ラズパイ(Raspberry Pi 3B+)にLibreELECを入れて動画や音楽を楽しんでいる人や、これからそうしたい人はラズパイ4Bの日本発売が待ち遠しいですね。
ラズパイ4Bは、4K対応でCPUも速くなりメモリーも最大4GBモデルも選べて、消費電力量も抑えられているというのは、メディアセンター用として最強です。しかも、価格は約1万円で揃えられるから、これまでとあまり変わりません。
AmazonVODというアドオンを利用すれば、有料プライム会員特典であるAmazonプライム・ビデオを観ることができます。
Amazonプライム・ビデオについては、別の記事をご覧いただくとして、この記事では、DAZNを観る方法をご紹介します。(Amazonプライム・ビデオの場合は「Raspberry Pi とLibreELEC9.0で作るAmazonプライム・ビデオプレイヤー」へどうぞ)
他のメディアセンター系として、OSMCなども同じような手順です。(※対応と快適度はそのOSに依ります)
DAZNの特徴
簡単にDAZNの特徴をご紹介しておきます。知っている方は飛ばしてください。

こういうサブスクリプション型でも、1か月の使用期間があるサービスは気軽に試せますね。
月額料金 | —— 無料体験1ヶ月 月額1,750 円(税抜) |
支払い方法 | —— 多彩な支払い方法 ・クレジットカード、デビッドカード (VISA, Master Card, JCB, American Express) ・コンビニエンスストア ・DAZNプリペイドカード ・Jリーグ 「DAZN年間視聴パス」の利用 ・TSUTAYAプリペイドカードの利用 ・Apple (iTunes経由) ・Amazonアプリ内課金 ・PayPal (ペイパル) ・銀行口座 |
デバイス数 | 同時視聴数:2デバイス 最大登録数:6デバイス |
スポーツの種類 | —— F1と野球とサッカーが強い Jリーグ、海外サッカー 野球(日本プロ野球、MLB、アニメMajor) モータースポーツ (F1、F2、F3、ポルシェスーパーカップ) テニス(主に女子WTA) バレーボール(V1) ゴルフ バスケットボール(B1、ワールドカップ) 自転車競技(UCIツアー、英国ツアー) アメリカンフットボール 総合格闘技 ボクシング セーリング ダーツ ボウリング フィッシング |
※スポーツの種類は、2019/07現在のラインナップです。今後に増減する可能性があります。
1種類のスポーツだけに費用を払うわけではなく、多くのスポーツを視聴出来るのが特徴的です。MLBやF1のように多く視聴できるのは限られていて、他は大きな大会や特集動画になっています。
高画質だと再生が一時停止することも多く、お値段分の配信品質です。もちろんネット回線やWi-Fi回線に影響されます。
デバイスも6つ登録できます。スマホアプリを使い外出先でも観られるのは有りがたい。
しかも現在、試験中ではありますが、ダウンロードにも対応しています!!Wi-Fi環境でダウンロードしてから外出先で観るということが可能です。
※機能や配信については、2019/07/現在のお話です。今後変わる可能性があります。
登録のデバイス数
DAZNは同時に2つの端末まで視聴することができます。私の場合はMacBook ProとRaspberry Pi 製LibreELECです。
他に6つの端末まで登録することができます。同時が2デバイスというだけですから、実質的な制限は6デバイスと考えても良いでしょう。
例えば、
- メインPC
- LibreELEC(ラズパイ)
- Fire Stick TV
- プレステ4
- スマホ
- タブレット
これで6つのデバイスになります。これなら充分です! 家族が居て他のデバイスで再生させても3つ目は流れません。そこで同時接続制限だと分かります。
プラグインの導入方法
早速、DAZN用のアドオンを入れるべくリポジトリのサイトでダウンロードします。
repository(リポジトリ)であるkodinerds.net Add-ons v1.1.9をダウンロードしてインストールします。

これを何らかの方法でLibreELECが動いているRaspberry Pi へコピーします。もしもsambaを有効にしていれば、他のマシンからユーザーのフォルダであるdownloadなどへコピーしてください。
リポジトリというのは、リンク先の登録だと思ってください。リポジトリの登録から該当のアドオンファイルをダウンロードさせ、しかも自動更新も可能です。
リポジトリのインストール → リポジトリからアドオンをインストール
この手順がLinuxでは行われます。
リポジトリをZipファイルからインストール



ファイル指定ダイアログで、先程コピーした場所を選び.zipファイルをインストールします。
ここではバージョン6となっていますが、1.1.9で問題ありません。更新は後から可能です。
※このアドオンのリポジトリはよく分からない。しかもKodiのリポジトリからもバージョンが9とかあってややこしい。最終的にKodiのリポジトリしかダウンロードできませんでした。これは後述します。
リポジトリからインストール


選ぶリポジトリはkodinerds Add-onsです。
リポジトリからダウンロードを選んで次の画面でダウンロードするプログラムを選びます。

ジャンルはビデオアドオンです。この中に有るはずです。
が、ない!!

ABC順番でDの所にない・・・。
Kodiオフィシャルのリポジトリにありました。
どうやら最初のrepositoryであるkodinerdsはリポジトリからダウンロードできませんね。日本だけなのか分かりません。
再度リポジトリからインストール
気を取り直してKodiのリポジトリからインストールします。


Kodi Add-on repositoryを選んで、やはりビデオアドオンです。

今度はありましたね! DAZNで1.3.2になっています。(異なっても更新できます)
これだけです。お疲れ様でした。
DAZNアドオンの設定
快適に観るために設定します。

アドオンの情報画面です。ここから設定をします。

設定から入るとこの画面で、左メニューのVideo Playerから、Inputstream Adaptiveの設定を選択します。
お気付きの方は鋭い! そうAmazonVODと同じ仕組みなので、同じプログラムの設定なんです。だから、この先で変更した設定項目はAmazonVODを入れていれば共通になります。

ここのMax Resolutionと下のsecureも480Pまで下げてみました。
ちなみにAmazonプライム・ビデオを観るためのAmazonVODだとフル(Max)でも1080PでもOKです。
(※一時はAmazonVODも480Pにしないと観られませんでしたね)
DVDですら720Pですから、YouTubeなどのストリーミング程度です。これも今後に期待します。
\ Raspberry Pi 4はメモリー8GBが最新 /
最後に

このようにDAZNにアクセスできました。
ちょっとアレですね。たまに止まる・・・。画質もプライム・ビデオと比べて劣る感じです。Amazonプライム・ビデオってやっぱり配信は安定していますね。頑張れ!DAZN!
これで大坂なおみのWTAや、エンジェルス大谷翔平のMLB、日本プロ野球の中継、そして、Formula1が観戦できます。
もしもDAZNの会員なら試してみてください。1つのデバイスとしてRaspberry Pi もアリだと思いませんか?
このように無料でお試しが可能です。期間内に解約すれば課金されません。手軽に試してみてください。

フリートライアルの終了日がキチンと表示されているのは好感が持てますね!
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