【更新情報】Raspberry Pi OS これまでよりもデスクトップ環境を意識した更新内容、PulseAudio、CUPSの採用など

ニュース

今回の更新で目を惹くのは、音声出力がALSAからPulseAudioへ変更になった点です。また、CUPSに対応したのでRaspberry Piから印刷をする設定が容易になりました。(プリンターに依ります)他にも今年に導入されたOrcaスクリーンリーダーと画面の拡大鏡プラグインが改善しています。

先日、公式ケースに取り付ける冷却ファンがリリースされました。Raspberry Pi OSの設定のパフォーマンスタブでファンのコントロールオプションを選べます。このアップデートも含まれています。(https://www.raspberrypi.org/blog/new-raspberry-pi-4-case-fan/

既に発売されているキーボード一体型「Raspberry Pi 400」用に電源用LEDランプが配置されていますが、これもシステムタブからオプションの利用が可能になります。

総体的にデスクトップ環境を配慮した方向性になっているように思います。

なお、注意されたいのは、32bit版ですよ、ってことです。64bitではPulseAudio入れたらハングアップしたとコメントもありましたので、64bitベータ版の人は指をくわえて見ていましょう!

追記:古いALSA構成ファイルの削除方法(12/11)

更新方法

既にRaspberry Pi OSで利用している人はコマンドで一発です。

sudo apt update
sudo apt full-upgrade

いつものリポジトリ一覧をアップデートしてから、今回はフルアップグレードコマンドです。

途中の質問は基本はYESでOKです。(-y のオプションを追加してあげると自動的にYESになります)

そして、PulseAudio Bluetoothサポートをインストールするには、別にまたコマンドでインストールします。

sudo apt purge bluealsa
sudo apt install pulseaudio-module-bluetooth

そして再起動します。

タスクバーにあるボリュームと入力セレクターをALSAからPulseAudioに切り替えるには、タスクバーの空白の領域を右クリックして、「パネルアイテムの追加と削除」から行えます。

VolumeControl(ALSA / BT)を削除してVolume Control(PulseAudio)を追加してください。

なお、もしもなんだかおかしいなーという時は、古いALSAが悪さしていることがあります。その場合はホームディレクトリにある隠しファイル「.asoundrc」を削除してあげると幸せになるそうです。

rm ~/.asoundrc

もちろん、全ての人にあるわけではありません。通常通りに使っていた人は大丈夫だと思います。

追記:オーディオに不具合がある場合

Raspberry Pi 公式ブログで追記がありました。

どうやらまだ困ったバグが存在するようです。これは新しいPulseAudioと、以前の古いALSA構成ファイルが残っていることが原因のようです。

これは以下のコマンドでpurge(削除)してあげることで解決します。

sudo apt purge pimixer

これからの人は

「Raspberry Pi OS Imager」というオールインワンでmicroSDカードへ書き込めるツールが公式から出ています。そちらから最新のOSをダウンロード&書き込みをしてください。

Raspbianのなどの書き込み総合ソフト「Raspberry Pi Imager」がリリース
Raspberry Pi OS のインストールは、公式ツール1つだけでOK

https://raspida.com/wp-content/uploads/cropped-raspida-red-face-480x480.jpeg
パイレッド

便利になったもんじゃのー(しみじみ)

リリースノート全文

以下、リリースノートの内容です。

https://raspida.com/wp-content/uploads/raspida-green-face-300x300.jpeg
パイグリーン

いつものように翻訳はほとんど修正が要らなくなったGoogle翻訳さんです。

2020-12-02:
PulseAudio now included and running by default
(PulseAudioが含まれ、初期状態で実行されるようになりました)

Bluealsa Bluetooth interface removed – Bluetooth audio is now handled by PulseAudio
(BluealsaBluetoothインターフェースが削除されました - BluetoothオーディオがPulseAudioによって処理されるようになりました)

LXPanel volume control plugin replaced with PulseAudio version
(画面上部のLXPanelボリュームコントロールプラグインがPulseAudioバージョンに置き換えられました)

Version 84.0.4147.105 of Chromium web browser included
(ChromiumWebブラウザのバージョン84.0.4147.105が含まれています)

Version 3.3.0 of Thonny included
(Thonnyのバージョン3.3.0が含まれています)

Version 32.0.0.453 of Flash player included - note that this will be the final release of Flash, as it is end-of-lifed at the end of 2020
(Flashプレーヤーのバージョン32.0.0.453が含まれています - Flashは2020年の終わりにサポートが終了するため、これがFlashの最終リリースになることに注意してください)

CUPS printer system included, along with system-config-printer CUPS GUI and HP printer drivers
(system-config-printerとして、CUPSGUI、HPプリンタードライバーと一緒にCUPSプリンターシステムが含まれています)

raspi-config menu structure rearranged to match Raspberry Pi Configuration tabs
(raspi-configメニューの構造がRaspberryPi設定タブに一致するように再配置されました)

Control for GPIO-connected fans added to raspi-config and Raspberry Pi Configuration
(raspi-configおよびRaspberryPi設定にGPIO接続ファンの制御が追加されました)

Control for power / activity LED on Pi 400 and Pi Zero added to raspi-config and Raspberry Pi Configuration
(Pi400およびPiZeroの電源/アクティビティLEDの制御がraspi-configおよびRaspberryPi設定タブに追加されました)

Improved screen reader voice prompts in several applications
(いくつかのアプリケーションでのスクリーンリーダーの音声プロンプトの改善)

Added ctrl-alt-space shortcut to install Orca screen reader at any point
(どこでもOrcaスクリーンリーダーを使えるようにctrl-alt-spaceショートカットを追加しました)

Low voltage warnings added to battery monitor plugin
(バッテリーモニタープラグインに低電圧警告が追加されました)

Magnifier plugin zoom can now be changed with scroll wheel when pointer is over icon
(ポインターがアイコンの上にあるとき、拡大鏡プラグインのズームをスクロールホイールで変更できるようになりました)

Change to notification popups - now will only close when clicked on directly, not by clicking anywhere
(通知ポップアップへの変更 - どこかをクリックするのではなく、直接クリックした場合にのみ閉じるようになりました)

Bookshelf now made compatible with translated versions of books and magazines, and will offer translated versions where available, based on system language setting
(Bookshelfは、書籍や雑誌の翻訳版と互換性があり、システム言語設定に基づいて、利用可能な場合は翻訳版を提供します)

Bug fix - crash in CPU temperature plugin when throttling detection fails
Bug fix - if Orca is running, shutdown commands and shutdown dialog will force kill it to prevent it locking up the reboot or shutdown process
(バグ修正 - スロットル検出が失敗するとCPU温度プラグインがクラッシュする
 バグ修正 - Orcaが実行されている場合、シャットダウンコマンドとシャットダウンダイアログは、再起動またはシャットダウンプロセスをロックしないように強制的に終了します)

Various additional language translations added
(様々な追加の言語翻訳が追加されました)
Various minor bug fixes and UI tweaks
(様々な軽微なバグ修正とUIの調整)

Raspberry Pi firmware b324aea801f669b6ab18441f970e74a5a7346684
Linux kernel 5.4.79

リリースノート:https://www.raspberrypi.org/software/operating-systems/

\ Raspberry Pi 4はメモリー8GBが最新 /

【セット概要】「データーベース」「Webサーバー」「NAS」「AI処理」「4K画像での2画面処理」などの高負荷がかかる処理を、長時間稼働させるのに必要な負荷テスト行い、当社で厳選した高品質なパーツを組み合わせたセットです。高品質なAnker製USB電源の採用、トラブルの原因になりやすい電源周りをデジタルモニターリングできるをType-Cケーブル、Raspberry財団認定モデル 高速タイプ 100MB/sec 128GB MicroSD、静音FANによる強制冷却など、高負荷運用でも長期に渡る安定稼働が可能です。また単品でご購入いただくよりお得です。

参考になる動画

こちらの動画でイメージできると思います。ご紹介しておきます。

Raspberry Pi OS の更新情報でした。

公式https://www.raspberrypi.org/blog/new-raspberry-pi-os-release-december-2020/

ラズパイダ

ラズパイダ

学べる楽しむ便利になる。小さいくせにヤケにパワフル。そんなRaspberry Pi をまだ知らない人に伝えたい。様々な場所で利用されているRaspberry Pi を知って「あっ、これもラズパイだっ!」だからラズパイダ!

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