お気づきの人も多いでしょう。Raspberry Piの公式サイト(https://www.raspberrypi.org/)のトップ画面に表示されているように、新しく.comのドメインが公開されました。

どうやらRaspberry Pi財団と製品としてのRaspberry Piと分けていくようです。
現状ではまだ同じようなメニュー構成で、どちらからもソフトウェアとしてImagerやOSがダウンロード可能です。

サイトを運営している人はドメインの違いはお気づきかと思います。
教育やボランティアといった活動はこれまでの組織向けドメインorg、製品の販売という営利目的の活動はcomという立ち位置に分けたということです。
教育分野
そもそも、非営利団体などのために用意されているのがorgドメインです。Raspberry Piは当初は教育向けで始まっています。そこで新製品リリースばかり扱うのは確かに矛盾しています。
これまでは財団としての活動ネタよりも、Raspberry Piのハードとソフトの情報が多く、財団側の情報と相まって情報が見つかりにくくアンバランスでした。
単純な考えで、製品としてRaspberry Piの情報を得たい人が多い現状では、comドメインで統一してもらった方がどちらの立場の人も情報を探しやすくて便利ですね。
分かりやすいcomドメイン
ぶっちゃけ、何も変わりません。これまで同様の公式サイトという意味では、orgではなくcomドメイン側からリリースされるでしょう。
comの方が一般的で有名なドメインですから、認知度アップには繋がりますね。
orgドメインでこれまで財団が公開している情報のように、IT後進国に成り下がった日本でも、Raspberry Piを使った様々なイベントや教育を受けられる仕組みができることを願っています。(日本人にとって、英語という難敵がいますけど)
あれだけ小学校にChromebookを配布しているなら、Googleがやってもいいと思う。Windows11とMicrosoftでもいい。何もRaspberry Piだけに限りません。
- 一応あるGoogleとMicrosoftのorg
- https://www.google.org
- https://www.microsoft.com/en-us/corporate-responsibility (MSは転送される)
日本の子供達も使いこなすだけではなく、ITを理解でき新しい創造ができる教育をして欲しい、と願ってやみません。
これからはwww.raspberrypi.comになるよ、ってニュースでした。
