています。しかし、通常の学習や作業には何ら影響しません。異なる点だけ知っておいてください。(例:操作画面が変更され、新たなブロックやスプライト、背景などが追加されました)

これは左がv1.4、右がv.2です。ご覧のように見た目も異なります。

記事執筆時点では現在のRaspbianではScratch 3には対応していません。
ただ、MITと連携してテスト中とのことなので、近いうちに搭載されると思います。

Raspbianが3つのバージョンに分かれました。

先日のバージョンアップで、これまでのデスクトップ環境版がbaseイメージとなり、オススメのアプリケーションがたくさん入ったfullイメージと分けられ、Scratchはfullイメージ版にしか標準でインストールされていません。

  • Raspbian Stretch with desktop and recommended software (fullイメージ)
  • Raspbian Stretch with desktop (baseイメージ)
  • Raspbian Stretch Lite (デスクトップなし)

baseイメージ版の場合は別途、インストールが必要です。

sudo apt-get install scratch2

インストールが終われば、メインメニューのプログラミングに表示されます。

メニュー内にあるScratch2

日本語の表示も選ぶだけ

ご心配される日本語の表示も言語ボタンから選ぶだけです。簡単ですね。

それも平仮名だけと漢字交じりと2つ選べます。

Scratch2の言語選択

それぞれ、選んでみてください。一瞬で変わります。これで英語も覚えてくれたらと思うのは欲張りですか?!

英語のメニュー
英語
ひらがなのメニュー
ひらがな
日本語のメニュー
漢字交じり

これから小学生も中学生も問題ありません。無論、大人も!

教材も無料のPDFがある

Scratchの公式サイトには、チュートリアルがあります。閲覧も利用も無料です。アカウントを作れば共有でき、世界中の子供達の作ったサンプルを動かせて習えます。

こういう仕組みは積極的に利用しましょう。

PDF形式ですべてのチュートリアルがダウンロードできます。それを印刷すれば基本教材の出来上がりです。配布も問題ありません。何なら教える生徒からお金を取ってもOKなのです。(クリエイティブ・コモンズ表示—継承はある)

更にカード型も販売しています。

トレーディングカードならぬコーディングカード(Scratch)
Scratch公式サイトでは、Scratchのコーディングカードが販売されています。これはサイトに初心者用チュートリアルをカードにしたものです。調べてみると日本のAmazonでも輸入され販売...

ライセンス権利もほぼ気にせず、とにかく無料で使えるプログラミング学習ソフトはScratchしかありません。
カード型のチュートリアルも含め、お子さんの興味を示す切っ掛けになると思います。

最後に

ラズパイは安価なうえ、比較的に簡単なセットアップが可能です。そのうえ、学習するアプリケーションも参考資料も揃っているのは、やらないことの方が損に思えてきます。世界中で流行っているのが分かりますね!

ここ最近では日本でも書籍が増えてきました。

それでもあまり多くはありません。順番に購入して親子でチャレンジしてみてください。

親子でトライするのは、プログラミング学習よりも色んな意味で大事なことではないでしょうか。

プログラミング学習もラズパイで解決できるお話でした。
教育現場からは以上です!

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