balenaEtcherでOS「Raspbian」を書き込む

特集記事

Raspberry Pi にOSを書き込む場合、最近まで「Etcher」を使ってきました。このEtcherが名称変更になり、少し商業色が強くなりました。(もちろん無償で利用できますが広告が出てきた)

アプリアイコンと見た目は多少変更になったものの、使い方や優秀さはそのままなので安心して使えます。

ddコマンドで書き込めるとはいえ、敷居が高いし分かりにくいので、こういったアプリケーションは積極的に使いましょう。

Raspbianのダウンロード

ここではRaspbian「Stretch」というリリース名の物です。今回例として使用したのは、フルと表記のある全部入りパッケージです。

  1. 2018-11-13-raspbian-stretch-full →推奨アプリケーション入り(全部入り)
  2. 2018-11-13-raspbian-stretch  →これまでより大きなアプリケーションを除いた
  3. 2018-11-13-raspbian-stretch-lite →これまで同様にデスクトップ環境はなし

このように全部入りのバージョンが加わり3種類となっています。(全部入りはRaspbian Stretch with desktop and recommended softwareとなります)

ダウンロード先https://www.raspberrypi.org/downloads/

これまでと同じにしたい場合は2番の「2018-11-13-raspbian-stretch」でOKです。ただし、オフィス系のアプリケーションなど大きなアプリは入っていません。

他にも超初心者用に「NOOBS」、x86PC用に「Raspberry Pi Desktop (for PC and Mac)」もあります。

「NOOBS」については過去に記事にしていますので「Raspberry PiにNOOBSでOSをインストールする方法」をご覧ください。

2020年3月、公式から専用の書き込みツールソフトがリリースされています。NOOBSとbalenaEtcherを足したような機能と使い勝手です!

今後はこちらがスタンダードになり、NOOBSは以前の方法になります。

Windows版、macOS版、Linux版とあります。もちろんRaspberry Pi OS用もあるマルチプラットフォームのツールソフトです。

microSDカードは信頼ある製品を8GBから32GB

使用するmicroSDカードは相性問題もあり、どれを購入したら良いのか分からないかと思います。正解はありません。条件によっても異なります。今回のバージョンアップでもしかしたら他のメーカーのカードも相性が良くなるかも知れません。

しかし、今オススメなのは台湾Team製のmicroSDカードです!

当ブログ「ラズパイダ」をいつもご覧いただいている皆さんには既にご存じなことですね。本当に他のカードを選ぶ必要がなくなってしまって、相性問題を調べる楽しみ?もなくなりました。

この辺りも過去にまとめていますので、まだの方は次へ進む前にどうぞ。

台湾Team製microSDカードがRaspberry Pi には最適

また、よく聞かれるのがRaspbianまたはRaspberry Pi では何GBまでのmicroSDカードが認識されるの? という質問です。

FAT32へそのままフォーマットできる意味で、32GBまでは何も問題ありません。

これも過去にまとめていますので、詳しくはここでは触れません。理由が気になる方はご覧ください。

ラズパイで利用できるmicroSDカードは32GBまで利用可能

では、今回は全部入りのRaspbian Stretchを使用しますので、32GBのmicroSDカードを用意しました。

microSD-GreenHouse
こちらの画像では以前に好調だったグリーンハウス製にしました。

microSDカードはフォーマットしてご利用ください。購入したばかりの新品ならほとんどはFAT32形式でフォーマットされています。

以前に何かに使用したのなら念のためフォーマットしてください。

フォーマットをするにはこれも定番の方法として「SDカードフォーマッター」を使いましょう。

バージョンアップしたSDメモリカードフォーマッターとbalenaEtcher

balenaEtcherで書き込む

balenaEtcherもこれまでのEtcherと使い方は変わりません。以前にも何度かご紹介していますが、敢えて手順を追って進めます。

手順は3つだけです。

  1. 書き込むイメージを選ぶ
  2. 書き込み先を選ぶ
  3. Flash!ボタンを押す

この場合のFlash!とは、書き込むという意味です。メモリーカードというのは電気的にデータを書き換えることが可能で、電力を供給しなくてもデータを保持することができるフラッシュメモリで出来ています。

balenaetcher

実際には2番目の書き込み先は複数存在していなければ、自動的にセットされています。そのため書き込むイメージを選ぶだけでほぼ終わりということになります。簡単ですね。

新しくなったbalenaEtcherでは、フラッシュ押下後=書き込み中にこのように広告が表示されています。広告といってもこの画像だとプロジェクトの紹介ですね。

フラッシュ中

オープンソースですから、利用はずっと無償だと思います。これまでもEtcherはビジネス用の物もありましたから、個人での利用は特に心配する必要はありません。(仮に有料でも払っても良いくらいに便利です)

終了画面

これで終了の画面です。

おまけとしてSSHとwpa_supplicantファイル

このmicroSDカードを使ってインストールすればOKです。つまり、microSDカードをRaspberry Pi にセットして電源を繋げばOKということです。

しかし、実機にモニターやキーボード&マウスを繋いでというのも大変な時があります。

そういった時のみならず、最初の設定を簡単にするためにも、SSHをインストールと同時に使えるようにして、自宅のWi-Fiにも接続できたら便利ですよね。

それを実現するために、先程出来上がったmicroSDカードのルート直下に決まったファイルをコピーして実現してください。

このルート直下というのは、microSDカードをFinderやエクスプローラーで開いたその場所です。

Macの場合

私がmacOSなので画像は異なります。Windowsの人はファイルエクスプロラーで同じように行えます。

boot場所

/boot以下のファイルはこれらなので、同じ階層にコピーします。

boot以下のファイル群

わざと赤丸で印しを付けたファイルが、SSHファイルとwpa_supplicant.confファイルです。

SSHのファイルは空のもので、名前だけ「ssh」です。拡張子も要りません。wpa_supplicant.confはWi-FiのSSIDとパスワードの設定が記されています。

詳しくは以前にまとめたこちらの記事をご覧ください。

Raspberry Pi のWi-Fi設定を事前に用意しておこう!

暗号化のパスフレーズは難しいというのなら、暗号化していない平文のパスワードで記述しても可能ですよ。

当サイトでは引き続き初心者やこれからRaspberry Pi を触りたい人、当然ながらより詳しい玄人さんに向けて記事を書いていきます。

ラズパイダ

ラズパイダ

学べる楽しむ便利になる。小さいくせにヤケにパワフル。そんなRaspberry Pi をまだ知らない人に伝えたい。様々な場所で利用されているRaspberry Pi を知って「あっ、これもラズパイだっ!」だからラズパイダ!

関連記事

特集記事

コメント

この記事へのコメントはありません。

最近の記事 はじめて向け
  1. キーワード”ラズパイダ”をGoogleで検索しないでねって話

  2. ラズベリーパイは小さなホームサーバーに最適、自分好みはプライスレスな4選

  3. あのMX LinuxがRaspberry Pi 向けイメージMXFBPをリリース

  4. OMV5のアップデートエラー回避

  5. Raspberry Pi Pico マイコンボード、僅か4ドルで登場

  1. お掃除ルンバのアイロボットから教育用ロボット「Root」発表

  2. 【初心者向け】Raspberry Pi 4との接続方法(電源、HDMI)

  3. 【初心者向け】はじめてRaspberry Pi OS をダウンロードする人へ

おすすめの記事

  1. ラズパイ4とOMV5(openmediavault5)で作る自宅NASサーバーの設定方法

  2. TwisterOSで懐かしのWindows、最新macOSの見た目でラズパイを使う

  3. ラズパイで実用的な物を作るなら特化したOSから始めてみよう

  4. NextcloudとRaspberry Pi 3B+で作る自分専用クラウド

  5. DAZNをラズパイのLibreELECで観る方法

  6. ラズパイ4で動いたOS一挙に10選とおすすめのデスクトップ代替OS

今月の人気記事

  1. 1

    Raspberry Pi で動く様々なOS一覧まとめ13種類!

  2. 2

    ラズパイ4をUSB接続のSSDから起動する方法(USBブート)

  3. 3

    初心者でもラズパイでNASサーバーを作ってみよう!

  4. 4

    Raspbian のWi-Fi設定(Raspberry Pi 初期設定)

  5. 5

    Raspberry Pi 4の初期設定2020年版

  6. 6

    Raspberry Pi 4を起動したのにモニターに画面が映らない対処法

  7. 7

    ラズパイ4とOMV5(openmediavault5)で作る自宅NASサーバーの設定方法

  8. 8

    ラズパイ4はPCライクな性能になったけどPCではないよという話

  9. 9

    Raspberry Pi 4のOSをデスクトップPCとして使うためにUbuntuMATEをインストールしてみた

  10. 10

    ラズパイで使うmicroSDカードの選び方

記事ランキングページ

TOP