以前からNFCを使ったシステムをRaspberry Pi で作っている人は見かけています。今回、取り上げたい海外の事例は、なんとクレジットカードの磁気ストラップで楽曲を変更しています。
真似したい!
そう思える事例だと思いませんか? カッコイイだけではなく、実用的です。実用的なこと大好きです!
NFCよりも古い技術を取り入れたのと、非接触型のNFCよりも接触型のクレジットカードの動作が楽しそうです。
より安価に製作できる点も秀逸です。
それに作者も言っているように仕組みは簡単です。カードにIDがあり、それを読み取って紐付けした曲を再生するだけです。
これはNFCでも同様です。
私はプログラマーではないですが、こういうシステムは最初にきっかけを作って、それに対応するようにコードを書いていくものです。それも必要最低限にして、その小さな仕組み(動き)を組み合わせてより複雑なプログラムをします。
この場合だとIDがカード内の磁気ストラップにあるため、それをユニーク(一意)な存在として楽曲に割り当てるだけです。
楽曲リストマスタと照合して合致したら、その曲を再生するコードで出来上がりです。
なお、楽曲はmicroSDカードに入れてあるそうです。
この動画は90万回以上再生されています。何よりもこれを作った理由の方が心温まります。
「私の家族は、それぞれが手作りのプレゼントでなければならないと決めました。それでこれは私が父のために作ったものです。」
深イイ話ですか、これは。素晴らしい家族ですね。
日本人でもオシャンティーなシステムを作った人が居ます。有名なRaspberry Pi とNFCの事例です。作者エンジニアのワタナベさんです。
こちらは音源はSpotifyで、APIの関係でプレイリスト名で引けないようで、プレイリスト内の楽曲順番を変えるコードで対応されていました。アイディアがスゴイ。
2016年当時で有名な事例です。製作方法も載っています。Githubにプログラムもあがっており、誰でも製作できるのが嬉しいです。
私はこれみて「スゴイ!やってみたい!」と思いVolumioとSpotifyを始めました。
現在ではこのシステムを再構築しており、更に魅力的になっています。
動画の中のボリュームに使っているUSBマルチメディアコントローラーは日本で高値で取引されていてなかなか手が出ません。海外製で本国でもそれなりにします。・・・一時期安い時に買っておけば良かったとずっと後悔しています。
IDを読み書きするには非接触型のNFCリーダーが必要です。
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このような仕組みで何か作りたいですね。その前にそろそろ真似してみようっと。
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