今回レビューするのはワイヤレスマウスです。Raspberry Pi で使うマウスとしても、ノートパソコンのマウスとしても持ち運びを重視して購入してみました。
使い勝手が気に入ったこと、そして通信方式がハイブリッドというのが変わっていて便利なので、Raspberry Pi にもオススメです。使用感とメリット、デメリットをご紹介します。
大きさと握り具合
ロジクール製のワイヤレスマウス「Pebble M350GR」といいます。これまでもロジクール製は好んで使ってきました。マウスだとM235rというワイヤレスマウスを未だに使っています。

比較してみるとM350の方が大きいものの、薄さが半分くらいなので、イメージとしては同じような感覚です。

正直、どちらも省スペース型なので、ガッツリと握って使用はできません。特に私は手が大きいので、かなり大型でないとマウスフィットはしないため、あまり参考にはならないないかな・・・。
持ち運んで使う場合に小さい方が重宝します。M350は薄いのが特徴で、M235は短いものの厚みがあります。
どちらも窮屈なのは確かです。
しかし、使いにくいということはありません。軽く小さいため、親指と薬指で挟むだけで固定し易いです。

ややクリックし易いのはM350です。
持ち運びが前提だったり、常用で無ければ特に苦になりません。
クリック感はM350は静音式なので、「ポコ」というような小さな音で、旧型のM235は軽い感じの「カチ」という音です。
最近は静音式が多く、逆に押した感が薄いため私は好みではないですが、大きな違いにはならないでしょう。どちらも軽い力で押せます。
接続方式は2種類
ワイヤレスの接続方式は、通常、2.4GHz帯を使うUnifying接続方式と、Bluetooth方式があります。この旧型M235はUnifying接続方式です。
Unifying接続は別名で「USB Nanoレシーバー」とも言います。
一方、今回購入したM350は、Unifying接続方式とBluetooth方式を両方サポートしています。
2種類の接続方式が利用可能
これ、秀逸ですよね。
USBレシーバーで接続する形こともでき、USBレシーバーを使わずにBluetoothで接続できる優れものです。
しかも、それなのにお値段がお安い!というのも売りのようです。
—Bluetooth式はラズパイではオススメしていません。最初にペアリングしないと使えないからです。
USBレシーバーならUSBポートにレシーバーを差せばスグに使えます。
USBレシーバーも小さいとはいえ、全く接続しないなら余分にUSBポートが空きます。マウスなのでデスクトップ環境で使うために用意しますが、ラズパイの種類によって使い分けたりすれば便利ですよね。
それに、同じロジクール製ならば、1つのレシーバーで対応している複数のマウス、キーボードを接続可能なんです。ただでさえUSBポートが少ないRaspberry Piなどでは、USBポートが犠牲にならずに済みます。
切り替え

裏に切り替えボタンが付いています。というか、ペアリングボタンですね。
青い色がBluetoothで接続されている証で、緑色がUSBレシーバーの接続を表しています。(緑色の写真はまた掲載します・・・。失敗)
レシーバーは上蓋を開けるとあります。
これは珍しい?ですね。普通は裏蓋などですね。

電池は付属の物を使っています。気になる人は新しい電池か充電式のエネループが良いでしょう。
経験から言うと、通常のアルカリ電池の方が保ちます!
公称では18ヶ月は持続できるとありますが、使い方にも依りますが、毎日なら約1年でしょう。それでも気にならない期間ですよ。
M350のメリット
最大のメリットとして、2つの接続方式に対応している点でしょう。
それにサイズ感です。
手の大きさにも依りますが、概ね問題無い長さも確保されているため、操作はし易いと思いますし、デザインもお洒落です。
ポケットにもスッ入る薄さというのは気に入っています。
色展開も最低の3色とはいえ、グラファイト/ローズ/オフホワイトと選べます。
\ Raspberry Pi 4はメモリー8GBが最新 /
M350のデメリット
M350は全員に影響する唯一のデメリットとして、接続方式をどちらか1つだけで使い続けるなら無意味だということです。
場合によってUSBレシーバーとBluetoothを使い分けることが特徴なので、USBレシーバーでいいやという人は最初からUSBレシーバーのUnifying接続の方が価格も安いので、そちらを選んでください。
また、Bluetooth接続がメインなら、これも他のマウスの方が使いやすい大きさがあると思います。
加えて、私の環境ではBluetooth接続が少し安定していませんでした。これは受ける側の問題もあるので、一概には言えませんが、Unifying接続寄りの製品でBluetoothもできるよ、と考えた方がいいかも知れません。
コスパはイイ
それでも両方の接続方式を備えて薄く持ち運びに便利で、比較的に安いので、迷われている人は購入してみるのは問題無くアリです。
- 接続方式は2種類(Unifying接続・Bluetooth接続)
- 薄く持ち運びが楽
- 小さく邪魔にならない
- 比較的に安価
- 一応、メーカー製(ロジクール)
省スペースのRaspberry Pi には同じく小さいマウスが欲しいですね。
—今、手元にありませんがM505というのも持っていました。(友人に持って行かれた・・・??)それも使いやすかったですね。なんとなくマウスはロジクール製が多いなと改めて気が付きました。オススメです。
コメント