そろそろ知っておきたい「小学生プログラミング教育必修化」の話

※この記事は新型コロナ禍直前の2020年1月に公開した記事を現在に合わせて加筆修正しました。

2020年は、小学校のプログラミング教育が必修化される年でした。しかし、新型コロナ禍の影響が世界的に広がってしまい、一人一台の端末も含め、小学校への対応は2021年に持ち越される事態になってしました。

新型コロナ禍が終息していく中、始まっているプログラミング教育も、一人一台の端末もChromebookが半数を占めているため、Raspberry Pi の出番は、2019年頃と異なってきています。

それでも、これから小学生にあがる子をお持ちの親御さんとしては、乗り遅れないように教育させたいとお考えでしょう。

でも、「プログラミング教育に備えるにはどうすれば?」という方がほとんどだと思います。

どうやら「Scratch」を使うこと、ロボットに命令を出すこと、そういう教室が多いでしょう。残念ながらRaspberry Pi は主役では無さそうす。

プログラミング教育で得られる論理的思考は、Raspberry Pi を使っても同じ効果を得ます。教室があるなら通わせてあげてもいいですし、自宅で復習できるように端末を揃えてあげることも必要でしょう。

プログラミングもスポーツと同じように経験させなくてはならない時代になりました。少なくても学校の授業には慣れていかないとなりませんね。

月謝などの相場も踏まえて、よく分からないなーという人は一読ください。

目次

教室に通わせる

学習環境の問題はこれまでも懸念されてきました。都市部なら何も苦労はしません。特に都内であれば悩むことも少ないでしょう。

日本の人工は、ザックリ1割が東京都民ということから、残りの9割はなかなか近くに望んだ施設はない環境です。

都市部と地方の差は、ある程度は仕方ないとしても、なんとか近くで学べる場所を探してあげたいですね。

メディアの報道でもプログラミング教室は既に4,500にも達していて増加傾向ということです。

Raspberry Pi は自宅学習には最適です。しかし、それを教えることができる親御さんなら良いのですが、知識や技術だけあっても難しく、学習に時間をかけてやれないのはツライところです。

Raspberry Pi が人気な理由の1つに、プログラミング教育でも推奨されている「Scratch」が最初からインストールされているからなんです。

scratch学習 title

Raspberry Pi 自体はそんなに高価な物ではありませんので、とりあえず買い与えてみるのは良いアイディアだと思います。

私自身はプログラマーではありませんが、やはり当時に父親から買い与えてもらったNECのパソコンがきっっかけで、それ以後ずっと触るようになり、IT系で困ったことはこれまで一度もありません。(ついでに英語も)

学習用と割り切った場合、昔に比べれば安くなったものです。

パソコン20万円→ Raspberry Pi なら2万円以内

先ずは自宅用に環境を整えてあげて、できれば教室(塾?)に通わせてあげるのは今後必要かも知れません。

近くにあるならラッキーなので、小さな教室だとしても経験させてあげてください。

気になる月謝の相場は?

お子さんの習い事は他にもあるでしょうから、新たにプログラミング教育にも月謝を払うとなるといくらなのか気になりますね。

ネットなどで調べたり、テレビの情報などから、中心価格帯は7,000円〜1万円が相場のようです。ただ、これは週に何回通うのか、何を習うのかにより、中心も5,000円〜15,000円と幅が広がります。

Rブラック

知り合いの小学生のお子さんが通っている塾は、ロボットを利用した学習で、教材とは別に月謝は1万5千円だそうです。

Rグリーン

月に何回で?

Rブラック

毎週1回60分だから、月に4回だね。

当然ながら、上を見たらキリがありません。

これは今後競争も激しくなり変わってくると思われますが、概ね1万円はみておいた方が良いでしょう。

小さなコミュニティでもOK

近くに教室なんてない・・・。確かに田舎の都市部以外では、なかなか子供向けのプログラミング教育というのは少ないと思います。よくあるのは、シルバー世代のパソコン教室で、今後は兼用されていくのかな?と思われます。

本当は通えるなら教室の方が安心かと思います。

他にも夏休みなど長期の休みに合宿などでプログラミング教育を行うイベントなども2019年から多くなっています。新型コロナ禍の影響が無くなれば、盛んになっていくかも知れません。

  • 小学生向けプログラミング教育の教室
  • シルバー世代の(従来の)パソコン教室
  • 個別指導(家庭教師や数人のグループ)
  • 夏期講習などの合宿
  • ワークショップで体験

このように教室の形態もいくつかあり、教室自体も大小あります。別に有名な教室ではなくてもOKだと思いますよ。

スポット的な物でも参加しないよりは良いでしょうし、それがきっかけになることもあると思います。

環境が大事

注意すべきは、教育内容とその環境だと思っています。

プログラミング教育といっても、プログラマーを養成する教室ではありません。本来の目的を忘れないようにしましょう。

教え方や学習方法がその子に合っていて、気負いすること無く楽しみに通えることが大事だと思います。

論理的な思考を育むのに、最初からテクニックや答えは必要ありません。
むしろ柔軟な発想ができる方が、後々に有効となっていくと思いませんか?

少子化でも、数人のグループで学習できる方が本来の目的に合っています。そういう場所を選びたいですね。

親御さんとして思ってしまう「末はプログラマー」というのは、あくまでも副産物に過ぎません。コンピューターが嫌いでは、プログラマーにはなりませんよね。

タブレット端末でもできるの?

よく使われている「Scratch」という学習用プログラミングツールは、WEB型もあります。インターネットに繋がっていれば同じように取り組むことに大きな違いはありません。

問題なのは、そのタブレットやパソコンと、何か連携しているかどうかという点です。

「Scratch」上だけの学習なら何も要りませんが、ロボットなど他の物を制御させるには、動かす、光らせる物と連携ができていないとなりません。ソフトウェアだけの話ではないのです。

その点、Raspberry Pi はその連携は比較的に簡単に行えるから人気なんですね。

Lチカが一番有名で、Raspberry Pi のGPIO端子に繋いだLEDをに光らせたり色を変えたりするものです。

GPIO-Pinout-Diagram-2
GPIO

より学習が進めば、スマホと連携させることもできてくるでしょう。スマホ同様に、Raspberry Piだって使ってみないと何も始まらないですよ。

本来の趣旨を理解しよう

プログラミング教育の必修化の本来の趣旨は、プログラミング教育を通じて、論理的な思考や考える力を養うということがあり、プログラミングもパソコンもタブレットもただのツールに過ぎません。

プログラミング教育は問題解決能力の育成など人間力向上が目的

プログラミング言語が出来るようになるのは別のお話です。プログラミングが実はオマケというのはプログラミングコードを教えないからです。

だから、最初から難しく考える必要はない、ということです。

プログラミングは、自ら勉強できるような学ぼうとする積極性が育まれると感じています。分からないから調べる(ググる)だけではなく、自分の頭で解決策を考えられるチカラとでもいうのでしょうか。

前提として、子供心に楽しくないと響きません。

その点ではRaspberry Pi って小さな子の気を引くにはバッチリな端末と言えるのですが、そう思いませんか?

小学生のプログラミング教育について、学校だけではなくプライベートでも気軽にコンピューターサイエンスに触れられる機会が必要だと考えています。

親御さんはその機会を多く作ってあげるのが役割ですからね。

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