Raspberry PiにインストールできるOSは何も公式の「Raspberry Pi OS」だけではありません。Raspberry Pi財団が公式に認めているOSもあれば、各ディストリビューション毎に対応版をリリースしていたりします。
ここに挙げるのが全てではありません。試してみたOSを載せています。
当サイト一番人気の記事「Raspberry Pi で動く様々なOS一覧まとめ13種類!」では多くのOSをご紹介しています。すでに13種類というのを超えてしまってタイトルに偽りありになっています?! 主に基本が13種ということで、とても長くなってしまったため、3ページに別けてご紹介しています。
インストールしてみたOS一覧
インストールして使い勝手を試しています。内容はそれぞれの記事でご確認ください。
メディアセンター系
Raspberry Pi は省電力でコンテンツ消費にももってこいです。小さいし。
メディアセンター系もまとめてご紹介しています。

音楽再生管理(Music Player Daemon=MPD)
個人的にRaspberry Pi Zero 系と音楽再生管理するMPDの親和性はpHATと共に最高だと思う。おウチがいつも音楽が流れるカフェのように楽しめます。
- moOde audio player(サーバーサイドのMPD)
- Mopidy(クライアントサイドのMPD)
- Volumio(サーバーサイドのMPD)
- fruitbox MP3 jukebox(クライアントサイドのMPD)
デスクトップ利用系
Raspberry Pi 4のメモリー8GBモデルなら、それなりにサクサクとデスクトップ環境でPCの代替としても利用可能です。
- Ubuntu / Ubuntu MATE
- Android 11カスタムROM
- Manjaro(Arch Linux系)
- TwisterOS(カスタマイズ系)
- Endless OS(タブレット風)
サーバー系
ファイルサーバーとしてopenmediavaltは実用的です。私も普通に使っています。ただのファイル共有であればSamba共有程度でもOKです。
- openmediavault(NASサーバー)
- CentOS(DBサーバー)
エミュレーター系
- Retropie(ゲームエミュレーター)
- Recalbox(ゲームエミュレーター)
- batocera.linux(ゲームエミュレーター)
その他特殊なOS
- Screenly(デジタルサイネージ)
- mycroft(オープンソースの音声アシスタント)
- Meteotux PI(星空用タイムラプス)
他にもたくさんのOSが動く?!
OSというのはCPUアーキテクチャという設計の種類によって動作が決まっています。一般的なPCというのは、主に「x86_64」などど表現されています。
Raspberry Pi は「Arm」というアーキテクチャです。組み込み向けのCPUでした。
Armというと、2020年には米NVIDIAがArm社をソフトバンクを経由して買収というニュースが話題でした。また、Arm社はAppleが関わっていたこともあり独自開発したCPU「Apple Silicon」はArmアーキテクチャです。非常に性能が良く売れています。
これまでIntel製CPUがメインだった時代から省電力でパフォーマンスの良いArmアーキテクチャというがRaspberry Piもというのは嬉しいですね。
このArmアーキテクチャに対応したOSであれば、基本は動く可能性がとても高いとなります。(そうは言っても対応していないと駄目です)
代表的なOSをまとめた記事
ラズパイダで最も読まれた記事です。

