LibreELECを放熱対策したラズベリーパイ4Bにセットアップ

LibreELEC

ラズベリーパイ4Bの放熱対策として、ヒートシンク&冷却ファン+オープンケースを用意しました。それを重ねて2台のラズベリーパイ4Bにそれぞれ役割を与えてみます。

1台にLibreELEC、もう1台にOpenmediavaultを使った簡易NASサーバーにします。

この記事では簡単なLibreELECをセットアップをご紹介します。画像をたくさん用意したので、比べながら進めてみてください。

注:イメージは記事執筆時点で「LibreELEC-RPi4.arm-9.1.501.img.gz」です。

ほぼ起動させるだけ

ラズベリーパイを1Aや2Bの頃から使い始めた人には拍子抜けるほど簡単になりましたね。

ラズベリーパイの種類に合ったイメージファイルをダウンロードして、microSDカードへ書き込み起動させるだけで、特にトラブルはありませんでした。

必要なことは初めのセットアップ(設定)だけです。

ダウンロード&書き込み

LibreELECの場合、ダウンロードしmicroSDカードへ書き込むには主に2つの方法があります。

  1. LibreELEC専用のLibreELEC USB-SD Creatorを使う
  2. ダウンロードしたイメージファイルをbalenaEtcher等で書き込む

ダウンロード先:https://libreelec.tv/downloads_new/

LibreELEC専用ソフト

どちらでも結果は同じです。確実なのはイメージファイルをダウンロードすることですが、より一層簡単に済ませたい場合はLibreELEC USB-SD Creatorが便利です。

普段はEtcherを使っている私も、各種バージョンの確認もできるうえ、Show allのチェックボックスを有効にすれば、ベータバージョンもダウンロードできる点が気に入っています。(画像右側のチェックボックス)

LibreELEC USB-SD Creatorは僅か4ステップでダウンロードから書き込みまで行えるオールインワンのアプリケーションです。(Windows、MacOS、Linux対応)

マルチプラットフォームのアプリケーション

汎用的な書き込みソフト

イメージファイルからmicroSDカードへ書き込むのはbalenaEtcher(旧名:Etcher)が便利です。

こちらEtcherなら、LibreELEC以外の様々なイメージファイルを書き込むことが可能な汎用性があります。

こちらもマルチプラットフォームのアプリケーションで、僅か3ステップというお手軽さです。既に有名になっています。まだの方はこの機会にインストールしてみてください。

balenaEtcher:https://www.balena.io/etcher/

起動して設定する

ラズベリーパイにmicroSDカードを入れ、その他HDMIケーブルなど繋ぎます。今回はキーボードとマウス、PCモニターを繋ぎセットアップしました。この方法は更に簡単にセットアップが済ませられます。

簡単に済ませるセットアップ

デスクトップPCのように全てを繋ぐ

  • モニター
  • キーボード&マウス

慣れてくればSSHで別のマシンから接続して設定も可能ですが、LibreELECの場合はUI画面で操作するだけあって、何もコマンドで行う必要はありません。

起動後の画面はセットアップウィザード

以下、画面のようにセットアップウィザードが表示されます。マウスとキーボードを使って操作してください。後でも詳細に設定が出来ますので、仮に失敗しても大丈夫です。

ホスト名の設定

Language(言語)を選択可能なものの日本語はありませんので、そのまま進んでください。

ホスト名を決められます。デフォルトでは「LibreELEC」です。そのままでも構いませんし、変更しても構いません。変更するには矢印のようにマウスでクリックすることで入力の画面が表示されます。仮想キーボードです。今回はキーボードで入力してください。

ネットワークの設定

LibreELECの場合はメディアサーバーにします。そのため安定して速い有線LANを利用した方が無難でしょう。もちろんWi-Fiでも構いません。

  • 有線LANの方が安定して速い
  • ラズベリーパイ4はギガビットイーサネットに対応

もしもWi-Fiの設定であれば、パスワードを求められます。

SSHを有効

SSHは他のマシンから遠隔で操作したい場合に利用します。ここではボタンを押して有効にするだけです。もしもアドオンのAmazonVODを利用したい場合は必要になります。

なお、こちらもパスワードを求められます。大文字小文字入れて8文字以上で無ければなりません。

画像のようにSambaは最初からONになっています。

このぐらいでセットアップウィザードは終了します。終わるとメニュー画面が出ていますので、続いてメディアサーバーとしてLibreELECの設定に移りましょう。

\ Raspberry Pi 4はメモリー8GBが最新 /

【セット概要】「データーベース」「Webサーバー」「NAS」「AI処理」「4K画像での2画面処理」などの高負荷がかかる処理を、長時間稼働させるのに必要な負荷テスト行い、当社で厳選した高品質なパーツを組み合わせたセットです。高品質なAnker製USB電源の採用、トラブルの原因になりやすい電源周りをデジタルモニターリングできるをType-Cケーブル、Raspberry財団認定モデル 高速タイプ 100MB/sec 128GB MicroSD、静音FANによる強制冷却など、高負荷運用でも長期に渡る安定稼働が可能です。また単品でご購入いただくよりお得です。

日本語表示へ変更

この日本語表示へ変更する方法も以前に比べると簡単になりました。一つだけ注意点があるとすれば、先にフォントを変更することです。

先にフォント(FONT)を変更して日本語表示へ

メインメニュー上部の歯車マークであるセットアップから、Interfaceを選びます。(鉛筆と定規のアイコンです)

その中にあるSkin - Fontsを選択し、2つある内の1つ「Arial BASE」を選んでください。

その後にRegional - Languageを選択して「Japanese」を選んでください。

注:もしも逆になって文字化けした場合、上の画像を頼りに位置を特定してFontsをArial Baseにしてあげれば結果は同じになります。

順番が大事です。

  1. Arial Base
  2. Japanese

同じ画面にあるタイムゾーンや日付け形式など、任意で変更してください。もう日本語になっているので特に迷うことはないと思います。

念のため、タイムゾーンとWi-Fiの国設定はしておきました。

バックアップ

他の設定は任意で行います。何をしたいのかにも依りますし、設定の環境によってことなります。ここでは省略します。

そのために一度この時点でバックアップを取っておくと良いでしょう。

設定-LibreELEC-システムにバックアップがあります。また、その下には初期値にリセットもできます。

時間があれば、歯車マークの設定画面メニューは一通り眺めておくと良いでしょう。意味が分からない物は触らずに、確信が持てる箇所は積極的に設定してみてください。

間違ってしまいよく分からない時は、バックアップから復元か、初期値にリセットすることで解決することもあります。

もちろん、microSDカードが破損して起動しない場合などは別です。初期状態ではバックアップ先がmicroSDカード内になっているからです。

USB外付けHDDを繋ぐ

今回ラズベリーパイ4でLibreELECを利用する利点の1つにUSB外付けのHDDがあります。やっとUSB3.0に対応したためです。

これまでは3B+であろうが2Bであろうが、USBの転送速度がボトルネックになり、家庭内ネットワークが高速でも意味がありませんでした。3B+のWi-Fiが5GHzに対応しても同様でした。今回のUSB3.0ならば、遅いとは思わないレベルになりますので、より一層快適に使えますね。

外付けのHDDを繋ぐ場合、フォーマットはMacやWindowsでも利用可能なexFATが便利でしょう。もちろんLibreELECでしか使わないのならば、Linuxのフォーマットext4でも構いません。

今回はもう一つのラズベリーパイをサーバーに仕立て上げ、そこを参照することで各種メディアファイルを再生させるようにします。もちろん、そのままUSB外付けのHDDにメディアファイルを入れて繋げば、簡単に再生することが可能です。

AmazonVODアドオンの導入

このAmazonVODアドオンを導入すれば、プライム会員の特典であるプライム・ビデオがこのラズベリーパイで再生できます。

これまでもLibreELECの他にOSMCでの導入方法も記事にしてきました。

改めてこのラズベリーパイ4Bでの手順をご紹介します。

  1. AmazonVODリポジトリのダウンロード
  2. リポジトリであるZipファイルをLibreELECに転送
  3. リポジトリのインストール
  4. インストールしたリポジトリからAmazonVODをインストール
  5. AmazonVODの設定

結果として1発でフルHD画質のプライム・ビデオが再生されました。では、順番にみていきましょう。

AmazonVODのリポジトリのダウンロード

先ずはじめに、このリポジトリとは? 解りづらいですね。

リポジトリ(Repository)

超かんたんにご説明すると「導入するソフトウェアへの道順を記憶するホットライン」のように考えてください。このリポジトリをインストールすることで、ネットにあるソフトウェアとリンクできるので、簡単な現象としてバージョンアップが行えます。

当たり前のことですが、OSに導入されたソフトウェアもこのリポジトリと同じ役割があって、バージョンができるよーと伝えてくれています。これを勝手なソフトウェアにも適用するためだと考えてください。

正確には、意味合いも異なり足りない説明になりますが、そもそもこのホットライン状態でないとアドオンがインストールできないと思ってください。

手順としてリポジトリを介してインストールやバージョンアップすることになります。

実際にダウンロードします。他のマシンで以下のアドレスからダウンロードしてください。

Sandmann79リポジトリ:https://github.com/Sandmann79/xbmc/releases

「repository.sandmann79.plugins-1.0.2.zip」をダウンロードします。

LibreELECに転送する

LibreELEC側からインストールを行いたいので、このZIPファイルをそのままLibreELECへ送ります。送る方法として、Sambaが既に有効になっていますので、他のマシンから参照できると思います。

画面はMacOSになりますが、このようにSambaの共有フォルダのDownloadsなどにコピーしてください。ドラッグアンドドロップで構いません。

先のセットアップで、特に何も設定していない場合は、パスワードなしで他のマシンからアクセス可能です。もしもIDとパスワードを設定したのなら、それを聞かれますので入力することになります。

※どうしても解らなければ、USBメモリーに入れてラズベリーパイへ繋げてください。後でその場所を参照すれば同じことになります。

Zipファイルからインストール

先程のZipファイルはDownloadsにコピーしたので、それを選んであげます。

画像左上から右、左下、右下へ進めてください。

リポジトリからインストール

今度はそのインストールを終えたリポジトリからAmazonVODをインストールします。

sandmann79リポジトリを選ぶと、どのいくつかアドオンが出てきますが、「ビデオアドオン」の中にあるAmazonVODをインストールします。(もう一つのAmazonはドイツ用です)

その後の画面はOKで進めてください。

AmazonVODの設定

AmazonVODは細かい設定が可能です。

しかし、基本はデフォルトのまま、Amazonアカウントを設定するだけで済んでしまいます。

設定の出し方は、先程のAmazonVODを右クリックし設定、もしくは画面全体の左メニューからも設定に行けます。

この中にあるConnection(接続)にSign In...(サインイン)をクリックして、AmazonのIDとパスワードを入力してください。恐らくスマホにパスコードが送られてくるので、それも入力すれば設定は完了で、何もしなければずっとログインを維持してくれます。

Amazonプライム・ビデオの視聴する

メインメニューのアドオンにAmazonVODが大きく表示されてますので、それをクリックし、辿っていけば視聴可能です。

但し、最初に再生をさせた時だけ、セットアップがあります。

これを設定する中、インストールを促されます。主に2つあり、どちらも「インストールしますか?」の問いに「Yes」でインストールしてください。

最後にChromブラウザをダウンロードしますが数分の時間がかかります。

コンテンツ画像はAmazonプライム・ビデオ

タイトルの白い文字が追加料金なしで視聴できるプライム・ビデオです。オレンジの文字は有料コンテンツです。

特に何もトラブルなく再生されると思います。

画像はAmazonプライム・ビデオ

もしもAmazonプライム会員であれば、ラズベリーパイを手に入れてトライしてみてください。

温度は?

放熱問題が気にかかるラズベリーパイ4Bなので、LibreELECのシステム情報から得られる温度はどうなっているでしょう?

10月初めの夜、真夏とは異なりだいぶ涼しい季節にしても、かなり冷えています!

冷却ファン+大型ヒートシンク+オープンケースの場合

画像のように38℃まで下がります!実際にアイドリング状態が長いと、34℃という数字も確認しています。

動画を再生した後でも41℃くらいだったため、これまでのヒートシンクのみでアルミケースに入れていたラズパイ3B+は62℃くらいが平均でしたので圧倒的に冷えています。侮れないなオープンケース・・・。

恐らく一番に効果的なのは冷却ファンです。もちろんオープンケース(開放型)での運用がそれに継ぐ効果があるでしょう。

ヒートシンクも重要ですが、冷却ファンとのセットが効果的です。

  1. 冷却ファン(5V接続)
  2. 開放型オープンケース
  3. 大型ヒートシンク

残る問題はだけです。24時間365日の連続運転では目に見えない埃が徐々に溜まっていきます。何かしらの方法でなるべく埃の侵入を防ぐ設置をして考えましょう。

充分な隙間がある大きめのボックスに収納するのが簡単で費用も安く済みそうです。

【セット概要】「データーベース」「Webサーバー」「NAS」「AI処理」「4K画像での2画面処理」などの高負荷がかかる処理を、長時間稼働させるのに必要な負荷テスト行い、当社で厳選した高品質なパーツを組み合わせたセットです。高品質なAnker製USB電源の採用、トラブルの原因になりやすい電源周りをデジタルモニターリングできるをType-Cケーブル 、Raspberry財団認定モデル 高速タイプ 100MB/sec 128GB MicroSD、静音FANによる強制冷却など、高負荷運用でも長期に渡る安定稼働が可能です。また単品でご購入いただくよりお得です。
靴箱に入れたRaspberry Pi 4

靴箱に入れてみた。

ラズパイダ

ラズパイダ

学べる楽しむ便利になる。小さいくせにヤケにパワフル。そんなRaspberry Pi をまだ知らない人に伝えたい。様々な場所で利用されているRaspberry Pi を知って「あっ、これもラズパイだっ!」だからラズパイダ!

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コメント

    • AW11
    • 2019.10.04

    Typo見つけたので指摘させていただきます。

    「温度は?」の項

    「冷却ファン+大型ヒートシンク+オープンソースの場合」

    「~オープンケースの場合」
    が正しいと思われます。

    本コメントは指摘だけなので残さなくてもいいです。
    いつも記事を楽しみにしています。

    • ラズパイダ
      • ラズパイダ
      • 2019.10.04

      ありがとうございます。変換候補にオープンソースがあるので…
      また誤字脱字を見つけたらお願いします。助かります。

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