子供用はじめてのRaspberry Pi周辺機器の選び方–基本編

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Raspberry Piを小学生にプレゼントする場合に揃えると良いだろうと思われる製品を選定してみました。本体ではなく周辺機器です。

全てを購入して試した訳ではありません。費用対効果を含め、なるべく費用を抑えた中で良い品を選んでみました。

子供用と銘打っていますが、どなたにも共通するポイントをお伝えします。選び方の参考にしてみてください。

選ぶ条件

今では当然ですけど、セットで販売されている方がお得になります。しかし、内容によっては必要無い品や既に持っている物もありますから、初めてではないなら個別に購入したいところです。

この辺は好みもありますね。ちょうど昔に流行ったPC自作と同じような感覚があります。

高価なら良いのは当たり前です。メーカーや機能性はこだわって選びたいので、条件としてとにかくできるだけ安価な品から選びました。

なるべく安価で高性能(コスパ重視)

はじめてのラズパイとして与えるには、壊わす、または飽きる、ということも視野に入れてあまり高価な製品は必要ありません。もし興味が沸いてくれば部材などにお金をかけて、子供のアイディアや取り組みを応援したいですね。書籍を追加したり、何かイベントに参加したり、そういったことにお金をかけましょう!

そもそもRaspberry Piは教材としてそれほど高価ではありません。トライアンドエラーで続けるためにも基本の一式から始めましょう。

もちろんセット品でも充分です。手持ちに余っている品があるならそれでもOKです。汎用的な物なので難しいことはありません。ただ、少し気をつけて購入した方が良いためここでご紹介します。

セット品は別にまとめてありますので、そちらをご参考にしてください。ここでは触れません。

ここでは、Raspberry Pi本体以外に必要な物の内、キーボードとマウス、ケース、USB電源アダプター、そしてモニターのオススメになります。

キーボード&マウス

キーボードとマウスはBluetoothで接続する製品も多くなりました。しかし、そこまでは必要無いと思います。それにどうしても僅かなタイムラグが発生する製品もあります。これは実際に使わないと分からない部分です。

また、ペアリングをするのにRaspberry Piでは少し面倒と思われるかも知れません。GUIでも可能ですが、上手く設定できない場合はどうしてもコマンド操作になります。現在はスムーズに接続できるので、オススメしない訳ではありません。但し価格は倍にはなるでしょう。

では、抑えるポイントをご説明します。

キーボード

テンキーのないキーボードがオススメです。大きさという点でアドバンテージもありますし、少しでもキーが少ない方が良いでしょう。ただ、変則的な配列は避けた方がいいです。他のキーボードを使う際に苦労します。

初めてだから標準が望ましいと思います。慣れとは恐ろしい物で修正は大変なんですよ。

接続方法はBluetooth接続、Wi-Fi接続、有線などあります。ここでは敢えて有線式にしましょう。コスパの問題が一番の理由です。やはり電源が必要無いというのも利点です。

キーボードは元々が据え置きで使う物です。それにRaspberry PiならUSBポートがしっかりありますので、Raspberry Pi Zero W系でなければ有線式で必要にして充分だと思います。

主なポイント

  • テンキーがない
  • キー配列が標準
  • キーが平ら過ぎず高すぎない
  • メンブレン式は安い
  • 有線式でOK

サンワサプライの製品にちょうと良いのがあります。しかもキートップの印字が比較的に大きくて読みやすいのも助かります!

マウス

マウスも余っていればそれで構いません。有線でも無線でも良いでしょう。ただ、大きさは小さい方が良いです。子供の手に馴染んだ方がイヤになりませんし、思うように動かせて楽しいからです。

更に、5ボタンマウスなどの機能が無い物が望ましいと思います。これもまた標準の機能だけで充分だからです。

接続も有線なら圧倒的に安く購入できます。そうだとしても主流ではないのであまり選べませんし、高くなると言っても1,000円以下の話です。ここは無線式でイイでしょう。

これもBluetooth接続がありますが、マウスはWi-Fi無線式が望ましいと思います。

操作する際に有線は邪魔で仕方ありません。それにキーボードと異なり電池が持ちます。充電式の電池でもOKですからコスパも良いです。Bluetooth接続でも同じですが、ちょっと価格が違い過ぎます。

主なポイント

  • 2ボタンマウス
  • 小さめ
  • Wi-Fi無線式

これなら全てに合致しています。

顔が描かれて子供受けもバッチリです。もしくは兄弟が居るなら色違いもオススメです。

ケース

ケースは好き好きもありますから、オススメの範囲は広くてどれを購入しても特に問題はありません。(ケース無しは避けましょう)

お子さん向けという点から色味やカタチと、電子工作を視野に入れるとGPIOにもアクセスし易い方が良いでしょう。

あまり凝った物は必要ありません。基本として埃から基板を守るという事と、それなりに剛性がある物が望ましいです。

主なポイント

  • 色味や形状
  • GPIOへのアクセス
  • 基本を抑えた品

そこで、透明なケースはどうでしょう。個人的に一番推している3ple Decker製です。

透明なので何だかワクワクしますし、ケースの色も5色から選べます。また、ケースに基板を固定するのにはめ込み式では無くてネジです。これは使うと分かります。

また、GPIOの開口部に蓋が付いていて取り外せます。使わない時は蓋で埃をシャットダウンです。しかも、GPIOのピンアサインシールが付いていて貼り付けておけば、とても分かり易く繋げます。

そして、価格もリーズナブルです。公式の物よりも秀逸だと思っています!

Raspberry Pi基板とセットになった製品もあり一緒に購入できます。3Bのセットです。

Raspberry Pi 3 Model B+  ※RaspbianOSは2018-03-13以降のバージョンが対応。Raspberry Pi 3 Model B用ケース(Clear)、ゴム足+ネジセット

\ Raspberry Pi 4はメモリー8GBが最新 /

【セット概要】「データーベース」「Webサーバー」「NAS」「AI処理」「4K画像での2画面処理」などの高負荷がかかる処理を、長時間稼働させるのに必要な負荷テスト行い、当社で厳選した高品質なパーツを組み合わせたセットです。高品質なAnker製USB電源の採用、トラブルの原因になりやすい電源周りをデジタルモニターリングできるをType-Cケーブル、Raspberry財団認定モデル 高速タイプ 100MB/sec 128GB MicroSD、静音FANによる強制冷却など、高負荷運用でも長期に渡る安定稼働が可能です。また単品でご購入いただくよりお得です。

USB電源アダプター

このUSB電源アダプターは曲者でして・・・、Raspberry Pi 3と3B+の場合、最低でも5V2.5Aが必要です。3B+の推奨は5V3.0Aです。

最近では大体が3Aの製品ばかりになりましたので、それほど神経質にならなくても大丈夫ですが、一応気をつけましょう。

いくつも購入して使用してきた経験から、その中でもPhysical Computing Labのフル負荷検証済というのは安心感が大きいと思います!

もちろん、そんなに負荷かけないよー!と思われますけど、キーボードにハブ機能が付いている製品であっても雷マークが出てくることがあります。画面右上に出る雷マークは電力が不安定な時に表示されます。

意外なところでそうなっていて、予期せぬエラーに見舞われることが何度かありました。余裕をもったアダプターで余計なトラブルを防止した方が面倒ではありません。

スイッチ付きのケーブルも嬉しいですけど、それよりも電源部分のサイズが小さいのがオススメなんです。電源タップに収まりやすいですよ。

どうしても大きさによってコンセントに付かない場合、短い延長コンセントがあると超絶に便利です!

以前は100円ショップにもよく見つかりました。今はどうだろう。

モニターは据え置き型

モニターは出来るだけ安くという条件なら5インチでも7インチでもよくなってしまうため、敢えて通常のモニターを選んだ方が使い勝手は良いと思います。但し、小ささと引き換えに据え置き型にはなります。

子供に丁度良いと思われる10インチ程度のサイズは比較的に価格が高く思えてしまいます。むしろそれ以上のサイズが値下がっている価格なので、小ささを取るかコスパを優先するのかで判断します。

コスパ優先ならばメーカー製ということも踏まえ、以下の最低条件は必須です。

  1. フルHD(解像度1920×1080)
  2. HDMI端子有り
  3. スピーカー付き

これならば、価格帯は11,000円以下の約1万円で購入可能です。メーカーもAcerやIOデータ、DELLやBenQなども対象になります。

サイズも21.5か24で大きさは充分です。

まとめ

いかがでしょう。購入の参考になりましたでしょうか?

ここに挙げていない製品で、より優れている物はまだまだあります。コスパ重視で、はじめてのラズパイ用に考えると、この辺が妥当だと思っています。

悩みどころはモニターですね・・・。

自宅にHDMI端子のあるモニターが余っていればそれで良いでしょう。新たに入手するとなるとここは本当に悩ましい。

お下がり形式なら、親御さんとして新しいモニターが手に入りますのでオススメです!!!

最後に、テキストをどうするかということもあるでしょう。関連書籍も多くなりました。日本では日経BP社の書籍が子供向けに優れていると感じました。

可愛いイラストが豊富で、比較的に大きな文字で、ふりがなもすべて振ってあるので読み安いと思います。

本当は親御さんがマンツーマンで教えてあげる方が喜ぶと思いますので、先ずは子供よりも先に知っておく方が大事だと思います。頑張ってください。

最後までお読みいただいてありがとうございます。「お子様向けのはじめてのラズパイ製品の選び方」でした。よろしけば他の記事もご覧になってみてください。

ラズパイダ

ラズパイダ

学べる楽しむ便利になる。小さいくせにヤケにパワフル。そんなRaspberry Pi をまだ知らない人に伝えたい。様々な場所で利用されているRaspberry Pi を知って「あっ、これもラズパイだっ!」だからラズパイダ!

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