FLIRCはデザインに優れている製品をリリースしていて、アルミ製とプラスティック、シルバーと黒というデザインで、Raspberry Pi界隈でも人気があります。ちなみに「フラーク」と読みます。
今回、Raspberry Pi Zero用のケース「Flirc Raspberry Pi Zero ケース」を購入したので、写真多めでレビューします。
ヒートシンクケースでもある
このケースは金属部分がアルミになっています。付属している部品からも分かるように、ヒートシンクも兼ねています。ほら、サーマルシートが付いています。

Raspberry Pi Zero系はラズパイ4ほどは発熱しませんが、それなりに熱を帯びます。ファンを付けるのは野暮ったいです。Raspberry Pi Zero系こそヒートシンクを兼ねて放熱してくれると有り難いです。
黒い部分はプラスティックです。天板はGPIOの切り口として使えるので、用途に合わせて入れ替えます。
これは3B系やラズパイ4用のケースではGPIOの切り口さえアルミに空いていませんでしたから嬉しい配慮です。Raspberry Pi Zero系こそGPIOを使う機会が多いからでしょうか。

四角い突起からも分かるように、CPUコアの場所になっています。サーマルシートを取り付けて熱をケース全体に逃がします。

ストラップが最初から付属していて、持ち運ぶことを前提になっていますね。小さいケースなので、ポケットに忍ばせてサッと取り出して・・・。
デザインがイイ
とにかくシンプルです。色味と金属の質感も合わせて、とにかくデザインがイイと思いませんか?

付属のストラップも、ザ・携帯のストラップなのに、味気ないどころか製品に合っています。もちろん、お好みで好きなストラップへ変更してください。私はこのままの方が好みです。
FLIRCというロゴとキャラクター?が良い味しています。

アルミのボディに彫り込まれているのもステキです。
ちなみにこちらがmicroSDカード側なので、取り付けたらmicroSDカードにはアクセスできません。入れ替えることを前提には使うわけにはいきません。

反対側はスリットが入っています。これはカメラモジュールのフラットケーブル用ですね。
画像は、GPIO端子を使う場合に取り替えるプレートを装着しています。

ちょっと無骨な感じ、Macbookみたいですね。
フィットした小さいケース
大きさは正にフリスクケースです。
以前に作ったRaspberry Pi Zeroのフリスクケースと同じような大きさです。厚さも同じくらいですね。

黒いプラスティック部分にフリスクのシールを貼りたくなります!
公式の赤白ケースと比べてみると、だいぶ長さが短いですね。
カメラを格納できる公式ケースも小さくて好きですが、丸みを帯びているため、pHATがなかなか取り付けできません。

FLIRCも同様にpHAT系は厚みの問題で取り付けが困難にはなります。
PimoroniのPirate Audioも3.5mmジャックが出っ張っているためGPIOに差し込めません。

同じpHATでもシンプルなLEDのBLINKT!はどのケースでも取り付けられるから好きなpHATの一つです。

Kodiのデザインが有名
LibreELECなどメディアプレーヤーOSはKodiが使われています。そのKodiエディションは見かけたことがあるのではないでしょうか。

購入はAmazonまたはUKのショップ
Amazonでも一部の販売店が販売しています。公式のから販売されているのは、記事執筆時点でFLIRC ユニバーサルリモートコントロールレシーバーだけです。
メディアセンター系で様々なリモコンを操作用に設定することが出来るUSBレシーバーが話題になりました。こちらもシルバーと黒、アルミで構成されていてデザイン性も優れています。
日本のAmazonで、海外からの送料を考慮してもお手頃だと思えば、購入するのも良いでしょう。もしくは、海外から取り寄せることになります。
日本への発送はUKにあるショップの一部で販売されています。送料がかかりますから悩ましいところです。
£17前後が販売価格です。日本円でおよそ2,700円です。
もちろん送料を加味すれば、+1,000円はみておかないとなりません。
問題はこれを持ち歩いて何に使うか、かも知れません。
小さい物好きにはオススメのFLIRC「Raspberry Pi Zero用ケース」でした。
冷えてカッコイイ! Raspberry Piのケース

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