小さな子向けに開発されたOS「PrimTux」おフランス製ザンス

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ラズパイのOS

Linux好きの人には馴染みのあるTuxという言葉。Linux公式のマスコットの名前です。これだけで子供向けであることが分かります。

PrimTuxは初等教育向けに構築されています。但し、おフランス製なのでデフォルトはフランス語です。(これは日本語フォントと言語を日本語にすればほとんど解決します)

起動は問題なく日本語化もできます。小さなお子さんなら言語はそこまで必須ではありませんね。
Raspberry Pi 4や400をお持ちなら、一度は触らせてみてはいかがでしょう。

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ダウンロード

OSのイメージファイルは一通り揃っていました。Raspberry Pi 4と3B+向けにも公開されています。

Raspberry Pi 4と3+用がある

ダウンロードは少し時間がかかりました。サーバーの問題でしょうか。

Raspberry Pi 4用をダウンロードしましたが、microSDカードは32GB以上で書き込みます。8GBや16GBでは容量が足りません。

いつも通り、Raspberry Pi Imagerのメニュー最下段のカスタムから書き込みました。

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PrimTuxは教育向け

画面はシンプルです。軽量のウィンドウマネージャーFluxBoxが採用されているからです。教育向けなので質実剛健です。

これなら迷わないですね。

中央のTuxの目がアニメーションするので、子供さんなら興味が沸くと思います。

Officeソフトも可愛らしいアイコンメニューになっていたり、メニュー構成もお子様向きです。ダサいと言わない(?)年齢が対象の3歳〜10歳までとなっていました。

LibreOfficeのアイコンがカラフル!

ちょっとフランスの状況は分からないので、Wikipediaの写真から想像してみます。

Wikipediaより

こういう光景は日本ではいつになったら普通に見られるようになるのだろうか…。

流石に自由の国フランスらしい教室です。イスが真っ赤な色やデザインもいい。

結構、真剣な取り組み方をしていますね。

ログインは年齢別

ログインできるユーザーが最初から出来ています。これは年齢別になっていて、それぞれのデスクトップ環境が変わるという仕組みです。

四段階の権限に分かれたユーザー

Mini(3〜6歳)、Super(6〜7歳)、Maxi(8〜10歳)と管理者です。

管理者以外はパスワードは設定されていません。空白で入れます。

一先ず、管理者(ここでは教師とか教授ですね)で入ってみます。

管理者の初期パスワードはtuxprofとあります。

Le mot de passe de la session administrateur est « tuxprof » compatible avec les claviers AZERTY et QWERTY.

管理者セッションのパスワードは、AZERTYおよびQWERTYキーボードと互換性のある「tuxprof」です。

https://wiki.primtux.fr/doku.php/presentation_du_systeme#quelques_captures_d_ecran

ネイビー色のタスクバーが管理者です。この色とメニュー内のアプリケーション、アイコンなどがユーザー毎に違います。

3歳〜6歳用のMini

日本語化

フランス語なのでメニューすら読めないのには困りました。

キーボードのレイアウトがフランス語になっているため、日本語化のためにターミナルを開いても、まともにコマンドすら打てません。

とにかくキーボードレイアウトを日本に変更しましょう。

メニューボタン内の右側下から2番目が設定です。クリックすると左側に一覧が出てきます。Keyboard layoutsを探しましょう。

日本語化済みのメニュー

フランスになっている部分にプラスマークボタンから日本語である「Japonais」を追加します。

キーボードモデルは101に変更した

フランスの言語より上に配置するか削除します。

日本語化コマンド

これでキーボードが打てるようになりました。早速、言語を日本語にしていきましょう。

標準のターミナルソフトが慣れないので、メニュー検索バーからLxTerminalを探して使いました。

以下コマンドは、Debianで有効なので、他のディストリビューションだと少し異なります。PrimTuxではこのままでOKでした。

sudo apt install task-japanese locales-all
localectl set-locale LANG=ja_JP.UTF-8 LANGUAGE=”ja_JP:ja”
source /etc/default/locale

echo $LANG
sudo reboot

echo $LANGja_JP.UTF-8と表示されれば設定できています。再起動して適用させます。

結果として、最初のWelcomeのようなダイアログはフランス語のままでしたが、メニューなどはほぼ日本語化できます。

教育用アプリケーション

フランス語の影響はありますが、アプリケーションは考えられてカスタマイズされています。

日本人の感性とは異なりますから、デザインや操作するインターフェイスが馴染めないのは仕方ないですね。

eduActiv8 

こちらの「eduActiv8」はよく出来ていると思います。実はマルチプラットフォームに対応していました。(Linuxの他にWindows、Mac、Android、iOSまで)

※Mac版を試しましたが、残念ながらセキュリティの関係で起動させてもウィンドウだけで操作できませんでした。

これだけをRaspberry Pi OSにインストールしても良いでしょう。(以下、Buster)

echo 'deb http://download.opensuse.org/repositories/home:/imiolek-i/Raspbian_10/ /' | sudo tee /etc/apt/sources.list.d/home:imiolek-i.list
curl -fsSL https://download.opensuse.org/repositories/home:imiolek-i/Raspbian_10/Release.key | gpg --dearmor | sudo tee /etc/apt/trusted.gpg.d/home_imiolek-i.gpg > /dev/null
sudo apt update
sudo apt install eduactiv8
法則性を考えるゲーム

知育ゲーム集になっています。レベルに応じて内容が変わり、たくさん例題がありました。

マウス操作や簡単なキーボード操作だけですから、未就学のお子さんでも取り組めますね。日本語かどうかも関係ない問題が多いので、とても直感的な思考ができるでしょう。

他にもいくつか教育アプリがあるのはメニューから分かります。

以前にもご紹介したTuxの知育ゲーム集。

気軽に試したい

印象としては、小学校以下であれば、子供としても得意げに触れるパソコンになるOSと感じました。Raspberry Pi 4や400で自由に使えるようにしてあげるとコンピューターに興味が抱いてくれるかも知れません。

ペアレンタルコントロール機能や、インターネットも有害サイトの排除をしているなど、よく考えられています。

パスワードも必要無く、重要なところは管理者権限が必要になる点も、親子や教師と取り組むには最適ですね。

これを日本人が開発して、日本語で日本のアプリケーションとしてあれば、未来に期待が持てるのかも知れません。おフランス製ですが、PrimTuxも無料ですから気軽にインストールしてみてください。

フランス語ができるようになったら驚くかも?!

以上、教育系OS「PrimTux」でした。

Piレッド
Piレッド

子供が、というよりも親世代がITに弱いから世界と差が拡がっていますね。

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