Raspberry Pi 3A+はWi-Fiを活かしたプロジェクトがちょうどいい

Raspberry Pi 3A+

Raspberry Pi 3A+の国内販売開始は2019年12月でした。しかし、2018年11月にはワールドワイド版が発売されていました。1年遅れでRaspberry Pi 4Bのようなニューモデル感は薄い製品です。

あまり話題のないRaspberry Pi 3A+についてご存じない方も多いので、改めて写真を交えてご紹介します。

3B+の小サイズ版? Zero Wの大型版?

Raspberry Pi 3A+

以前の記事でも特徴はお伝えしました。画像の通りRaspberry Pi A系は、サイズが正方形に近く、B系の長方形より省スペースになっています。

より小さく組み込んで使えるZero系よりは大きいものの、その分だけ各種の入出力インターフェイスが多くなっています。

合わせて3B+と同じ形式の入出力インターフェイスなので使い勝手はZero系よりは良いでしょう。

基本性能部分であるCPU、GPU、無線通信などは3B+とほぼ同じです。この辺の処理能力はZero系に寄っていません。あくまでも3B+のサイズが小さいバージョンと言える点です。

Raspberry Pi 3A+は、サイズ感でZero系と比べたくなりますが、実際は3B+の機能削減版という立ち位置です。

現在Raspberry Pi 3B+を使っていても、Wi-Fiでしか通信せず、マウスもキーボードも必須ではない使い方であれば、Raspberry Pi 3A+でも事足りていると思います。

Raspberry Pi 3B+・3A・ZeroWHの比較記事

https://raspida.com/rpi3bp-3ap-zerowh

非力なのはメモリーとインターフェイスの数

Raspberry Pi 3A+が明らかに、3B+と比較して足りない機能はメモリーです。512MBですから、ここがZero系と同じです。

更に、有線LANポートが省かれているため、無線通信(Wi-Fi)での使用が前提になっています。ただ、Wi-Fiが3B+と同機能なので、ここは逆に評価できる点になっています。これだけ家庭でもWi-Fiが普及すると、有線は昔よりは必要とされないでしょう。

Zero系は通常サイズのUSB端子ではないため、使用するには変換コネクタやUSBハブが必要になります。Raspberry Pi 3A+は3B+と同じ通常サイズのUSB端子なので迷うことが無いのは救いです。(但し、USB端子は1つに省かれています)

https://raspida.com/new-raspberrypi-3ap

Raspberry Pi 3A+の活用方法

Raspberry Pi 3A+のオススメできる使い方として、マウスやキーボードを使わないプロジェクトです。USB端子が1つしかありませんからね。

そのうえ、Zero系ではCPUが非力で処理が追いつかないようなことをさせるには3A+の方が最適です。

もちろん、3B+を導入しても良いのですけど、3A+の方が安価です。

  1. 入力はしない(頻度は少ない)
  2. Zero系では役不足
  3. より安価&省スペース

デジタルサイネージはどうでしょう?

Raspberry Pi 3A+は簡易的なデジタルサイネージには最適な気がします。

せっかく通常サイズのHDMI端子が付いています。それを活用するとしたら、やはり映像を出力する使い方です。

Raspberry Pi シリーズは低価格な割に使えるビデオ再生機能を持っています。使ってみれば分かるように予想より処理能力が高いと思ったことでしょう。

特に3B+からは安定してフルHD動画を再生でき、CPUの処理速度も通常のPCよりは非力とはいえ、デスクトップ利用でなければ速度に不満は出ないと思います。Zero系は色んな処理がやっぱり遅いです。

唯一のUSB端子はデータ保存場所

リアルタイムで表示を変更することもあるデジタルサイネージのコンテンツは、Wi-Fiで通信させ、サーバーとのやり取りで更新させる仕組みが一括で管理できるシステムです。

ただ、Wi-Fiが届かない場所であったり、そもそもコンテンツを頻繁に更新しないようなサイネージであれば、データはUSBメモリに保存しておき手動で入れ替えるというのもアリだと思います。

最も、個人ユースや小規模な設置であれば、そもそもコンテンツを更新するシステム自体はそこまで必要ではありません。
商店街の店先などや場所を案内する程度であれば、そこまで費用は掛けられないため、3B+よりも安価で構築でき単独で動作させるには良いのではないでしょうか。

お店を運営している方ならご自分で構築してみたらいかがでしょう。

Wi-Fiを活かす

一方で、Wi-Fiだけを活かす方法もあるでしょう。

少なくても3B(ノーマル)やZeroWは2.4GHzしか対応していません。対応しているのは3B+と4Bもありますが、より高価になります。

CPUの処理も含めて3B+と同等のことをさせるには最適です。その中でもWi-Fiをメインに活用するならば、Raspberry Pi 3A+の本体は安価になります。

  • プリントサーバー
  • VPNサーバー

こういったサーバー系も有効だと思っています。

VPNサーバーは個人的にも活用してみたいので、またご紹介します。

※softetherVPNの管理managerがmacOS catalinaでは非対応になっていたから諦めました。

但し、ファイルサーバーには向きません。USBが2.0と速度が遅く、通信もWi-Fiだからです。

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【セット概要】「データーベース」「Webサーバー」「NAS」「AI処理」「4K画像での2画面処理」などの高負荷がかかる処理を、長時間稼働させるのに必要な負荷テスト行い、当社で厳選した高品質なパーツを組み合わせたセットです。高品質なAnker製USB電源の採用、トラブルの原因になりやすい電源周りをデジタルモニターリングできるをType-Cケーブル、Raspberry財団認定モデル 高速タイプ 100MB/sec 128GB MicroSD、静音FANによる強制冷却など、高負荷運用でも長期に渡る安定稼働が可能です。また単品でご購入いただくよりお得です。

最後に

基本的に冷却ファンが必要無いコンピューター基板としてはRaspberry Pi は他機種より最も安く手に入ります。

Raspberry Piならネットでは情報も多いです。関連書籍もやはり多種あり、様々な構築例も簡単に見つかるでしょう。

rpi3ap-dq-title

用途が合えば、最も安価で構築できるRaspberry Pi 3A+も仲間に加えてあげてください。

公式製品ページhttps://www.raspberrypi.org/products/raspberry-pi-3-model-a-plus/

ラズパイダ

ラズパイダ

学べる楽しむ便利になる。小さいくせにヤケにパワフル。そんなRaspberry Pi をまだ知らない人に伝えたい。様々な場所で利用されているRaspberry Pi を知って「あっ、これもラズパイだっ!」だからラズパイダ!

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