ラズパイ4Bは搭載メモリーを1GB、2GB、4GBから選べる

Raspberry Pi 4B

海外では発売になっているラズパイ4B(Raspberry Pi 4B)は、どうやら安定供給出来てきた模様です。いつもチェックしている英国Pimoroniでは在庫が復活しています。

搭載メモリーはどれを選ぶ?

当然ながら価格とメモリーに依存する機能や性能が異なります。

価格をPimoriniのように英国ポンドで表現すると£10ずつ上がります。

PimoroniのRaspberry Pi 4Bラインナップ
記事執筆時点(2019/07/19)

この英国ポンドの価格は、イギリスの付加価値税を含んでいます。日本の消費税にあたる税です。

日本からの購入ではこの付加価値税は課税されません。

Pimoroni
価格
日本円換算
Raspberry Pi 4B (1GB)£34(£28.33 (VAT抜き))3,877円
Raspberry Pi 4B (2GB)£34(£28.33 (VAT抜き))3,877円
Raspberry Pi 4B (4GB)£54(£45 (VAT抜き))6,159円

この表の価格は、あくまでも英国ポンドと円の換算です。(※レートは日毎リアルタイムで表示)

2020年以降はRaspberry Pi 4 model B(メモリー8GB)が主流です。2021年にはRaspberry Pi 400というキーボード一体型も検討してください。

※Raspberry Pi 4の2GBは1GBモデルと同等価格へ実質値下げされ、1GBモデルは通常では入手できなくなりました。

日本では技適を取得できてからとなり、発売が決まらないと販売価格は分かりません。

近いうちに日本で発売になった場合、恐らくこの日本円換算よりも販売価格は高くなると思われます。次の記事で考察してみましたので気になる人は読んでみてください。

これまでは1GBでも足りた

これまでのRaspberry Pi 3B+といった3B系は、1GBのメモリーを積んでいます。これまでのメモリー1GBの機種は2B、3Bと3B+です。ちなみにZero系は512MBです。

ラズパイ4Bからはどうなのでしょう?

搭載メモリーの影響として、Raspberry Pi ではビデオメモリと共存しているという点があります。

分け合っています。

ある程度の範囲でビデオメモリーを多く割り当てることにより、動画などのコンテンツ再生をスムーズにさせることができます。Raspberry Pi 2Bの頃、フルHD画質が頻繁に停まりました。

例えば、Raspbianなら最低限の64MBでも大丈夫です。

メモリー内訳

Libreelecはメモリー1GBなら256MBを割り振る設定になっていますね。

CPUの速度アップやCPUの構造そのものも性能アップしてきたため、一概に比較できませんが、ラズパイ4Bは1GBモデルであっても、これまで同様に快適に利用できると思います。

メモリー4GBはPCライク仕様

ラズパイ4Bが発表される前、メモリーは2GBかな?と勝手に予想していました。これは1GBでは足りない面に度々出くわしたからです。

具体的に「何をして」というより、メモリーが足りずにシステムが落ちるという場面です。

トータルの性能では、CPUの性能も関係しますし、メモリーの規格もDDR2からDDR4へ変更になりましたのでメモリー量では一概に比べられません。

何よりもラズパイ4BはHDMI接続が2つ同時にできて、しかも4Kディスプレイに対応しています。その環境下でできることが増えたため、メモリーも1GBというわけにはいきません。

個人的な見解として、デュアルディスプレイ環境下で、PCライクな作業をさせるとすればメモリーは4GBは欲しいところです。

これまでと同様のことをするだけであれば、1GBでも充分ですし、少しPCライクな作業なら2GBあれば余裕でしょう。

https://raspida.com/wp-content/uploads/cropped-raspida-red-face-480x480.jpeg
パイレッド

メモリーは多ければ有るに越したことはありませんね。

ラズパイダの結論

1GBタイプ — これまで同様の使い方
2GBタイプ — メディア系寄りの使い方や1枚の4Kディスプレイ利用
4GBタイプ — 4Kディスプレイ2枚でより一層PCライクにバリバリ使う

よく分からないなーという場合は、何も考えずに4GBタイプを購入すれば良いと思います。

そもそも日本での販売で、この3タイプが全て手に入ると決まっているわけでもありません。恐らく4GBタイプが需要が高いと思われるため、他のタイプは数が少量でしょう。

これまでRaspberry Pi 3B+の利用で、性能が足りずにあることが出来なかったという経験がある人は、1GBタイプは避けた方が良いでしょう。

それにRaspberry Pi 3B+もZero系も手に入る状況なら、レベルに合わせて旧機種でも何ら問題ありません。

購入価格で選んでも良いですし、目的に合わせて選べるというのはありがたいですね!

画像は海外で発売されている公式セット品です。同梱されている内容物は以下の通りです。

  • Raspberry Pi 4B本体(上図ではメモリー4GB版)
  • オフィシャルの専用ケース
  • オフィシャルUSB-C電源アダプター
  • オフィシャルのキーボードとマウス
  • microHDMIコード(1m)が2本
  • NOOBS入りオフィシャルmicroSDカード16GB
  • オフィシャル初心者ガイドブック英語版(Official Raspberry Pi Beginner's Guide)

内容は豪華だと思います。

価格は£114(£95 (VAT抜き))で、日本円換算で13,002円

ラズパイ4Bは4GBならば£54ですから、セットの中身は差額£60になります。

単品購入と比較した場合

商品名単品価格
Raspberry Pi 4B本体(4GB)£54
オフィシャルの専用ケース£6
オフィシャルUSB-C電源アダプター£7.5
オフィシャルのキーボードとマウス(£15.5+£7.25=)£22.75
NOOBS入りオフィシャルmicroSDカード16GB£7
microHDMIコード(1m)が2本(£5×2=)£10
オフィシャル初心者ガイドブック(英語版)£10

microSDカードが16GBの取扱が単体では存在していませんから£7としました。なお、32GBは£9です。

£60 VS £63.25

価格差はあまりなく£3.25です。

まとめてある箱に入っていますから、お得感よりまとまっている感でプレゼントには最適でしょう。

オフィシャル初心者ガイドブックはPDFなら無料でダウンロードできます。恐らく日本語版のガイドブックは作られないでしょう。

日本での販売

日本でのセット品は正規代理店の販売品に期待するしかありません。これまでの経緯からガイドブックなどはオフィシャルは英語のままで、日経BPラズパイマガジンなど、サードパーティ製の本に頼ることになりそうです。

残念ながら日本ではRaspberry Pi の認知度は世界に比べれて遅れています。

そもそも、これまでの公式関連品は、日本でいつ発売されるかは未定でした。

趣味的な意味合いが強い部類に入るので、仮に新しいWindowsの話題やiPhoneの新製品の話題があれば霞んでしまいます。

おっさん的にはPC/MacやiOSやAndroidといったプラットフォームはあまり重要では無くなっている時代と思いますので、コンピューターという枠で考えれば、今の子供達には分け隔て無く使えるチャンスの一つにRaspberry Pi は位置していると思っています。

Raspberry Pi 3B+もまだ使える

これまでよりも簡単に手に入るようになったRaspberry Pi 3B+は、多機能で価格も熟れてきて非常にバランスもよく感じます。

Raspberry Pi Zero WHなどはより玄人好みなので、これから始める人や興味がある人は、Raspberry Pi 3B+から手に取ってください。その後にRaspberry Pi 4Bを使えば、より進化したことも感じられますし、時間的に手に入りやすくなっていると思います。

仮にお子さん向けであれば、楽しいアプリケーションもあります。楽しく学べて安価で本格的です。お子さん向けのアプリケーションなどは以下で書いています。

Raspberry Pi 3B+ならキーボード&マウスを別に購入してもセット品と合わせて1万円以下で手に入ります。

これに液晶ディスプレイが必要です。

液晶ディスプレイはお子様などでも大きなモニターがオススメという結論になりました。子供ながらに本格的にコンピューターを1台というのは嬉しいのではないでしょうか。

液晶ディスプレイは最安値で1万円以下で購入可能です。それも23.8インチ!

もしからしたら親御さんより大きなディスプレイになってしまう?? それなら親御さんは4Kにしないと威厳が保てませんね!?

以上、ラズパイ4Bの選べるメモリーの話題でした。

ラズパイダ

ラズパイダ

学べる楽しむ便利になる。小さいくせにヤケにパワフル。そんなRaspberry Pi をまだ知らない人に伝えたい。様々な場所で利用されているRaspberry Pi を知って「あっ、これもラズパイだっ!」だからラズパイダ!

関連記事

特集記事

コメント

この記事へのコメントはありません。

最近の記事 はじめて向け
  1. OMV5のアップデートエラー回避

  2. Raspberry Pi Pico マイコンボード、僅か4ドルで登場

  3. お掃除ルンバのアイロボットから教育用ロボット「Root」発表

  4. 【海外】プライステーション2の中にラズパイ4を組み込んで多目的マシン

  5. openSUSEがRaspberry Pi 4と400、Compute Module 4をサポート(まだバグあり)

  1. お掃除ルンバのアイロボットから教育用ロボット「Root」発表

  2. 【初心者向け】Raspberry Pi 4との接続方法(電源、HDMI)

  3. 【初心者向け】はじめてRaspberry Pi OS をダウンロードする人へ

おすすめの記事

  1. ラズパイ4にも対応している軽量でクールなOS「Manjaro」はアリ

  2. TwisterOSで懐かしのWindows、最新macOSの見た目でラズパイを使う

  3. NextcloudとRaspberry Pi 3B+で作る自分専用クラウド

  4. DAZNをラズパイのLibreELECで観る方法

  5. 正式にUbuntuがラズパイ4に対応(Ubuntu 20.10)

  6. 期待が高まるWindowsに似ている新しいLinuxのフレーバー「Endless OS」がRaspberry Pi 4用に登場予定

今月の人気記事

  1. 1

    Raspberry Pi で動く様々なOS一覧まとめ13種類!

  2. 2

    ラズパイ4をUSB接続のSSDから起動する方法(USBブート)

  3. 3

    初心者でもラズパイでNASサーバーを作ってみよう!

  4. 4

    Raspberry Pi 4の初期設定2020年版

  5. 5

    Raspbian のWi-Fi設定(Raspberry Pi 初期設定)

  6. 6

    ラズパイ4とOMV5(openmediavault5)で作る自宅NASサーバーの設定方法

  7. 7

    Raspberry Pi 4を起動したのにモニターに画面が映らない対処法

  8. 8

    ラズパイ4はPCライクな性能になったけどPCではないよという話

  9. 9

    Raspberry Pi 4のOSをデスクトップPCとして使うためにUbuntuMATEをインストールしてみた

  10. 10

    ラズパイで使うmicroSDカードの選び方

記事ランキングページ

TOP