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Windowsのライセンス販売形態は大きく分けて4つある違いとは

皆さんお使いのWindowsはライセンス認証が必要になります。Windowsのライセンス販売形態は複雑になっているので、詳しいか仕事で関与していないとなかなか分かりにくい印象です。

私も情報が昔のままで止まっています。ちょっと調べてみました。

この記事の主な流れ

ライセンス形態は大きく4つ

ひとくちにWindowsのライセンスといっても、大きく4つに分類されます。

Windows OS ライセンス販売形態
  1. VL版(エンタープライズ版)+(エデュケーション版)
  2. リテール版
  3. OEM版
  4. DSP版

正直、分かりにくいですよね。

Rレッド

あなたのWindows11 Proはどの形態ですか?

それぞれみていきましょう。

1.VL(ボリューム)版

VLというのはVolume Licenseの略です。企業向けのライセンスといえます。

企業にまとめて購入いただいて、社内のPCをすべてVL版のライセンスで使うことになります。バージョンアップ以外であれば、システムの導入時に購入する形式です。

こちらは個人では購入できません。マイクロソフトか代理店と契約する形が多いでしょう。

現在、このVL版の中にエデュケーション版があり、同じくマイクロソフトと契約している教育機関(アカデミック)向けのライセンスです。

古い話で恐縮ですが、XPの頃に仕事でVL版を扱っていたことがあります。Windowsサーバーのクライアントライセンスが主でした。50単位で見積もりしてましたね。1本数千円の価格でした。ただ、50単位だったりするので1度に数十万円です。代理店としての仕切り値がありXPのクライアントライセンスは安かった。

あとは開発者が加入する旧MSDNなんかもVLライセンスでしたね。(年会費は高いけど)

2.Retail(リテール版)(≒パッケージ)

リテール(Retail)というのは、小売りの意味です。つまり、一般の我々がお店で購入するライセンスです。

皆さんご存じのパッケージ(箱)に入っているWindowsです。今だとオンライン版もこちらになります。

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現在だと、パッケージ版とは名ばかりで、オンラインでダウンロードして認証キーを入力する形が一般的です。

このリテール版は販売元がマイクロソフトになります。

3.OEM版

OEMはOriginal Equipment Manufacturerの略で、「相手先ブランド名製造」と訳されるようです。

Windowsパソコンを製造販売しているPCメーカーが、自社のPCにWindowsOSをインストールするライセンスです。

Windows10インストール済みのノートパソコンなど、広く一般的に手に入れることが多い形態でしょう。
購入したPCでのみ使用が許されています。例えばNEC製のPCに元々入っているOSがOEM版ということです。

Rグリーン

プリインストール!

つまり、単体で入手できない販売形態となります。

もしも、OEM版としてWindows OSが単体で販売しているのはライセンス条項違反ということです。そのため、自作ユーザーやベアボーンPC用に購入できません。

現在はオンラインでの認証なので、より厳格になっていますね。

4.DSP版

DSPは、Delivery Service Partnerの略で、PCビルダーと呼ばれる自作PCを販売している会社が扱ったり、周辺機器(PCパーツ)と一緒に販売されています。自作ユーザーにはお馴染みでしょう。

ベアボーンPCなども適用されます。

個人的に自作PCのメモリーと一緒に購入する機会が多かったバージョンです。XPの頃は、周辺機器で一番安価なフォロッピーディスクドライブと一緒に販売されていたりしました。

こちらもリテール版と同じように、一般的な販売方法になります。

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自作ユーザーはDSP版がコスパ良い

販売形態による主な違い

ここまで4つの販売形態をご紹介してきました。販売方法以外に、それぞれ違いがあります。

販売価格と利用制限、そしてサポート体制です。

販売形態による主な違い
  1. 販売価格
  2. 認証の制限
  3. サポート体制

初めに気になるのは価格でしょうか。使い始めは特に気にする必要はありません。利用するパソコン本体との兼ね合いから、選択肢は多くありません。

1.価格の違い

販売形態もサポート体制も異なれば、当然ながら販売価格も変わってきます。

ライセンスの種類販売価格
VL版(個人では買えない)安いがまとめて購入
リテール版(≒パッケージ)高い(希望小売価格)
OEM版安い(購入したパソコンで使う)
DSP版リテール版より安い(パーツと同時購入)

個人でWindows OSを単体で購入できるのは、リテール版(≒パッケージ)とDSP版です。OEM版はPCごと買わないとなりませんから、他とは少し異なります。

リテール版を基準である希望小売価格とした場合、DSP版はWindows のProエディションは4〜5千円安く販売されています。

ただ、パーツと一緒に購入することを考えると、支払う金額は販売品によって異なります。

価格の実態例

記事執筆時点で、Amazonで販売されているWindows10とWindows11のProを調べてみます。

なお、Windows11が販売開始され間もないため、Windows10の価格差はほとんどありませんでした。

Windows10 Proライセンスの種類Amazon販売
リテール版(パッケージ版)28,380円
リテール版(オンライン版)26,278円
DSP版(LANアダプターとセット)30,316円
2022年2月のProの例
Windows10 Homeライセンスの種類Amazon販売
リテール版(パッケージ版)19,360円
リテール版(オンライン版)17,397円
DSP版(LANアダプターとセット)21,516円
2022年2月のHomeの例

LANアダプターはデスクトップ用の拡張パーツでしたから、およそ3,000円前後でしょう。

記事執筆時点では、Windows11 Pro DSP版の在庫がない状態でしたので、正確には比較できません。

一般的には、Windows Homeエディションは価格差がほとんどありません。Homeエディションに限れば、パッケージ版を購入した方が良さそうです。

ProエディションはDSP版の方がパーツ代を考慮しても実質的に安くなります。

2.ライセンス認証の制限

実はライセンス認証にも販売形態別に制限があります。(VL版は企業向けですから、ここでは省きます)

OEM版はPC本体にプリインストールされているので、その本体の使用に限ります。これは分かりやすいですね。

一般的なパッケージ・ダウンロードのリテール版は、ハードウェアと紐付けにならず、マイクロソフトのアカウントと紐付きます。

他のPCへ使い回すことや、パソコンの中身を大幅に入れ替えると認証ができなくなる可能性があります。

マザーボードの交換など、ハードウェアを大幅に変更した場合は、Windows 11 をライセンス認証できなくなる可能性があります。

https://support.microsoft.com/ja-jp/windows/windows-のライセンス認証を行う-c39005d4-95ee-b91e-b399-2820fda32227

現実問題として、リテール版Microsoftがサポート窓口ですから、電話で認証解除して別のマシンに移すことも可能です。

一方、DSP版はOEM版と同様に、ベアボーンPCやパーツと一緒に購入するため、一度認証したパソコン(パーツを入れた)のみで使用可能となります。

こちらは窓口が販売店になりますから、厳密にはMicrosoft本体のサポートは受けられません。

VL版個人での利用はできない
OEM版プリインストールされているPCのみ
リテール版(パッケージ・ダウンロード)マイクロソフトの電話サポートで認証は削除できる
DSP版パーツと認証したパソコンのみ

DSP版はOEM版と同じように縛りがあります。その分だけ販売価格も安価に設定されているわけですね。

すべてにおいて、柔軟なライセンス形態はリテール版です。(パッケージ・ダウンロード)

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3.サポート窓口の違い

すべてサポートの窓口が異なります。これが価格にも反映している部分もあります。簡単に分けると表のようになります。

ライセンスの種類サポート体制
VL版マイクロソフト
リテール版(≒パッケージ)マイクロソフト
OEM版PCメーカー
DSP版PCビルダー(販売店)

本家マイクロソフトに無料サポートしてもらうには、VL版とリテール版(パッケージ)だけです。

パソコンを購入した時のOEM版などは、本来はそのメーカーが窓口です。

DSP版は販売店が窓口になりますから、購入したお店がどのようなサポート体制か事前に調べておく必要があります。(連絡先など)

トラブルがあっても自力で解決できるのなら、どのバージョンでもあまり違いはありません。

現実的な選択肢

Windows OSをインストールする選択肢として、簡単にまとめると以下のようだと言えそうです。

まとめ
  • リテール版(パッケージ・ダウンロード)は万能
  • DSP版はOSを載せ替えないのなら一番リーズナブル
  • プリインストールされているパソコンを買うOEM版は手間がない

OS単体を個人で購入するには、リテール版かDSP版しかありません。

内訳でいえば、VL版とOEM版が最も安価ではあっても、個人では購入できないからです。

柔軟に使いたいならリテール版、とにかくOSならDSP版が現実的な選択肢でしょう。

Raspberry Pi でWindows 10/11は難しい

Windows とは別の余談です。

ラズパイダではRaspberry Pi 4にARM版Windows11(Insider Preview版)のインストールを試しました。単に動作するかだけの検証です。

Insider Preview版というのは開発版という位置づけでして、いわゆる製品版ではありません。何もサポートもありません。それにそもそもRaspberry Pi ではそのままインストールすることはできません。

海外の強者が、Raspberry Piでもインストールできる形にできるツールを配布していて、それを利用したというわけです。

今後、ARM版WindowsOSが登場するのか未定です。(今のところはないでしょう)

Raspberry Pi でWindows11を使い続けるには、マイクロソフトからの正式なアナウンスがないと難しいでしょう。

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