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ラズパイ初期セットアップ方法——ウィィザードで簡単に[2019]

ラズパイ初回セットアップウィィザード 公式OS Raspbian

何年か前にはマニアしかセットアップしないのではないか?と思われていたラズパイのセットアップは、2019年現在、公式のOSであるRaspbianの初期セットアップは驚く程に簡単になっています。

ラズパイが出来ることは多様です。単にミニパソコンとして使いたい場合は想像するに容易いと思います。そうは言ってもこれまでパソコンの自作もしたことない、パソコンのケースを開けたこともない、そういう人には敷居が高いのは同じです。

それでもWindowsのOSを自分で再インストールしたことがある人や、昔よりもパソコン全般に詳しくなった人、などは増えています。スマホが扱えるのなら、それ程難しくもなくなりました。

楽しそうなのでやってみたい!でも大丈夫だと思いますよ。

ラズパイのセットアップ手順
  • STEP1
    ダウンロード
    Raspbianを公式サイトからダウンロード
  • STEP2
    microSDカード
    microSDカードにOSを書き込む
  • STEP3
    繋ぐ
    モニター、キーボード、マウス、ネットワーク(有線LAN・Wi-Fi)を繋ぐ
  • STEP4
    ウィザード形式
    初期セットアップをマウスクリックで済ませる
  • Done!
    完了
    もう使えます!

microSDカードにOSを書き込む

過去記事でも触れているので重なりますが、変更点も多いので2019年版として順番にご紹介します。

Raspbianのダウンロード

こちらは以前と異なり、2種類から3種類に分けられています。簡単に言えば、大中小、松竹梅、特盛・大盛・並盛みたいなものです。

こちらにまとめてあります。

Raspbianがバージョンアップして全部入りが登場!
Raspbian Stretchが2018-11-13版にバージョンアップしました。今回の主な変更点と、イメージの種類の追加についてご紹介します。 これまでより、合理的で体系的な仕組みに向かって...

通常は真ん中にあたる「Raspbian Stretch with desktop」で問題ありません。

ダウンロードページ:https://www.raspberrypi.org/downloads/raspbian/

microSDカードに書き込む

microSDカードに書き込む手順も過去にまとめてあります。

過去記事はこちら

balenaEtcherでOS「Raspbian」を書き込む [2018年まとめ]
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WindowsやMacといった環境に関わらず、SDカードフォマッターとbalenaEtcherの組み合わせで大丈夫です。

また、microSDカードはどれでも構いませんが、システムの都合上32GBが上限と思って構いません。

ラズパイで利用できるmicroSDカードは32GBまで利用可能
このブログでもRaspberry Pi に使うmicroSDカードのフォーマットにPanasonicが配布している「SD/SDHC/SDXC用SDメモリカードフォーマッター 5.0」をオススメしていま...

microSDカードは少なからず相性問題があります。個体差もあります。フラッシュメモリという特性上、こういう問題がどうしてもついて回ります。動作確認が取れているmicroSDカードや動作実績があるカードが無難です。

Raspberry Pi 3modelB+で安心して使えるmicroSDカードはこれだ!
Raspberry Pi (通称ラズパイ)に必要な物にmicroSDカードがあります。そんなmicroSDカードはご存じの方も多いように相性問題が存在します。 これはメモリーの類いは昔からあるこ...

各インターフェイスを繋ぐ

パソコン用語は英語ばかりで難しい・・・。そう言われます。呪文みたいだと・・・。

英語圏発なので仕方ありませんね。それでも全て日本語で表現すると日本人でも余計に分からなくなることが多いのも事実です。個人的にこれは英語の意味というよりも、そういう固有名詞だと思っていればいいと思っています。

Raspbianを入れたmicroSDカードまで用意できたら、キーボード&マウス、HDMI接続のディスプレイ(モニター)を繋ぎます。

もちろんモニターや操作機器なしでインストールも可能です。慣れてきたらトライしてみてください。

Raspberry Pi zero W のヘッドレスインストール(キーボードやマウスなしでRaspbianをインストールする方法)

 

インターフェイスとは?

機器と接続する物や概念を表します。入力インターフェイスといえばマウスやキーボードですし、ユーザーインターフェイスといえば操作する画面のことです。規格や仕様という概念的な意味も含み広いです。

日本語なら「繋ぐ」という意味で大概通ると思います?!

初期セットアップはウィザードになってます!

なんか冷やし中華やってます!みたいですが・・・、もうコマンドでアレコレとセットアップしなくても基本は使えるようになりました!

それでもRaspbianのデスクトップ環境が入っていないLiteバージョンではコマンドのみです。また、より簡単に合理的に行うにはコマンド操作には敵いません。そもそもコマンドで行わないとできない操作もあります。

より深く、より無駄なく合理的に、より強い機能を使うにはコマンド操作ですから、よく使う物から順番に身体に染みついていくと思います。

当然ながらそういう人ばかりではありませんから、実現したいことがマウスとキーボードだけで可能ならそれえ良いでしょう。時間は有限ですからそれに越したことはありません。ここはウィザードに従ってセットアップを済ませてしまいましょう!

手順をキャプチャ画像で示します。ご参考にしてください。

初期セットアップウィィザード手順

電源アダプターを繋ぐとラズパイが起動します。はじめての場合は以下の画面になるでしょう。

警告として、初期のユーザー「Pi」の初期パスワードは危険なので変更してね♪というダイアログが出ています。一先ずダイアログはOKで閉じてください。変更します。

 

パスワードの変更画面です。自分で考えたパスワードを2回入力して次へ(NEXT)です。

なお、初期のパスワードは「raspberry」です。外に公開していない自宅内なら別に構わないと思いがちです。しかし、全世界で初期パスワードのRaspberry Pi が狙われています。確率論では低いものの変更しておけば完璧です。かといって推測されやすい文字数列はより危険です。面倒でもここだけの操作なので変更をお勧めします。

また、ここで決めたパスワードを、コマンドでよく使う「sudo」で聞かれるパスワードになります。

 

言語設定です。最初はメーカーのUK(イギリス)になっていますね。一番上のプルダウンメニューでJapanを選べば以下、JapaneseとTokyoが自動的に入ります。

 

キーボードがUSキーボードなら、日本語+USキーボードという環境も選べます。その際はチェックボックスにチェックを入れてください。(Use US Keyboard)

 

Wi-Fiのアクセスポイントを選びます。

これは後でも設定可能です。自宅内なら分かっていると思うので、ここで設定してしまいましょう。繋ぎたいWi-Fiのアクセスポイント名をクリックし、パスフレーズを入れればOKです。

 

ネットワークに繋がっているのなら、アップデートをしておくのが無難でしょう。最新のOSをインストールしているので、そこまで必要はありません。これも後からアップデートが可能のでスキップできます。

 

アップデートにはそれなりの時間がかかります。高速回線でも10分くらいはみておいてください。

 

アップデート完了です。

 

 

これで全て完了し、リスタート(再起動)すればRaspbianを使えます。お疲れ様でした。

何をさせるか、何をするか?

ラズパイに自動的に何かさせたいと思っていますか? それともラズパイを操作して何かしたいですか?

どちらの用途も既存のパソコンや各種OSで出来ることは大きく変わりません。ラズパイの唯一大きな違いは小さいサイズと、低電力、そして安価であることです。

  1. 小さいサイズ
  2. 低消費電力
  3. セットでも1万円以下の安価

いくつかの例をご紹介します。

自動的に何かさせる

仕込んだシステムを常に稼働させて、それをネットワーク越しか直接操作することで利用します。主に単機能に特化した場合、余計な機能の少ないラズパイが活用できます。

  • 自宅内ファイルサーバー(小さなファイル中心)
  • メディアセンター化(動画・音楽・画像)
  • 自前Webサーバー(セキュリティに注意)
  • 専用の情報表示(デジタルサイネージなど)
  • キオスク端末(簡単な操作で手軽に扱える端末。Web閲覧やデータベース検索)
  • 操作端末(物理的な切っ掛けを受け、ボタンや光、音、リモコンなどを制御する)
  • 自立型AIロボット
  • 監視カメラ(要カメラモジュール)

細かくはもっとあるでしょう。常に電源が入っている状態で使うのに低消費電力がい活かされます。

PCと同じように操作する

LinuxのDebian由来であるRaspbianは、初心者が思うよりも様々なことが可能です。市場で販売されているWindowsやMacと異なり、コンピュータの基礎的な部分が前面に出ているので取っつきにくいと思います。

しかし、その基礎的な部分を活用するなら、むしろ学習・教育には最適です。

他のOS同様にデスクトップ環境を持て、既存の入力・出力インターフェイスを備え、余分な物がない素の環境を構築できるため、余計なことをしなくても済みます。(Windowsのように定期アップデートで操作できないことはありません!!)

  • プログラミング教育(Scratch、Python)
  • 電子工学の学習(Lチカ、センサー制御)
  • テスト環境の構築(テストサーバー)
  • シンクライアント(PiServer)

ミニマルなデスクトップPCとして活用するのもアリです。動作は遅めなもののワープロ、表計算、グラフィック、サウンドも扱うことは可能です。

また、期間限定、時間限定などの常用でも期間が限られている場合も安価なラズパイならパフォーマンスは良いでしょう。

最後に

ラズパイは「スクラップ・アンド・ビルド」が簡単です。組み上げて、またバラす。ある日だけ限定の端末を用意するのも時間はかかりません。

トライアンドエラーで覚えるように思い立ったら組んでみて、用事が済めばパーツに戻したり、ラズパイはそのままにmicroSDカードの中身を入れ替えれば、別の機能を持たせられる。

仮に物理的に壊れても、何十万円もしませんから被害は最小で済みます。(ギャーってなるけどw)

 

2019年現在では、ラズパイは日本でも流通してきて手に入りやすいです。更に参考書籍なども多くなり選べます。もっと言うと小学生のIT教育が義務化されることから、世の中で認知度は増すと思います。

ラズパイは単純な意味で便利で楽しいので、何かを制御するのに最適ですよ。

具体的にどういう風に作るのかは「作ってみた!」カテゴリーをご覧ください。

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