Raspberry Piに限らず、OSに標準で用意されている壁紙って素敵な写真が多いですね。4Kモニターにしても引き延ばして表示するのではなく、大きなピクセルサイズの画像で観てみたい。
公式の壁紙で4K対応があります。バージョンアップで追加されました。あまり気が付かないと思いましたのでご紹介します。
Recommend Software
4Kの壁紙が入っていない場合は、Raspberry Pi OSのメインメニューの「おすすめソフトウェア」から適用させます。
おすすめソフトウェアは、Recommend Softwareです。

日本語化されていても、英語の表記も多いRaspberry Pi OSは、なんでこうなんでしょう。チャンポン。

Otherの中に4K用の壁紙とあります。ダブルクリックまたは右端のInstallにチェックを入れて下部にある適用ボタンでインストールします。

変更は外観の設定
壁紙の変更は、デスクトップを右クリックかメインメニューから「外観の設定」を選びます。


画像のファイル名をクリックすることで一覧から選びます。

場所は/usr/share/rpd-wallpapaer
にあります。

同じshareの階層にあるwallpapaerがあります。そちらはDebianのWallpaperで、Raspberry Piは頭にrpd-と付いているフォルダです。フォルダファイルブラウザから辿っていくと気が付きます。
ちゃんと4K用がありますね。
便利なプリセット
しばらく気が付きませんでした。同じ外観の設定に、大きな、普通、小さな画面向けのデフォルトへ戻すボタンがあります。
外観を色々と変更して、元が分からない場合に便利なプリセットツールです。

これ、4Kモニターで大きな画面向けのデフォルトを選ぶと、解像度はそのまま3840×2160で、メニューバーやらアイコンなどを大きめに表示してくれました。
一瞬、解像度が下がった?と思いましたが、ピクセル数は4Kのままでした。
使い方は私の勘違いかも知れませんが、大きい画面だと全体的に小さく表示されてしまうのを、アイコンとフォントサイズを合わせるのに好都合です。まぁ、個別に変えても同じですけどね。
壁紙もデフォルトに戻ります(赤い夕焼けの画像Clouds)
大きな画面向けだと、アイコンは特大の48ピクセル、フォントサイズは16ポイントになります。(通常は32と12ポイント)
小さな情報でした。