Muは非常に使いやすいPythonエディタとIDE(統合開発環境)で、今週はバージョン1.0がリリースされました!
Muエディッタのリリース
突然でしたね。

Muの機能
- シンタックスハイライト
- 自動インデント
- 内蔵ヘルプ
- コードチェック
- デバッグ
Pythonというプログラム言語の垣根が更に下がると思います。Pythonは色々な場面で使える言語で、分かりやすいという意味では初めてのプログラミングでもオススメできます。
初心者向け
まさに文系のオヤジのような初心者プログラマーにはピッタリな簡単なエディタです!
Python使いの熟練者には必要無いかも知れませんが、何でも簡単に分かりやすいのは便利です。それなりに習得できたら、より高度なPython IDEを使用すれば良いのです。(例:PyCharmとか)
モード
Muはいくつかのモードで使えます。 モード変更でMuでの作業をより簡単にできます。
例えば、こんなモードがあります。

上から
- Adafruitのサーキットボードの作業
- マイクロビットのプログラミング
- Pygame Zeroを使ってゲームを作成する
- Python 3プログラミング
選べば関連するヒントや補完・補助をしてくれるということです。通常よりもより意に沿った助けがあるでしょう。
正直なところ、何が分からないか分からない初心者には最適です。そういった間違いを指摘してくれたりヒントが出るということは、トライアンドエラーで習得できるということです。簡単な先生が付いていてくれていることと同じでしょう。
逆に熟練者にとっては余計な機能で、ノイズになるかと思います。これからRaspberry Pi でプログラミング環境を整えるなら、「Mu」は必須になるでしょう。
ガイドでより分かりやすく
私自身もこれで習得できたらと思い先ずはMacBook Proに入れました。
そうです。Muは、Windows、macOS、Linux、およびRaspberryの公式オペレーティングシステムRaspbianで利用可能です。 クロスプラットフォームなんですね。
また、新しいPythonプログラマーのために、これらのすべてのオペレーティングシステムでMu入門ガイドまであります!! ただ、日本語訳が無いんですよね・・・。一時期、MagPiマガジンも日本向けに翻訳して提供するような話もあったのですが、日本ではまだ見込みが無いのか遅れています。ちょっと残念。
Raspberry Pi とPython
安価で様々なことが簡単に始められるRaspberry Pi は画期的です。壊してもmicroSDカードを交換すればOKだし、実験的に何かを作るというより、初心者ならではの満足感がいくプロジェクトを行えます。子供でも習得しやすい機器です。
実際にはRaspberry Pi のみで完結するシステムもできますし、既にあります。アイディアひとつですぐに実現できるので、万人にも初心者にもオススメできます。
単にPython学習だけでもRaspberry Pi の準備は本当に手間がありません。
是非トライしてみてください。
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