raspistillコマンドでカメラモジュールを使う基本編

Raspberry Pi Zero W/WHにカメラモジュールを使って監視カメラのような「あんまり監視しないカメラ」を作りました!

ここではその際に使うコマンド「raspistill」のオプション例をご紹介します。

目次

raspistillコマンド

このコマンドはRaspberry Pi のCSIポートにカメラを繋いで使用します。オプションが多く、静止画を撮影するには最適です。

また、動画はraspividコマンドで可能です。

コマンドのオプション(引数)は-?で表示できます。載せておきます。

raspistill -?

コマンドは raspistill [options] で使います。

その中でも方向を変えることが必要です。今回は-rot 180としました。左右反転していましたからそうしました。

他のコマンドオプションは非常に多いです。コマンドオプションの一覧は公式サイトで確認してください。

参考:公式サイトドキュメント(カメラ)

よく使うパラメーター

単純に静止画を撮影するのに指定するパラメーターは、そんなに多くありません。

任意のファイル名を付けて画像を書き出す「-o」、撮影するまでプレビューを出す時間は「-t」、画像が左右反転や上下反対であれば、それを変更する「-rot」「-hf」「-vf」などがあります。

実例

カメラの初期状態はこの形で説明します。反対なら反対で考えてください。

カメラの向き

ケーブルが上です。

使うと分かるのですが、ケーブルは下の状態が正位置です。

これを踏まえて撮影する画像にパラメーターを与えます。

そのまま撮影してみる

raspistillコマンドの基本。

raspistill -o default.jpg

-oの後にファイル名で書き出せます。間は全て半角スペースです。

撮影された画像はやはり逆さまですね。

初期画像

上下反転してみる

逆さまだったので上下を反転させます。

反転するコマンド例。

raspistill -vf -o vf.jpg

-vfはバーチカルフリップの略で、縦方向に反転します。

撮影された画像

縦に反転

ラズパイのぬいぐるみ「Babbage Bear」が正しい位置になりました。しかし、実はまだ左右も反転しているんです。

左右は変えずに上下反転というわけです。

左右に反転してみる

更に左右反転もしてみます。

raspistill -hf -vf -o vhf.jpg

-hfでホライズンフリップになり、左右反転になります。

撮影された画像

上下左右反転

これが正しい位置、現実の位置になります。しかし、分かりにくいですね。正位置での撮影なら、何もパラメーターは要りません。

回転させてみる

Rotate(回転)できるみたいですから、コマンドの長さはあまり変わりませんけど、その方が解りやすいですね!

書式は「-rot 角度」です。

制限として0、90、180、270度だけサポートされています。

回転させるコマンド例。

raspistill -rot 180 -o rot180.jpg

最初の画像を回転させて現実と同じ位置へ。

これで正位置での撮影となります。

上下が逆だった場合、カメラ自体の位置を変えるか、回転させましょう。

カメラのリボンケーブルが下の正しい位置で撮影するなら、何もパラメーターは必要なく、ファイルを書き出す「-o」だけでOKです。

コマンドエラーコード表

上手く動作しない。エラーが出た?ならコード表を確認しましょう。

V1の場合、カメラのレンズユニットが取れていないか確認してください。私はそれで5分程ハマりました!

そりゃ、レンズが付いていないなら撮影できるわけないわな。

EX_OK0アプリケーションが正常に実行された(Application ran successfully)
EX_USAGE64コマンドラインパラメータが正しくありません(Bad command line parameter)
EX_SOFTWARE70ソフトウェアまたはカメラのエラー(Software or camera error)
 130Ctrl-Cで終了したアプリケーション(Application terminated by Ctrl-C)

次回はエフェクトもできるようなので試してみたいと思います。

続きはこちら「ラズパイの公式カメラモジュール v2.1とv1.3の画像比較テスト」です。

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