Raspberry Pi 400が発表になりました。いつものごとく日本での発売は少し先です。既に欧州では単体版もお得なRaspberry Pi 400キット版も早々に売り切れになりました。コロナ禍ということもあり、生産体制がどのようなのかは分かりませんが、徐々に世界、日本に供給されると思います。
RaspberryPi の製品は各国の法令に準じた証明を受けています。日本だと通称「技適(技術基準適合証明等)」と呼ばれる証明がその代表格として有名です。
この証明書のコピーが公式ページで確認できます。
実際には日本で発売される場合、メーカーや公式のアナウンスと同時になるため、それで知るケースが多いでしょう。各販売店の情報をウォッチすることで十分だと思います。
ただ、このページで確認して「JAPAN」が掲載されていない内は、日本での使用は違反となりますのでやめましょう。
更新されたら日本で購入可能
ページの掲載がタイムリーとは限りませんが、公式Raspberry Pi にある法令遵守した国が機種名と共に一覧になっているページがあります。
ここに「JAPAN」と掲載されていれば日本でも購入可能になったということです。
発表されたばかりの「Raspberry Pi 400」が記事執筆時点(11/4)で機種名に追加掲載されていました。ご覧のようにまだEUだけですね。
個人としてはこの確認しかありません。
特にアナウンスもなく更新されているページですので、時々、気にして訪れると国や地域名が増えていることが分かると思います。
この国や地域名のリンクは証明書のコピーとなるPDFファイルになっています。興味のある方は一度閲覧してみてください。
主にWi-Fi器機、AC電源などの法令遵守が影響しています。
リーフレット
Raspberry Pi は小さな箱に入っています。内容物は本体以外にリーフレットがあります。
そのリーフレットも同じページ下部で掲載されています。

Raspberry Pi 400の日本価格は?

Raspberry Pi のメーカーはRSコンポーネンツ(OKdo)とelement14で、日本ではRSコンポーネンツの代理店としてKSYが有名です。
あくまでも個人的に小売りの日本市場はKSYを目安に考えています。そのKSYが提示している販売価格は発売前の時点で以下の通りです。
機種 | 予定販売価格 |
Raspberry Pi 400 (単品) | 8,750円(税抜き) |
Raspberry Pi 400 キット | 12,500円(税抜き) |
販売は来年になる予定と記載されています。コロナ禍でもありますので、いつもよりも時間がかかるかも知れません。
Raspberry Pi 400のドル建て価格は、本体版で$70(7,577円)、キットで$100(10,825円)です。関税や物価などを考慮すると、輸入品ということも手伝いそのままのレート換算はできません。
先ほどのKSYでの価格はメーカー直の代理店価格です。更に代理店から仕入れるお店もありますし、別のルートから仕入れた場合も大量に販売できる大手代理店の価格には敵いません。送料も加味しないとなりません。
日本で手に入るのはもう少し先
暖かい季節にならないと手に入らないRaspberry Pi 400ですが、概ね1万円程度から手に入ります。また、これまでのRaspberry Piとは異なり、オールインワンで箱から出して直ぐに使える点でお手軽です。初心者の人こそ手にしてもらいたい製品ですね。
ラズパイに興味が沸いたけど待てない!という人は、既に手に入りやすくなったRaspberry Pi 4 model Bで始めてみてください。恐らくRaspberry Pi 400が手に入る頃には、それなりに使えるようになっている時間があると思いますよ。
Raspberry Pi 400の話題はまた追っかけたいと思います。
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