openmediavaultでファイルシステムを強制的にアンマウントする方法

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openmediavault

前回、openmediavaultでNASサーバーを構築しました。原因は解りませんけど、おかしなエラーで設定が変更できない項目がありました。権限(パーミッション)の矛盾だったのか結論は出ませんでした。

しかし、権限の関係でファイルやフォルダが読み取り専用になってしまったので、NASとして上手く使えないため、一旦ハードディスクを再フォーマットをかけようと思い立ち、ワイプを実行したくハードディスクをアンマウントしようとしてもボタンがグレーアウトして押せない・・・。

備忘録としてファイルシステムを強制的にアンマウントするやり方をご紹介します。

前回: 初心者でもラズパイでNASサーバーを作ってみよう!

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定義ファイルの修正

このアンマウントできないといったWEBインターフェイスの問題は、海外ではバグという認識で、同じような人はたくさんいました。

実はこのWEBUIであるブラウザで操作するopenmediavaultコントロールパネルは、.xmlの定義ファイルがあります。SSHで接続して中身を見ると、変更前のデータ(設定)も残っていたりして、うまくできていませんでした。

例えば、何らかのエラーありきではありますけど、共有フォルダを削除してもエラーで適用されませんでした。今回はReadOnly(読み取り専用)だから変更出来ない旨のエラーで削除できません。

しかし、.xmlをみてみると、なぜかエラーで失敗したハズのフォルダ情報がしっかりと記載されています。他にそういうことがあって、それが更新時に引っかかっていたようで、堂々巡りという状態でした。

んー、よく分からない。一旦またやり直そうと考え、フォーマット(コントロールパネルではワイプ)しようとしてもエラー。

アンマウントできない。

そもそもボタンがグレーアウトして押せない。

mount-hdd
ここではアンマウントのボタンは生きています。

この場合、アンマウントできるハズなのに、そのボタンが押せないのは、実際にできる状態であっても、ある条件だけがエラーとなっていて、結果的にできない場合ではないかと考えました。

コンピュータの世界ではよくあることなんです。

予想するに、ブラウザベースのインターフェイスなので、このブラウザで表示されているシステムに不具合があれば思ったように動作しません。

そういう観点から検索したらやっとそれらしきWEBページが出てきたという訳です。

結論としてはこれで解消しました。

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定義ファイル.xmlの中を手動削除する手順

定義ファイルの中身を手動で削除する手順はこうです。

手動で削除する
念のためバックアップしておく → config.xmlファイルのfstabセクションの数行を削除する → 再起動する

SSH接続で他のマシンから修正します。

config.xmlバックアップする

cp /etc/openmediavault/config.xml /etc/openmediavault/config.backup

cp(コピー)コマンドで、config.xmlをconfig.backupへ名前変更し同じ場所にコピーする。

もしも失敗した場合はこのバックアップファイルの名前を元に戻せばOKです。

エディッターでconfig.xmlを開く

nano /etc/openmediavault/config.xml

config.xmlを開き、[fstab section]の中にある<mntent> とから </mntent>までを<mntent>も含んで行削除します。

この時、uuid (8d089ed1-5d...など)は該当するハードディスクか確認してください。

そして再起動します。

reboot

または

shutdown -r now

結果として

この結果、無事にアンマウントできました。

その後、フォーマットするため、[ストレージ]-[ファイルシステム]-[ワイプ]を実行します。クイックフォーマットで大丈夫です。

create-filesys
クイックフォーマット中

どうもシステムというより、操作系であるインターフェイスの部分のバグも存在しているようで、不合理なエラーが出ることがありました。私の設定ミスもありますので、どの部分か特定はできませんが、更新するボタンとは別にやり直しボタンがあり、エラーが出た場合、やり直しをして改めて設定し直さないと、適用になっていないのに、その情報がxmlファイルには残っていました。

特に権限周りの設定は慎重に行いましょう。

権限を無くしたユーザーのまま変更できないと詰まります・・・。

かなりレアな解決方法かも知れません。でも実際に起きたので、もしも同じような悩みで検索している人は、この方法も試してみてください。

おまけ

openmediavaultにはfirst aidという設定があり、raspi-configのように設定の深い部分を変更・修正可能です。

omv-firstaid

この画像のように、通常のブラウザで操作する以上のことが可能です。今回の場合は特に利用しませんでした。

検証はしていませんが、10番のキャッシュのクリアは効果があったかも知れません。

コマンドでイケます。

omv-firstaid

※なお、この記事のコマンドではsudo無しで記載していますけど、そもそもrootでSSH接続しているため、必要ありません。

OMV参考:https://forum.openmediavault.org/index.php/Thread/2918-Solved-force-umount-filesystem/

使い方

ファイルサーバーとしてOMVが設定できれば、メディアセンターのデータ保存置き場として指定できます。

個人的にRaspberry Pi 4にOMV5を使い家庭用の外付けHDD2台をUSB3.0で繋いで24時間365日運用しています。
手元のノートパソコン、タブレット、スマホからいつでもデータの取り出しが可能になって便利に使えています。

市販のNASよりも信頼度は低いとはいえ、自分好みにカスタマイズ設定できる点が気に入っています。皆さんもぜひ。

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