ラズパイ4にメモリー8GBモデル追加、公式OSは「Raspberry Pi OS」へ改名

Raspberry Pi 4B

Raspberry Pi 4Bに新たなモデルが追加になりました。メモリー8GB搭載モデルです。3B+まではメモリー1GBだったことを考えると、ここ1年でかなりのスペックアップを果たしています。価格は75ドル(日本市場価格は約8,200円〜(税別))となり、Raspberry Pi 4Bが2GB、4GBと合わせて3モデル体制になります。(※1GBモデルは一般市場から外れました)

メモリー搭載量だけじゃない

今回はメモリーを搭載量を8GBにしたRaspberry Pi 4Bのお話ですが、その他にも変更点や追加の情報があります。

基板にある電源チップ部品の変更がされています。

これはピーク時の高い電流に対して問題無く供給させるために変更されています。

逆に言えば、ピーク時は電源周りは不安定だったということになります。

これまでRaspberry Pi 4Bは電源周りのトラブルに悩まされていたので、これも改善の一つです。

ただ、一般的に使用する場合は気にせずとも大丈夫です。スペックを使う作業をバリバリ行っていた人には朗報ですね。

RaspbianからRaspberry Pi OSへ

Raspberry Pi OS

今回の8GBモデルに合わせて、Raspberry Pi の公式OS「Raspbian」が「Raspberry Pi OS」と改名されました。

理由は名前だけの問題という意味が一番強いでしょう。
WindowsマシンはWindowsOSですし、AppleのMacはmacOS、分かり易いですよね。

今後はRaspberry Pi という基板のOSはRaspberry Pi OSなら確かに見付けやすいし覚えられます。RaspbianではDebianに近すぎる?

合わせて64bitOSとして対応予定です。(現在ベータ版がリリース)

実はRaspberry Pi 4B自体は64bit対応の基板です。しかし、OSが32bitだったためにあまり意味がありませんでした。

今後は遠くない未来に他のパソコンと同様の64bit対応になる予定です。「64bitと32bitは何がどうなの?」と思われるでしょう。簡単に言えば、扱えるデータ量が大幅に違うということです。

突っ込まれることを承知で言うと・・・、

パイレッド
パイレッド

フェラーリに軽自動車のエンジン搭載だった・・・みたいな?

使用するアプリケーションも対応しないとなりませんが、Raspberry Pi にとってもメリットは多いと思います。

デスクトップ利用を促進か

先日のハイクオリティカメラモジュールにしても、USBブートに対応させることにしても、今回の64bitOS対応も、すべてはパソコンのようにデスクトップ利用を促すような構成です。

Raspberry Pi はシングルボードコンピュータとはいえ、ユーザーの需要は組み込み系に留まらず、一般的なパソコンのように使いたいと思う人が増えました。

簡単な作業であれば、確かにデスクトップとして利用するとなるとRaspberry Piはパソコンと比較して安価でお手軽です。

とはいえ、3B+までのメモリーが1GBではどうしようもなかった。4GBメモリー搭載のRaspberry Pi 4Bでは、それなりに使えて驚きました。但し、慣れないRaspbianでは取っつきにくいのも理解できます。

Ubuntuは以前から世界中で人気があるデスクトップOSです。日本ではまだまだながら、海外の大手企業ではUbuntu環境も一般的になってきました。(以前はGoogle本社はUbuntuを使っていましたね。今はどうだろう??)

Raspbianから改名した「Raspberry Pi OS」がどうなるのかまだ分かりませんが、今後はCOVID-19(新型コロナウィルス)の影響もあり、テレワークが盛んになる中、単なるWeb会議ならばRaspberry Pi 4BとRaspberry Pi OSで、ということになるかも知れません。

メモリー8GBモデルのRaspberry Piが必要かどうかは個人的には懐疑的ですが、素早く安価に複数台の端末を準備する場合の候補にはなってくるでしょう。そこは期待しています。

予定されていた8GBモデル

実は、Raspberry Pi 4Bを購入した時、同梱されているユーザーズガイドに8GBの記載があったのは気が付いていました。

誤植かと思っていて、8GBモデルにする予定だったのかなー?くらいにしか思っていませんでした。

8GBと記載があったRaspberry Pi 4Bユーザーズガイド

情報はたくさん

新しい機種が発売されると、変更点もあって情報がとても多くなります。Raspberry Pi 4Bが発表されたのが約1年前の2019年6月23日でした。その時は3B+から4Bということだったので、ケースやケーブル類の互換性が無く特に情報が多かったです。

今回は基本的には4GBモデルと同等です。
64bitOSとメモリー8GB、USBブートでSSD起動などの恩恵は、Ubuntuなどには最適でしょう。

CPUのアーキテクチャがarmなので、すべてのOSとはなりませんが、いくつかのLinux系OSはRaspberry Pi 4で快適に動くようになるかも知れません。

パイレッド
パイレッド

まだ慣れていない方は8GBメモリーではなく、2GBでも4GBでも楽しめます。なんなら、3B+でも充分なプロジェクトもありますよ。

Raspberry Pi 情報を扱うラズパイダとしてもしばらくは8GBメモリーの情報を追っかけたいと思います。

ラズパイダフォーラムでご意見お待ちしています。

Raspberry Pi OS(64ビット)のベータテストも始まりました。ダウンロードは公式フォーラムから可能です。(注意:まだベータ版で不具合多し)

[https://www.raspberrypi.org/forums/viewtopic.php?f=117&t=275370]

8GBモデルの情報も載っている「TheMagPiマガジン94号」もリリースされています。

[https://magpi.raspberrypi.org/articles/8gb-raspberry-pi-4-in-the-magpi-94]

ニュース元https://www.raspberrypi.org/blog/8gb-raspberry-pi-4-on-sale-now-at-75/

ラズパイダ

ラズパイダ

学べる楽しむ便利になる。小さいくせにヤケにパワフル。そんなRaspberry Pi をまだ知らない人に伝えたい。様々な場所で利用されているRaspberry Pi を知って「あっ、これもラズパイだっ!」だからラズパイダ!

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