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Raspberry Pi 4 スタートガイド【2021】セットアップと初期設定

startguide2021-titleRaspberry Pi 4B

Raspberry Pi 4 modelB(ラズベリーパイ)を買ってから、最初に読んで欲しいスタートガイドです。はじめての人向けです。簡易的なデスクトップPCとして、操作する準備と設定を記しました。

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必要な物

Raspberry Pi は基板だけで販売しています。恐らく、初めてならばセット商品で購入した人も多いでしょう。

動作させるために必要な物は7点です。

  • Raspberry Pi(ラズベリーパイ)本体基板
  • USB接続の電源アダプターとケーブル
  • microHDMI-HDMIケーブル(もちろんPCモニターも)
  • microSDカード
  • キーボード
  • マウス
  • モデルに合った専用ケース

セット商品はこれら7点は問題なくあるでしょう。※リストではPCモニターは省きます。別に用意してください。

※バラバラで購入した場合は、Raspberry Pi モデル別に規格に合った物を選んでください。ここではRaspberry Pi 4でご説明しています。

当然ながら、デスクトップPCライクに使う場合、PCモニター(ディスプレイ)は必要です。

PCモニターは、余っていればそれで代用してください。大画面のTVでもOKです。Raspberry Pi 4は4K出力に対応しています。

ケーブルの種類に気をつけてください。皆さん、ご存じの一般的なHDMIケーブルではRaspberry Pi側に繋がりません。microHDMIという小さなコネクタになります。

こんなの↓

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ケースは無くても動作しますが、やはり危なっかしいので用意しましょう。こういうときにセット商品だと面倒なことが無くて助かります。

これらとは別に、作業用のマシンが必要です。

販売されているmicroSDカードにRaspberry Pi OSが入っていればいいのですが、自分でOSを書き込むことが必要になります。そのため、それを行う作業用のマシンが必要なんです。

作業用のマシンは、Windows、Macのどちらでも構いません。

Piレッド
Piレッド

タブレットやスマホではダメですよ。

microSDカードにOSを書き込む

書き込むのにRaspberry Pi OS Imagerを使います。

詳しい使い方は「Raspbianのなどの書き込み総合ソフト「Raspberry Pi Imager」がリリース」でもご紹介しています。

ダウンロードはRaspberry Pi公式サイトから手に入れます。

download-rpi-os-imager-page

これを使うことで、最新のRaspberry Pi OSをmicroSDカードへ書き込むことが可能です。
2021年初頭では、「Raspberry Pi OS (32bit)」が一番上に表示されています。

今後は64bitも選択出来るようになります。(※記事執筆時点ではベータ版)分からない場合は、メニューの一番上にあるRaspberry Pi OSであれば間違いありません。

書き込めたら、次へ進んでください。

使い方

全て繋いで、電源アダプターは最後!

microSDカードにRaspberry Pi OSが書き込めた、または最初から用意されていたなら、Raspberry Pi本体基板にケーブルなどを繋いでいきましょう。

が、電源アダプターは最後にしてください。

以前にも「Raspberry Pi 4を起動したのにモニターに画面が映らない対処法」で触れていますが、先にPCモニターに繋がない(モニターの電源もON)でRaspberry Piを通電してしまうと、PCモニターに何も映らないという現象が起きます。

そして、Raspberry Piは電源ボタンやリセットボタンはありません。

ケーブルを繋いで電源アダプターをコンセントに繋ぐと通電され起動します。この辺は通常のパソコンとは異なります。

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電源を入れて起動

起動後、文字がバッーと表示されるのが見えるでしょう。起動処理をしているログが表示されているわけです。

しばらくすると、Raspberry Pi OSのデスクトップ画面が表示され、初回セットアップウィザードが真ん中に表示されます。

ここからセットアップを進めることで、ほとんどの設定が可能です。面倒でも1つずつ質問に答える形で最後まで完了してください。

なお、この画面のまま放っておくと、PCモニターが真っ黒になり何も映らなくなることに驚くでしょう。これは一定時間で表示させなくなるブランクスクリーンの設定がされているからです。
マウスを動かすなどで元に復帰しますので大丈夫です。

ちなみにスクリーンセイバーというのはRaspberry Pi OSにはありません。(機能追加はできる)初期には省電力のためにブランクスクリーンしかないのです。

初回セットアップウィザード

ここからセットアップウィザードを進めていきます。

英語でもとても簡単なので画面を参考にしてください。
基本は設定してNextで進めます。全部で5つの質問に答えるだけで完了します。簡単ですね。

国や言語設定

国と言語、タイムゾーンの設定です。画像のようにプルダウンメニューから選びます。

国でJapanを選べば、JapaneseとTokyoが自動的に選ばれます。そうでなければ選んでください。

パスワード設定

パスワードを新たに作ります。デフォルトでは「raspberry」ですが、セキュリティ的に危ないため、任意のパスワードに変更してください。

ちなみに、初期ユーザーは「pi」です。

初期ユーザーpi
初期パスワードraspberry

Hide charactersにチェックが入っていると、入力してもパスワードが表示されません。キーボード操作が不安な人は、チェックを外して入力してみましょう。

上の入力ボックスがパスワード、下は確認のために再度入れます。

画面の設定

今見ている画面の設定です。

もしも今映っているモニター画面の周りに黒い空白がある場合、チェックボックスにチェックします。再起動後に有効になります。

モニターの縁までいっぱいにデスクトップ画像が表示されていれば、チェックしなくてOKです。

Wi-Fiの設定

Wi-Fiを選んで設定します。

ここは家庭のWi-Fiアクセスポイントによって名前も異なります。真ん中のボックスに電波を掴んだアクセスポイント名が出てきますので選びます。

選ぶと、パスフレーズ(パスワード)を聞かれますので、自宅のWi-Fiアクセスポイントに設定したパスフレーズを入れてください。認証されれば、この時点でネットワークに接続が完了します。

もしも、ここでエラーの場合や、Wi-Fiのアクセスポイント名が分からない場合などでネットワークに繋がらないと、この後の設定ができません。

ネットワークに接続出来ない場合はSkipするしかなくなります。一旦、Skipしてタスクバー右上のアイコンから設定するか、自宅のアクセスポイント名とパスフレーズを用意してください。

有線のLANケーブルで繋げられる場合は、パスフレーズなどは不要です。

アップデート

最後にアップデートです。時間がそれほどかかりません。

以前は、少し古いイメージを手に入れた場合、ここでかなりの時間がかかってしまいました。Raspberry Pi OS Imager の登場で、microSDカードへ書き込む際、自動的に最新のイメージが手に入るようになりましたので、少しの時間で済むようになっています。

完了

お疲れ様でした。これで完了です。再起動を促されたら再起動しましょう。

セットアップウィザード

もう一度、このウィザードで設定したい場合は、コマンドで呼び出すことが可能です。

Raspberry Pi OSで何度も出せる初期設定ウィザード「piwiz」

メニューの設定と同じ

初回セットアップウィザードは、実はメニューから辿るRaspberry Piの設定と同じです。

Raspberry Piの設定は、5つのタブで構成されています。
順番に見ていくと、先程の初回セットアップウィザードと同じ項目もあると思います。

セットアップウィザードで聞かれた以外の細かい設定も可能です。

どうなるのか理解されていないと、元に戻せなくなることもありますので、事前に調べてトライしてください。

Piレッド
Piレッド

仮におかしくなっても、microSDカードに書き込むことからやり直すことはそれほど難しいわけではありません。トライアンドエラーで試してみるのも一興です。

主要な部分だけ簡単にご説明しておきます。

システムのタブ

システムのタブには、先程決めたパスワードの変更も可能になっています。

ホスト名は、デフォルトで「raspberrypi」です。
これは他のパソコンからネットワークで接続すると分かるでしょう。名前としてこのホスト名が表示されます。

ちなみに、ローカルネットワークでRaspberry PiをIPアドレスで指定する場合、固定IPでなければ、毎回IPアドレスを確認しないとなりません。しかし、ホスト名でも接続することが可能です。(名前解決)

例えば、sshで接続する場合

ssh pi@raspberrypi.local

このようにIPアドレス部分を「raspberrypi.local」(ホスト名.local)と指定できます。(厳密には、名前解決できる場合となりますが、一般的なPCやMacからであればデフォルトで可能です)

ディスプレイのタブ

「画面のブランク」という項目は、Raspberry Piにはスクリンセーバーは無く、一定時間操作されない場合に画面が暗くなります。これを無効にすると、ずっとデスクトップが表示されている状態になります。私は面倒なのでいつも無効にしています。

簡単に言えば、PCモニターの電源を落とす省電力です。マウス操作など入力があれば元に戻ります。

オーバースキャンは、モニター画面内に表示を収める機能で、ピクセルダブリングは倍に表示する機能です。通常は無効のままで良いでしょう。

インターフェイスのタブ

インターフェイスという言葉は、PC系ではよく出てきます。日本語だと入出力という意味です。

例えば、GPIOに接続したHAT系を有効にするのに、I2Cを有効にしたり、SSHは他のパソコンからターミナルで接続する際に有効にします。

カメラは、カメラモジュールを専用のフラットケーブルで接続した場合に有効にします。

Raspberry Piに何かを接続してやり取り出来ないとき、一度ここを確認してください。

パフォーマンスのタブ

パフォーマンスのタブは、特に触ることはないでしょう。

一応、Raspberry Pi 4はオーバークロック出来ないようになっています。(config.txt設定ファイルを書き換えれば可能)この画面から変更できるのは古いPi 1、Pi 2です。

GPUメモリーも、Raspberry Pi 4では十分なメモリーを積んでいますので、特に触ることなく使えます。ケースバイケースで割り当てを増やしてみても良いでしょう。但し、あまり大きなメモリーを割り当てるとシステムメモリーが足りなくなります。よく調べてください。

最近では、Fanコントロールのための設定が追加されています。

GPIOにFanと繋いだケーブル場所(例では14番)を指定してプログラムから利用も可能です。

ローカライゼーションのタブ

ローカライゼーションは、地域設定となります。

これはセットアップウィザードで設定しました。同じです。言語やタイムゾーンの設定ができます。

キーボードを変更するなどで設定することがあるかも知れません。

ちなみに、無線LANの国をJPにしていないと、無線LAN、Wi-Fiが機能しません。通常はセットアップウィザードで設定済みですから気にしなくても大丈夫です。

実はまだある同じ設定

初回に表示されるセットアップウィザード、それに更に細かく設定できる「Raspberry Piの設定」をご紹介しました。

でも、更にまだあるんですよ!

Raspberry Pi Software Configuration Tool(raspi-config)です。

直訳すれば、ラズパイソフトウェア構成ツール。

コマンドでターミナル内に表示されます。

sudo raspi-config

ここではご紹介のみで、設定内容については記載しません。キーボードで操作します。これまでよりも更に細かいことを設定することが可能です。

メニューを見ていただければお分かりのように、ディスプレイ、インターフェイス、パフォーマンスと並んでいるように、これまでと同じ設定もあります。
昔はこれでしか設定できなかったのです。現在はよく使う項目は、raspi-configを使わなくても簡単になったということです。

初回セットアップウィザード < Raspberry Piの設定 < raspi-config

右に行けば行くほど設定項目も増え、細かく設定できます。

Piレッド
Piレッド

以上、セットアップについてでした。

脱初心者向けガイド

初心者を脱した方にはコマンドでの作業も覚えましょう。

コマンドは上から、Wi-Fiの国設定、タイムゾーン、ロケール、ホスト名(XXXXは任意)設定です。

sudo raspi-config nonint do_wifi_country JP
sudo raspi-config nonint do_change_timezone Asia/Tokyo
sudo raspi-config nonint do_change_locale ja_JP.UTF-8
sudo raspi-config nonint do_hostname XXXXX

ヘッドレスインストール(PCモニターを繋がないでインストール)にも使えます。

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