旧Mac用ゲーム「Nanosaur」が最新システムへ移植、Windows・macOS・Linuxに対応

1998年iMacの頃(MAC OS8)、Pangea Softwareから発売されていたゲーム「Nanosaur」が最新のシステム(Windows、Mac、Linux)に移植されました。

最新のM1Macで動くとニュースで知り、早速Githubを覗くとLinux版もあったので、試しにラズパイ4で動くのかインストールしてみました。

ラズパイ4へはソースからビルドしてインストールしないとなりません。一応、動作はしました。ただ、プレイ中の画面にある情報欄が表示されません。ゲームの動き自体はスムーズでした。

ゲームとして楽しむならWindows、macOS用が良いでしょう。

恐竜の世界が舞台のシューティングゲーム「Nanosaur」をご紹介します。

Nanosaurは、CC NC-BY-SA 4.0の下でライセンスされています。
著作権はNanosaur™ © 1998 Pangea Software, Inc.

この記事の主な流れ

ビルドしてインストール

念のため書いておくと、用意されているインストールスクリプトでも出来ましたし、個別に必要なライブラリやアプリをインストールしても出来ました。

ただ、どちらもターミナルにエラーを確認しました。それでもインストール自体は終わり、起動することができます。

インストールスクリプトを利用

githubに書いてある通りなので、慣れている人はサクッと読んでインストールしてください。

有り難いことにPythonで書かれたインストールスクリプトが用意されています。これを使えば、ビルドに必要なファイルも取得してくれます。

githubからダウンロードします。適当な場所に移動してからgitクローンします。(例:/home/pi)

cd ~/
git clone --recurse-submodules https://github.com/jorio/Nanosaur

Nanosaurフォルダの中にPythonスクリプト「build.py」があります。

cd /Nanosaur
python3 build.py

しばらくすると、エラーは吐きますが起動できます。ビルドしてインストールなので少々時間がかかります。

アプリの実行ファイルを指定するだけです。

./Nanosaur

ラズパイ4ではゲームで重要な情報が描画されない

残念柄ラズパイ4にはインストールできて起動しても、キャプチャ画面の黄色枠の部分に本来は表示されるパラメーター類が一切表示されません。

動いても、ゲームとして成立しない状態です。

本来、たまごを5つ探して集めるゲームです。その卵の数も、そもそも体力ゲージも分かりません。

武器をいくつか変更して攻撃できるのですが、どの武器かを絵で判断できない状態です。発射された状態で確認するしかないですね。

ルールが分かっていれば、一応進めることはできても、ライフゲージすら分からないので楽しみが減ります。テクスチャーも少し足りていないような印象です。

本来は次の画像のように表示されないとなりません。

本来のゲーム画面
デフォルトのキーコンフィグ
操作キーの割り当てもできる

USB接続のコントローラーなら、特に設定せずにそのまま操作できました。

使ったのはコスパが良いコントローラー。

WindowsやmacOS

このゲームはWindowsとmacOS(M1Macも!)用もあります。

  • Nanosaur-1.4.2-mac.dmg
  • Nanosaur-1.4.2-win64.zip

Raspberry Pi 4ではなくても、オープンソースなのでWindowsやmacOSで試してみてください。

手動でビルドしてインストール

Pythonのインストールスクリプトと結果手に同じではありましたが、手動でビルドもしてみました。

インストール要件

インストールには以下の環境が必要です。

  • Any C++20 compiler
  • CMake 3.13+
  • SDL2 development library (e.g. "libsdl2-dev" on Debian/Ubuntu, "sdl2" on Arch)
sudo apt install cmake sdl2-dev

Raspberry PiにはCMakeもSDL2-devも入っていないと思いますので、個別にインストールしてビルドできました。

インストールされているかは、バージョンをチェックすれば分かります。

cmake --version
c++ --version
sdl2-dev --version
gcc --version

それでもエラーは途中で吐きますが起動しました。

ラズパイ4だと重要な箇所が描画されていないため、本来のゲームにはなりません。ただ、動きはスムーズで途中で止まるようなことはありませんでした。

githubでもissueが上がっていたので、作者が対応してくれるのを待ちましょう。

iPhoneアプリでPangea Softwareのゲームがいくつかリリースされています。Nanosaur2がありますね。現在、「Bugdom」を同じように移植中とのこと。Bugdomも評価が高いゲームでしたので楽しみですね。

参考:jorio/Nanosaur

シェアする
  • URLをコピーしました!

この記事のコメント(承認後に公開)

コメントする

コメントは日本語で入力してください。名前は表示されます。メールアドレスは表示されません。

CAPTCHA

この記事の主な流れ