クーポン情報〜8/31までお得にセットが購入可能です。「ラズパイ4用アーマーケース」

Raspberry Pi 3B+にハイエンドのES9038Q2M DACで音質向上〜家庭内BGM環境

ES9038Q2M-titleRaspberry Pi 3B+
この記事は約10分で読めます。
スポンサーリンク

これまでRaspberry Piに接続して使用する拡張基盤の中で、特に音楽系をいくつも試してきました。(pHAT DAC、pHAT Beat、Speaker pHAT、PirateAudio)このどれもPimoroni製品で、非常にお手軽にミュージックプレイヤーを構築できる優れものです。

それでも飽き足らず、とうとうハイエンドDACにも手を出してしまった!のでご紹介します。

ハイレゾDACとRaspberry Pi

ハイレゾDACとしてRaspberry Piとの相性は抜群です。それも安価に構築できるうえ、プレーヤーソフトも好きなものを選べます。

これまで利用した主なMPDプレイヤーソフト

  • Volumio
  • moodeaudio
  • Mopidy

現在はRaspberry Pi Zero WHとmoodeaudioで楽しんでいます。

家庭内のNASからミュージックファイルを読み込んでいるので、Raspberry Pi自体にデータ類は入っていませんから16GBのmicroSDカードで充分です。

家庭内のNASもOpenMediaVaultで構築したRaspberry Pi 4Bです。

それぞれの構築方法などは別記事にあります。

結構、音楽ネタが多いかも?

購入したDACはどれもハイレゾではありますが、24bit192KHzまででした。

32bit/DSDに対応したHi-Fi DAC

今回はこちらESSテクノロジー社のES9038Q2Mを載せたDACです。恐らく互換品でしょう。(AL-38PDと同等?)

チップだけに関していえば、高価なオーディオ製品にも使われている物になります。

どうやら、moOde AudioならばPCM 384kHz、DSD128まで対応している模様です。(DSD128の音源がないので確かめられませんでした)HiFi Berry DAC と同等です。VolumioだとPCM 192kHz、DSD64まで対応と制限されます。

そのためES9038Q2M DACは384kHz対応のmoOdeAudioで構築してみたいと思います。最近はお気に入りのMPDです。

公式ページにユーザーがmoOdeでの作業を報告したI2Sデバイスのリストがあります。そこにAudiophonics ES9028/9038 DACというリストがあります。moodeの設定でも同じようにI2Sデバイスとして選びます。

Audiophonics ES9028/9038 DAC(Pre 2019)というのは2019年より前の製造版ということでしょう。私のは2019年製ですので、今回は9番を選ぶことになります。

(でも、ESSのチップとしては2017年??)

Pre 2019はこちらのブログのと同じようです。ボードは2018年製のようですね。

ラズパイ用の新しいDAC ES9038Q2M
中華通販に注文していたのが届いたので、さっそくラズパイにつけて音出しをしました。 ES9038Q2Mを使ったDACで、OPアンプにはTIのopa1622が使われていて、OPアンプの電源はDC-DCコンバーターで作っているようです。クロックはNDKのあのNDS2050だったか、ロ...

これまでのDAC達

3台のDAC

これまでにRaspberry PiのI2S接続で試したDACのうち同じような製品のスペックを簡単に比べてみます。(pHAT DAC、PirateAudio、ES9038Q2M DAC)

名称ES9038Q2M DACPirateAudiopHAT DAC
ES9038q2m-250xPirateAudioDAC-LineOut250xpHATDAC250x
DACES9038Q2MPCM5100APCM5102A 
サンプリング周波数32bit / 384KHz24bit / 192KHz24bit / 192KHz
ダイナミックレンジ129dB100 dB112dB
価格※約12,000円前後約2,800円前後約1,600円前後
備考※要はんだ付け
OLEDモジュール付
アナログボリューム付
1.3インチLCD付※別売 要はんだ付け
RCAコネクタ

※価格は日本国内で購入する場合

音源の音楽ファイルを所持していないで、mp3での再生だけならpHAT DACでも充分です。高音質のファイルを再生させるか、Spotifyのようなサブスクの音楽配信を楽しむなら、ハイレゾに対応しているのでオススメです。

アンプであったりスピーカー自体をアップグレードすれば高音質効果があると思われます。(音楽には疎いけど)

ただ、高音質のファイルになればファイルサイズもかなり大きくなり、再生させるのはCPUスペックも必要になります。専門ではないので、具体的にハッキリとはできませんが、FLAC形式での再生はES9038Q2M DACが最適でしょう。

サウンドカードは他にもたくさんありますから、ある意味で価格で選ぶしかありません。高品質なチップであれば当然のことながら価格は上がります。

私は専らSpotifyで聴いています。あまり高価なスピーカーなどは所持していません。そういう用途では1万円台というのはコスパは良いでしょう。

moode audioのセットアップ

以前に細かく掲載しているので、そちらをご覧いただくとして、ここではES9038Q2Mに関わる設定をご紹介します。

moode audioのセットアップ方法はこちら
moOde audio playerとラズパイゼロWでSpotify Connectとローカルファイルを楽しむ
Volumio2のSpotifyプラグインがおかしく、毎回...

上記記事を参考にしてWi-Fiの設定、タイムゾーン、ネットワークドライブとの連携を終えてください。

moode audio オーディオの設定

バージョンが上がって「moode-r641-iso」を使いました。

これまでと拡張基板が異なる分、ES9038Q2M DACに合わせたaudio設定に変更します。

Audio Config内でAudiophonics ES9028/9038 DACを選んでSETボタンを押します。

再起動を促されますので、右上の「m」メニューボタンから「Restart」のちREBOOTを選んでください。5分くらいでしょうか、待ってから同じ画面の「Reconnect」から復帰します。

いくつかの設定では、都度に再起動を促されます。面倒ですが再起動していきましょう。再起動しなくても良い項目もあります。

※SETボタンは1つずつ有効で、SET押さずにSAVEだけしても反映しませんでしたので注意してください。

次に「MPD config」を編集します。

注意点はボリュームコントロールです。

Softwareならmoode audioからも音量の上下が可能です。但し、その場合はDSDからPCMに変換して再生するらしいので、どうでしょう、気になるくらいに音質が下がるのか音楽の素人には分かりません。でもせっかくのDSD再生ができないのは残念になります。

今回はDisabled(9db output)にしました。DACに繋いだパッシブスピーカーには音量が付いています。そちらで制御させることにしました。DACに拡張できるボリュームコントローラーを使う場合はDisabledでOKです。(Hardwareは機能しない模様です)

次にリサンプリングの品質は、デフォルトでVery hight qualityです。これだとハイレゾの再生で負荷率が高まり、引っかかるかも知れません。

Medium qualityまで下げてみました。FLACだと確かに重いかなという印象です。これ以上の品質もテストしてみたいと思いますが、一先ずは最低品質で進めました。

同じくリサンプリングのレートを変更します。

ファイルの44.1kHz、48kHz、96kHzなどをどう扱うかということですが、サンプルレートがバラバラのファイルしか持っていませんから、調べると決め打ちするより、元に合わせた方がイイということを信じて「32bit/*kHz」にしてみました。

ただ、音源が16bitだとバグがあるらしい・・・。

他のブログでも触れているようにハイレゾを楽しむなら、リサンプリングはOFFが推奨らしい。

この製品で16bitのPCMを再生するとノイズが出るそうです。これを回避するにはVolumioやMoodeのリサンプリング機能を使ってビットを変える必要がありますが、これをやるとDSDもPCMに変換されてしまいます。
なので、CDからリッピングした音楽を再生するときはリサンプリングをON、DSDやハイレゾのPCMを再生するときはOFFにする必要があるというちょっと面倒な仕様です。

https://gadgetsmartphone.net/dsd再生対応-es9038q2m-搭載のi2s-dac-al-38pd-がamulechから登場/

moode audioでの設定の違いはこの程度です。他は以前にご紹介したように設定してもらえば変わりはありません。

この辺は音楽に関することになりまして、音楽のド素人としては何がどうなのか詳しくは分かりません。あまり滅茶苦茶に設定してはダメですけど、色んな組み合わせを試してみてください。最悪は再起動すれば再設定できると思われます。

再生されたAudio info例

「m」メニューからシステムや再生している曲のインフォメーションが見られます。

これはシステムインフォ。

macOSなのでXLD(X Lossless Decoder)を使いDSDでリッピングして比べてみようと思います。

まとめ

音楽のことは全く疎いのでスペックなどをみてもよく分かりません。耳も良くない?!というか鍛えられていないため、明らかに変わらないと分かりません。

パイブラック
パイブラック

ただ、やっぱりイイですね! 音が!

接続したのがRaspberry Pi 3B+ということもあり、Raspberry Pi Zero Wよりはだいぶ余裕があるとはいえ、WEBブラウザでの操作感やライブラリの再スキャンなど、Raspberry Pi Zero WとpHAT DACとあまり変わらない印象です。

ZeroWとpHAT DACの組み合わせ時よりはファイルの容量が大きいとはいえ、高音質で再生する設定にできています。

そして音は更に良くなった印象です。音の厚みがより増して、小さな楽器音や臨場感はこれまでよりも増しました。満足です。特にDSD音源!

Raspberry Pi Zero WとpHAT DACの組み合わせでも充分でしょう。でも、もう戻れません。

しばらくは、このES9038Q2M DAC+Raspberry Pi 3B+で楽しめそうです。

耳がローエンドの人でもハイレゾは明らかに違うと分かるので、ハイレゾ音源があればRaspberry Piで構築するミュージックプレイヤーはオススメです。

お持ちでなくても、Spotifyに登録すればハイレゾが聴けますよ。

このような拡張基板は、Raspberry PiとI2S接続で手軽に接続でき高音質です。その点はコレまでのDAC製品と同様です。しかし、24bit/192kHzよりも32bit/384kHzというのは更に違いが分かる結果でした。音源に依りますが。

安価に構築できてスゴいなーと単純に思えますよ。映像系も良いですが、音楽系は拡張ボード(HAT)を試してみてください。初めてならばタブン驚くこと請け合いです。

それなりのお値段で手に入るハイレゾ入門者には打って付けのES9038Q2M DACをご紹介しました。

次はボリュームコントロールとOLEDディスプレイも制御させて、収納するケースも考えたいと思います。

タイトルとURLをコピーしました