Raspberry Pi 4BのUSB-C電源アダプターは専用に限る?

Raspberry Pi 4B

Raspberry Pi 4Bから電源に使用するアダプターの規格が変更になりました。USB-Cです。これまでのmicroUSBがUSB2.0に準拠していた中、やっとスマホやMacのようなUSB3.0に合わせたUSB-Cになります。

ただ、これが曲者でして、日本でもよく手に入るスマホの充電器やMacの電源アダプターと若干異なる仕様で既に海外でも既存のケーブル類の代替が効かないと記載が見受けられます。

一般的なUSB-C電源アダプターと異なる

Raspberry Pi 4Bが日本で発売になっていない現在(記事執筆時点)では、アレコレと試すことはできませんので、あくまで想像のお話となりますが比較してみたいと思います。

ここで問題なのが、USB Type Cという規格に加えて、5.1V / 3.0Aという点です。

詳しくは私も解りかねますが、一般的なUSB-Cとは異なるということで、使い回しができないとされています。

例えば、海外ではMacBookProシリーズの電源を使ってみたらダメだったなど事例があります。

USB-C規格はデータも高速にやり取りできますが、Raspberry Pi 4Bでは電源として供給するだけです。データは関係無いため、ちょっと特殊なようです。

財団の代表Eben Uptonは、すべてのUSB-CケーブルがPiに電力を供給するわけではないことを確認しました。

このように公式に認めています。

以前にも「USB-TypeCへ変更されて試している人が多い」でご紹介したように試している人が多く居ます。

さらにネットではこんな事例もあるようです。

eマークの付いたスマートチャージャーは、Raspberry Pi 4をオーディオアダプターのアクセサリーとして誤って識別し、電源供給を拒否します。

このeマークってのは安価な充電器らしいです。スマホやタブレットなどに付属している電源も難しいようですね。(仮に規格が合っていても。殆どは異なります)

変換コネクタの問題

公式ページにも記載がありますが、変換コネクタを使った場合は心許ない結果になります。

microUSB to USC-C

これまでの5V3Aであるmicro USB電源を変換コネクタで使用した場合、Raspberry Pi 4に供給できる最大電力は12.5 Wになります。

これはどういうこと?

新しいRaspberry Pi 4Bに使われるUSC-C電源は15.3Wであるためです。

そうなると使えるには使えても電力が足りませんから、Raspberry Pi 4BにあるUSB 2.0とUSB 3.0ポートに接続されているデバイスで利用できる電力が少なくなります。

仮にUSB接続の外付けHDDやら全ポートを使うなど、計算しないと分かりませんけど、電力不足に陥ることがあるということです。

何も繋げずに、過度な処理をさせなければ足りるでしょう。でも、心許ないですね。

つまり、Raspberry Pi 4Bでは次の要素で選ばないとなりません。

  1. 5.1V3.0A
  2. USB-C規格
  3. 15.3W出力をカバー

この全てを担うACアダプターはなかなか見つかりません。

これまでのRaspberry Pi 3B系も同様でしたね。5V2.5Aというのがなかなか無くて、有っても2.4Aの頃が長くありました。

結構な頻度で雷マークを観たものです。

日本で発売になる頃には、日本の正規代理店からは当然のことながら対応の電源アダプターは発売されるでしょう。

以前にも増して電源の規格にはシビアにならないと安定動作は見込めないと思います。

規格はシビア

調べてみると分かるのが、一般的なUSB-Cと明らかにことなるのが、USB3.0だということです。

Macにしても色んな電源アダプターやコネクタを観てみると、USB 3.1 Gen1またはGen2が主流です。

私は古いMacBookProシリーズなので、そもそもUSB2.0ポートで電源アダプターも専用の形です。まだUSB3.1などの規格は利用したことがありません。

なんでもUSB3.1というのは、USB2.0のデータ転送速度が2倍だそうで、高機能で多機能ですよね。コンピュータという精密な機械には、ちゃんと規格に沿った物でないと怖いですね。

公式の電源アダプターは海外製でも大丈夫?

海外で販売されているRaspberry Pi 公式USB-C電源アダプターはUSモデルなら日本でも使えます!

が、日本の技適は通っていません。

US版公式電源アダプター

ご存じの方も多いかと思いますが、アメリカは電圧が120Vです。日本は100Vですね。一見するとアウトのように思えます。

ただ、コンセント(outlet)の形状は同じ口です。

そしてアダプターにも依りますが、そのままでも概ね利用に問題ありません。海外旅行された人は経験済みでしょう。(あまり熱量の多いドライヤーなどは無理だと思います。試したことない)

スマホの充電はアメリカのコンセントでも問題ありません。特に日本製品の場合、世界的に使える範囲に設定されていることも多いのです。

このRaspberry Pi 公式のアダプターは、96〜264Vacで動作保証されています。100Vはしっかり範囲内です。

  • USB-C出力コネクタ付き18 AWG(ケーブル長1.5m)
  • 5.1V / 3.0A DC出力
  • 96〜264Vac動作入力範囲
  • 短絡、過電流および過熱保護

日本で発売になればいくつか手に入るとは思います。

ANKER製が最適化かも

USB-C規格の電源コアに限っては、ANKER製が非常に安定していて最適化も知れません。いくつか試しました。

ケーブルの品質(規格)にも影響はあると思いますが、電源のコア部分としては問題無く動作しています。

迷われている人はこの5V3Aで出力できる製品は良いでしょう。

ANKERも種類がたくさんあるので、他にも良いのがあるかも知れません。また試したらご紹介します。

Qualcomm Quick Charge 3.0:最新、最速、そして最も効率的なUSB充電技術。従来の充電器に比べ4倍の速さでの充電が可能となり、対応機器をわずか35分で80%充電可能です。

まとめ

公式のType-C電源アダプターまたは、eマークの付いていないType-Cケーブルを使用することで電源アダプターの問題は避けられています。(主に海外)

日本で発売される頃には、基板自体のバージョンアップが施されると予想します。

公式には書いていないけど・・・PD問題は修正されているっぽい。

こういう問題があると、Wi-Fiの技適だけではなく、どんどん発売が遅れそうでイヤですね・・・。

新型Raspberry Pi 4Bのみならず、既存のRaspberry Pi 3B+にしても、電源はきちんと合わせないと性能低下や起動しないトラブルにも見舞われますので気をつけましょう。

ラズパイダ

ラズパイダ

学べる楽しむ便利になる。小さいくせにヤケにパワフル。そんなRaspberry Pi をまだ知らない人に伝えたい。様々な場所で利用されているRaspberry Pi を知って「あっ、これもラズパイだっ!」だからラズパイダ!

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