世界で盛んに動画が公開されているRaspberry Pi と家庭用ゲーム機のエミュレータですが、以前にも記事にしたように日本では既に著作物のダウンロードは違法です。
また、所持やゲームの吸い出しについても違法です。
エミュレータ自体の技術は合法でもそれ以外は違法
刑事罰の罰則があったりなかったり、また民法上は著作者が訴えれば違法です。そのため、ゲームソフトを所持しているからといって、それを複製し、個人の範囲でも使用しているとアウトですね。
簡単に言うと親告罪ですから、訴えられなければ分からないのですけど、ダウンロードしたり、誰かに話をしたり、動画をYouTubeで公開したりと証拠が残れば、インターネットの世界では行動記録が残ります。そのまま個人が特定できるわけではありませんが、いつ誰が見ているか分からないと言えばその通りです。
これは国によっても法律が違いますので、海外では堂々とエミュレータを公開していたりしています。また怖い物知らずの人が多いというのも海外の特徴だったり、ある思想の元、そんなの関係ないとばかりに堂々としているため、日本でも間違った解釈がされていると思っています。
信号無視と同じ
このエミュレータやゲームROMの問題は、ちょうど赤信号を渡ることと同じだと考えています。そもそも赤信号は止まれです。黄色信号も実際は止まれです。青は進めではなく、進んでも良いです。
だから、夜中など車が全然居ない道路で、歩行者や自動車がが赤信号を堂々と無視した場合、目撃者もカメラも無ければ、ハッキリ言って分かりませんよね。しかし、誰かが見ていたら? カメラがあったら? 警察官が見ていたら? これは捕まります。
では、仮にその夜中に集団で赤信号を無視した場合、全員が捕まるかというと、逃げ切る奴も出てくるわけです。個人を特定できない限りは追いかけられません。しかし、捕まった仲間が喋ったら・・・。
悪い事=法を犯していないなら、何ら関係ありませんから、グレーだなと思ったら君子危うきに近寄らずの精神でやらないことが賢いと思います。
※レトロフリーク (レトロゲーム互換機)が販売されている事実はどう解釈すれば良いのでしょうか?
合法的なゲームROM

ゲームの著作者が権利を手放した(許可した)ゲームソフトはコピーして配布しても合法です。そういうゲームROMも存在します。
一つはPD ROMと呼ばれるものです。PDはパブリックドメインの意味です。有名なサイトがPDroms。

PD ROMS
海外の作者ばかりなので、英語に免役が無い人は避けると思いますけどw、結構、面白いのがありますよ。また、シューティングゲームであれば言葉の問題はありませんね。
Sydney Hunter And The Caverns Of Death (WIP) (SNES Game)
これはアクションアドベンチャーですけど、簡単な英語ですし、グラフィックも良いですね!
pdromsで探してみてください。
業務用ゲームが無料でダウンロード出来て遊べちゃう
Raspberry Pi 公式ページでも紹介がありました。MAME®というアーケードゲームエミュレータがあるのですけど、それで遊べるゲームソフトが一部無料で公開されています!
古いゲームにはなりますが、寛大なオリジナルクリエイターがおかげで、いくつかのゲームが無料で非商用の目的でリリースされました。
ダウンロード用に用意されているからといって、自分のサイトに置くことはできません。
例えば、Top Gunner / Vertigo (Exidy, 1986)当時の筐体はこんなだったそうです。
ゲーム画面はこんな。
フリーダウンロードには現在は20本の古いアーケードゲームのROMがあります。
まぁ、つまらないというのは置いておいてもw、これをRaspberry Pi で動かすというのは乙ではないでしょうか?
ゲームにまだ馴染みの無い小さなお子さんには単純で最適かも知れませんね。
著作権フリーの遊べるゲームROM
市販品と変わらない完成度です。ファミコン形式のROM(.nes)です。
ブレイドバスターはPD-ROM(パブリックドメイン)でほぼ合法的にダウンロードして遊べます。
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- RETROPIE
- 販売者 SHOP天音
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