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Raspberry Pi 4を起動したのにモニターに画面が映らない対処法

rpi4b-hdmi-config-titleRaspberry Pi 4B
この記事は約6分で読めます。
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基本として、Raspberry PiはPC用モニター(またはTV)とHDMIケーブルで接続して使うことになります。その際「モニターに何も映らない」という現象が起きた時に試してみたい対処法をご紹介します。

設定を間違えてモニターに映らない

今回、単にモニターに映らないというワケでなく、Raspbianのデスクトップ画面で出力先を自分でHDMIからコンポジットへ変更してしまった場合です。

そんなことして意味あるの?って思う人もいるでしょう。

確かに通常はそんなことしません。しかし、単に間違えた。もしくは、自らコンポジット接続するつもりであれば話は別です。

もし自らの意思ではないなら、何がどうなったか分からないものです。

パイグリーン
パイグリーン

再起動かけたら映らなくなった?

他にも映像の出力先を変更する手段が間違うケースというのは、HAT系の液晶を繋ぐ時もあります。機能として、出力の映像を逆にしたいロテート(回転)させることも、今回ご紹介するconfig.txtで設定ができます。

コンポジット?composite

そもそもコンポジット接続とは、一般的には皆さんご存じの黄色いケーブルです。

画像引用:Wikipediaより

ただ、Raspberry Piでは、3.5mmジャック(オーディオとビデオを1つに組み合わせています)がコンポジットです。

規格に合った専用のケーブルならHDMIがないアナログテレビにも出力可能です!

古いアナログ液晶テレビをラズパイの3.5mmアナログジャックで繋ぐコンポジット接続
HDMI端子のないテレビが発掘されたので、PDrom「ブレ...

このように前提は間違いからの設定であっても、HDMIで接続設定すればモニターに映ることもあるでしょうから、一度、config.txtは覗いてみると良いかも知れません。

もっとも、他の要因も多く考えられますので、全てのパターンがこれだけで解決できるわけではありませんけどね。

HDMIで出力させるオプション

実際に変更する前に注意事項です!

config.txtはRaspbianを入れたmicroSDカードをPCやMACで読み込めば簡単に修正が可能です。ただのテキストファイルですからね。

ただ、かなりシステムの根幹に関わる設定ができるため間違いには気を付けましょう!

特に必要が無ければ、無闇矢鱈に変更することは避けた方が無難です。逆に用意されている手段ですから、上手く活用すれば、かなりの設定が可能です。

変更箇所

今回のようにHDMIで出力させる設定ならば、主に3箇所の修正で済みます。
実際の修正点は以下です。

Raspberry Piから取り出したmicroSDカードをPC等で読み込ませ、ドライブを覗いてみてください。その直下にある「/boot/config.txt」ファイルを修正すれば、今回の問題のようにコンポジット接続からHDMI接続へ変更してHDMIで表示が可能になります。

中にズラズラとありますが、3箇所を修正します。

#hdmi_force_hotplug=1 → hdmi_force_hotplug=1 (#を消すだけ)
#hdmi_group=1 → hdmi_group=1 (#を消すだけ)
#hdmi_mode=1 → hdmi_mode=5 (#を消してモード番号は5に変更)

#はコメントアウトなので、これを外して有効にします。

hdmi_force_hotplug=1
hdmi_group=1
hdmi_mode=5

この修正したconfig.txtのmicroSDカードを再度Raspberry Piに差して起動すれば、この設定が有効になって動作します。

そもそもモニターに接続しないで起動すると・・・

実はRaspberry Pi の仕様で、モニター類を何も接続しないで起動するとHDMI出力が検出できないため、やはり同じように出力先が自動的にHDMIではなくコンポジットに変わってしまいます。

まぁ、通常であれば、HDMIモニターを検出して問題ないのですが、今回の問題のように明示的にHDMIではない設定に変更してしまった場合は、当然ながらHDMIでの出力ができません。

今回ご紹介しているこの「#を外した箇所」は英語の通りに”強制的に”HDMIにするというオプションです。
つまり、HDMIモニターが検出されない場合でも、HDMI出力モードが使用されます。

これなら確実にHDMIで繋ぐ前提の環境ができる設定です。

その際、モードがありまして、hdmi_group=1の場合のモード5は1080i 60Hz 16:9なので一般的にはこれでOKかと思います。

もしくは、hdmi_group=2、モードは82でも1080i 60Hz 16:9です。

hdmi_group=1 -> CEA(Consumer Electronics Association、TVで通常使用される標準)
hdmi_group=2 -> DMT(Display Monitor Timings、モニターで通常使用される標準)

もちろん、通常は何もせずともHDMI接続でモニターに繋げば、自動的に検出してくれてHDMIで出力します。

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何もしていないのに映らない場合

今回、間違えて設定した場合とは別に、特に何もしていないのに突然に映らなくなった場合のヒントになるかも知れませんので、一応記載しておきます。

考えられるケースとして・・・。

念のため確認したい
  • HDMIケーブルの不良
  • モニターが古いモデル

これは良くあることだと思います。
特にRaspberry Pi 4BはHDMI端子がmicroHDMIになった関係で、断線までいかなくても接触不良もあるでしょう。

モニターがサポートするフォーマットのセット(groupとmode)は限られている場合があります。

この2つの要素も一応はチェックしてみてください。

設定オプションは他にもたくさんある

公式サイトはかなり細かくオプションの説明なども網羅されています。正直、全てを試したり理解するのは大変です。

特別ではない通常の使用方法であれば、特に気にする必要はありません。ただ、Raspberry Pi 4BになってHDMI接続も2つあり、4Kやデュアルモニターにも対応している点でこれまでよりも複雑に感じますね。

例えば、細かくは触れませんが、以下のように記述することが可能です。

[HDMI:0]
  hdmi_group=2
  hdmi_mode=45
[HDMI:1]
  hdmi_group=2
  hdmi_mode=67
hdmi_group:0=2
hdmi_mode:0=45
hdmi_group:1=2
hdmi_mode:1=67

上記の2つは同じ意味です。記述の仕方が異なるだけです。

ハードウェアの故障でなければ・・・

先日、サイトの読者さんからいただいたお話を共有しようと思い記事にしました。

今回は設定の間違いという前提なので、この/boot/config.txtの仕組みで、設定を間違えても元に戻せます。

原因と対処はいくつかパターンがあります。他にもconfig.txtで設定できることは多いので、これもなんとなく覚えていて損はありませんよ。

当然ながらHDMIケーブルやモニターの不良も考えられますので、出来れば別のケーブルやモニターに繋いでみることも大事ですけどね。

モードについて詳しくはRaspberry Pi 公式サイトで確認してください。
https://www.raspberrypi.org/documentation/configuration/config-txt/video.md

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