デスクトップ環境が充実したRaspberry Pi OS「bullseye」にバージョンアップ!

Raspberry Pi OSが11月8日、Debian同様に「bullseye」へバージョンアップしました。本家Debianが2年振りにバージョンアップ!を果たし、Raspberry Pi OSの対応が長らく待たれていた。(リリース日は2021-10-30付け)

今回はGTK+3の採用などGUIが少しリッチな表現になり、見た目が他のLinuxのOSに近づいた印象です。

気になる人は、早速ダウンロードして試してください。(メジャーアップグレードは推奨されていません)

目次

GTK+3

スクリーンショットのように先ずは見た目が異なることが分かります。

他のLinuxディストリビューションのような見た目に近づいたのは、ウィンドウマネージャーにGTK+3が採用されたからです。これまではGTK+2でした。

今回も主にRaspberry Piというハードに合わせたバージョンアップに仕上がっています。

リリースノートをみてみます。

スタートアップウィザードは、必要に応じて日本語フォント+日本語入力環境(fcitxとMozc)をインストールするようになりました。

これでセットアップウィザードで言語をJapaneseにすれば、最初から日本語の環境が手に入るようになります。これは便利ですね。

GTK+3の採用により、ウィンドウマネージャーmutterが使用されています。mutterがウインドウのアニメーションやウィンドウの影などのシェーディングを行います。

全てのウィンドウに対して行うため、メモリーはこれまでよりも多く消費します。

そのため、メモリーが2GB未満のRaspberry Piでは、mutterの代わりに古いオープンボックスウィンドウマネージャーが引き続き使用されます。

Raspberry Pi 4 の4GBがあれば動作に支障はないでしょう。

ダウンロード

ダウンロードしてmicroSDカードへ書き込むのに、Raspberry Pi OS Imagerを利用してください。

Imagerのアプリケーションはこちら

イメージファイルとしてダウンロードしたいのなら、こちら

リリース日は2021年10月30日で32bit版のみ

なお、baster → bullseye へはメジャーアップデートのため、通常のアップグレードコマンドではできません。システムが深いところで変更になっているので、新規にインストールすることが推奨されています。

大幅に変更になっているため、アップグレードではどうしても不具合は避けられません。

新たなmicroSDカードを手に入れ差し替えて使用することをラズパイダとしてもオススメします。

標準でメニューから選べるコピーツールを用いて、既存のbasterを丸ごと別のmicroSDカードへコピーしておくと、後から差し替えるだけで元の環境に戻れます。

ファーストインプレッション

細かい点ですけど、日本語にまつわる事はRaspberry Pi 初心者には嬉しい。

これからじっくりと使ってみないと何ともいえませんが、見た目が良くなるのは操作したくなる点として重要です。デザインって大事ですよね。

益々、Raspberry Pi をデスクトップPCライクに使いたくなりました。

Ubuntuや他のLinuxを使ったことがある人には驚きは少なく、非常に細かいアップデートされた印象です。

64bit版は正式にリリースされていない様子ですから続報に期待したいところです。因みに、64bit版を試したい場合、最新は今回の発表に合わせて11月8日付けバージョンがありました。(ベータ版)

Index of /raspios_arm64/images/raspios_arm64-2021-11-08

アップデートのニュースでした。

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コメント

コメント一覧 (8件)

  • こんにちは
    ついに、bullseye登場という印象です。

    記事中に、「メジャーアップグレードは推奨されていません」 とありますが、やれば出来るということでしょうか?

    3B+での運用は難しい?

    実は、3B+ で、WordPressを組んでしまっているので、このまま使いたいのです。
    出来れば、メジャーアップグレードで使えれば良いけど…、と思っております。

    お知恵を借りれれば有り難いのですが。よろしくどうぞ。

    • ども。いつもありがとうございます。

      やはりサポートされていないので、オススメはできませんね。
      出来る手段はあっても、公式側でそのプロセスは作られていないので、不具合があると言っているようなものですから。

      今後、正式にアップグレードのリリースがあれば、やってみるのはアリだと思っています。(それでも恩恵はあまりないかも)

      3B+でも新規なら問題ないですけど、新機能などの恩恵はないでしょう。メモリーが1GBしかありませんから、結局新しいGTK+3は動かないです。

      特にRaspberry Piのように、毎度ハードがアップデートされる時に根本の仕様が変わっているので、最新の基板以外は最新のOSの恩恵は無さそうです。
      そういう意味でいうと、Appleは5回くらいアップグレードしてもまだ普通に使えるのは有り難い。

      私も人柱でやってみようと思いましたが、調べても潰せない事もあるようですので、やはり辞めました。

      3B+でWordpressで楽しんでいらっしゃるのは共感します。仮にどうなってもいいローカルサーバーがあると助かりますよね。公開されているなら別ですけど。

  • 丁寧なご回答、ありがとうございます。

    やはり、bullseye は、4Bの方で試してみることにします。

    何か有った際には、また宜しくおねがいします。

  • bullseye(32ビット) でのUSBメモリからのブートはどうなんでしょうか?
    こちらでは、SDcopier でコピーした限りでは、ブートできませんでした。

    ご所見お願いします。

    • ども。いつもありがとうございます。

      USBメモリーから起動できませんか?
      流石にそれだとOSをリリースできないと思うので、他の原因のような気がしてなりません。

      それはRaspberry Pi4ですよね。
      SDCopierということは、一旦microSDカードにbullseyeを書き込んで起動して、それからUSB起動させるようにraspi-configで設定した、ということですよね。

      んー。バグなんでしょうか。分かりません。

      ※もしもRaspberry Pi4が既にUSB起動OKの状態の固体なら、USBメモリーにいきなりbullseyeを書き込んでもOKですよ。

  • (Advanceの項目で)、ネットワークブートを選択しておったためでした。

    SDCopierでのコピー作業で出来たUSBメモリーで無事起動できました。
    ただ、Diagnosticsでは、2本のUSBメモリー共に、”Fail” になりました。
    mSDカードも、Teamsのものは駄目で、サンディスクは”Pass” しました。

    以上です。

    お騒がせして済みませんでした。  

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