Q4OSはXPライクな見た目と操作感がウリの軽いOS

見た目がWindows XPに似ているQ4OSのArm版がリリースされています。Wikipediaによると、Q4OSはDebianを元に開発され、Arm版はRaspberry Pi OS を元にしているとありました。それならばRaspberry Pi にはマッチしますよね。

Q4OSは公式HPによると、2014年から開発されていて、開発センターはチェコ共和国のプラハにあるそうです。

以前から気になっていて、まだ試していなかったOSの1つです。

ファーストインプレッションとしては、アリだと思います。Linux系はWindowsではないのだから、見た目は関係ないと思われる人も多いでしょう。確かにその通りなのですが、見た目が慣れていると意外としっくりくるのは大きい要素かも知れないと改めて感じました。

普段、あまりPCに詳しくない世代か、XPの頃から第一線を離れてしまった世代にとって、XPの見た目に似ていると「なんとかなりそう」な雰囲気にさせてくれます。(何も変わらないけど!)

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安定のBuster

Arm Raspberry Pi版の中身は、2022年時点でも安定を重視してBusterを元にしています。Q4OSの最新がGemini(ジェミニ)と呼ばれ、その前はCentaurus(ケンタウルス)とされ、Raspberry Piのイメージファイルのコード名はCentaurus(ケンタウルス)でした。Q4OSのコード名の命名規則は星座の様子ですね。

安定感でいえば、確かにそう感じる部分は多くありました。今回はRaspberry Pi 400で試しています。

Q4OSのシステム情報画面
Raspberry Pi 400をノーマルで使用

何をするにもサクサクな動作であることは間違いありません。

唯一、ファイルマネージャとWebブラウザの初動が遅い点はとても気になりました。一度プロセスとして動いてしまえばなんてこと無いレベルなのに、初動だけ遅い。(何度も書き換えた16GBのmicroSDカードが劣化している節もあったので、今回だけかも知れません)

XPライクな見た目と操作感

Raspberry Pi OSもBullseyeが安定してくる頃に、Busterは更に安定していて好感が持てます。先進的な機能はWindowsやMacにお任せするとして、Linux系では安定感は欲しいですよね。

日本語環境も最初からOK

日本語教示はすべてではありませんが、言語を日本語にするだけでほとんど読める状態になります。この辺はBusterの頃のRaspberry Pi OSと変わらないと思いました。(セットアップウィザードで日本語にする)

初回のセットアップ時に、英語だけどとても分かりやすいセットアップウィザードで日本語を選べるので難しくはありませんでした。

日本語入力に必要なインプットメソッドは、Mozc(+fcitx)が最初から入っていました。日本語を選んだ時点で一緒にインストールされたのでしょうか。日本語入力もそのままOKでした。(Ctrl+スペースで入力切替)

ボタンやメニューの場所

見た目が似ていると何が便利かといいますと、押すべきボタンの位置であったり、メニュー構成が同じだったり、配色が同じだったりもしますから、違和感なく操作できる点です。

XPだとこうだったな、と思えるような配置でした。

Windowsで設定といえばコンパネ。有名ですよね。Q4OSではコントロールセンター!!

コントロールセンター

ダウンロード

ダウンロードは公式HPからどうぞ。32bit用しかありません。

ダウンロード前に寄付を求められます。寄付をしなくても無料でダウンロードすることも可能です。(Not now, take me to the download >)

Q4OS Centaurus - Raspberry Pi / armhf … 882 MBytes … setup guide

初期のユーザー名とパスワードはRaspberry Pi OSと同じで、piraspberryです。

Windows版はUEFIブートメニューにQ4OSエントリを登録してくれる

今回はRaspberry Pi 用のQ4OSでした。Windows版は、パーティションを占有することなくUEFIブートメニューにQ4OSエントリを登録してくれるので、デュアルブート可能とのこと。これなら簡単に使えますね。

Windowsインストーラを使用すると、Windowsと一緒にQ4OSを簡単にインストールでき、既存のWindowsオペレーティングシステムやインストールされているソフトウェアを変更する必要はありません。Q4OSは、他のアプリケーションとしてWindows内にインストールされ、個別のパーティションはなく、Windowsファイルシステムのフォルダだけです。Q4OSをインストールすると、コンピュータを再起動するたびにWindowsとQ4OSを行き来できるようになります。このインストーラーは、Windows 11、10、8、または7バージョンと互換性があり、PCのファームウェアで利用可能な場合はセキュアブートを処理できます。

https://www.q4os.org/dqa014.html

XPな見た目のLinux、Q4OSでした。一度お試しあれ。

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