この記事を読むだけで作れるRaspberry Pi +Spotifyミュージックサーバ

Volumio

このブログは、文系の40代オヤジが試行錯誤して理解してきたことをお伝えしています。今更ながら、内容が間違っていたら、それは絶対に間違っていますwので気にしないでください!

ちょっと批判受けそうなタイトルですけど、Spotifyというサービスが思いのほかに利用し易く、また便利でお得だったので誰にでも使ってもらえるようまとめてみました。

一部、コマンドを使うにしても最小限でSpotifyのミュージックサーバは構築できます。以前に記事でも触れましたけど、改めてRaspberry Pi +Spotifyを”簡単に”というスパイスで作ってみましょう。

用意する物

今回の環境

  • OSにVolumio2(今回はVERSION: 2.413)
  • 操作する別マシン(今回もMacBook Pro)
  • Spotifyのプレミアムアカウント(月額980円)
Raspberry Pi 3B基板写真Raspberry Pi 3B
team16g_fix2microSDカード
MM-SPWD3SV_MA
サンワサプライ 木製2.1chマルチメディアスピーカー

Raspberry Pi はノーマル3Bも大丈夫です。3B+であれば転送する際の速度に期待が持てます。より良いです。また、microSDカードは8GBで充分です。別に音楽ファイルを保存する必要がないからです。スピーカーは3.5mmジャックであれば何でも構いません。

インストールも運用もディスプレイなどのモニター類は繋ぎません。マウスもキーボードも繋がずにヘッドレスインストールで行います。

ヘッドレスインストール方法はこちら

この中でスピーカーは私は以下の物を使用しています。

MM-SPWD3SV_MA

ただ、古い物でして2008年頃に購入しています。現行品だと色は黒で異なりますけど、外観も似ていて出力も25Wで同じです。木製で2.1chです。

現在販売している物も値段はほぼ同じでした。

これは3.5mmジャックのコネクタでRaspberry Pi と繋ぎます。もちろん別のスピーカーで構いません。PC用スピーカーであれば3.5mmジャックのコネクタで繋ぐと思います。

I2Sで接続する拡張ボードのDACを使えばよりコンパクトです。
今回はアンプ付きスピーカーでご紹介しています。DACは別記事でまとめたいと思います。

また、操作する別のPCはWindowsでも構いません。SSHで繋いで操作します。ターミナルが使える物が良いです。WindowsだったらPutty有名でしょう。

PuTTY

更にWEBのUIを使いますので同じWi-Fiに入っているマシンでブラウザでアクセスする必要があります。

Raspberry Pi の用意と、SSHが使えるソフトを入れた別のマシン(WindowsまたはMacかLinux系)が必要です。ここではMacBook Proの環境で進めます。

なお、Spotifyは有料のプレミアムアカウントで無ければなりません。無料では受信できません。

Volumio2のインストール

microSDカードにVolumio2をインストールするため、イメージファイルをダウンロードします。

Get Started – Volumio

microSDカードをフォーマット後、イメージを書き込みます。

次からセットアップをします。Volumio2が書き込まれたmicroSDカードをRaspberry Pi に挿入後、電源を繋いでください。

電源はRaspberry Pi 3Bは5V2.5A推奨です。ノーマル3Bは2.5A以下でも動作しますが不安定になります。あまりおすすめできません。(なお、3B+からは2.5Aの電源が必須となりました)

Volumio2とHotSpot接続する

今回、Volumioが起動しても電源しか繋いでいませんから当然のことながら画面は見えません。

通常、Wi-Fiはルーターに接続して番号を振ってもらいます。192.168〜始まるIPアドレスです。このままではWi-Fiの設定もしていませんからSSHで繋いでコマンド操作もできません。

しかし、Volumio2はHotSpot接続が可能です。

Hotspot機能はVolumio2の起動時から有効です。Volumio2自身からWi-Fiの電波を出しており、それに別のマシンから繋ぐことで、1対1の接続になります。

繋がった状態で一度セットアップを実施します。その際にWi-Fiの設定も行います。再起動後はWi-Fiは自宅内のネットワークに繋げられて、今度はそのIPアドレスへSSHでいつも通りに接続できるという仕組みです。

次のように別のマシンから接続してください。

Wi-Fi一覧にVolumio

このようにVolumioというアクセスポイントが出現しますので接続します。
パスフレーズはvolumio2です。

※SSHで接続する場合はIDとパスワードはどちらもvolumioです。

接続すると自動的にブラウザが立ち上がります。

初期セットアップ

※もしも手動の場合はhttp://volumio.local/にアクセスしてください。

ウィザード形式で進めていきます。最初は言語の選択です。日本語になっています。そのままNextで次へ進みます。

デバイスの名前を決めます。デフォルトのvolumioで構いません。

Nextで次へ

出力先の選択です。DACボードなどをGPIOのI2Sに接続していればONにしますが、今回はスピーカーアンプ付きへヘッドフォンジャックである3.5mmジャックで音を出しますので、これもデフォルトで構いません。(環境に合わせてください)

自宅のWi-Fiを選び接続します。接続のボタンを押下の後にパスワードで繋がります。

Wi-Fiに繋がりましたらNextで次へ

Music項目はUSBドライブやNASなどを接続していれば選びます。後でも設定できるので後にしてNextで次へ

これでセットアップは終了です。この画面でDonate=寄付を求められます。もしも寄付をしたくない場合は右下のDONEで終了します。

この状態からWi-Fiへ接続しますので、一旦切れます。再度繋げる場合は、ブラウザのURLに http://volumio.local/でOKです。

これで初期セットアップは終了です。

DACボードなどがなければほぼデフォルトでOKですね。簡単です。このままでは音楽ファイルは何も無いためSpotifyを連携させて、ついでにNASも連携させたいと思います。

Spotifyのアカウントを登録する

Spotifyを連携させるにプレミアムアカウントが必要です。月額で980円です。無料アカウントでは2018年現在は再生できません。

spotify

Spotifyプレミアムアカウントは音質も最高の320bpsで再生可能です。また、広告は入りません。

このRaspberry Pi で聴くにはプレミアムアカウントしかありませんので別途、登録しておいてください。このアカウント名とパスワードをプラグインで入力するだけで利用可能になります。

2つのプラグインをインストール

インストールと言ってもプライグインの項目から選ぶだけです。設定ボタンにて設定します。

プラグインの「Spotify」と「Volumio Spotify connect2」をそれぞれインストールボタンでインストールします。その後、インストール済みプラグインから設定ボタンで設定します。

ONにしてアクティブにします。Spotifyプラグインの方にアカウント名(username)とパスワードを入力します。

その他のオプションはお好み、またはデフォルトで設定してください。

操作画面左下の一覧表示にSpotifyのアイコンが出ていれば成功です。そこからSpotifyの楽曲へアクセスすることになります。

NASも連携する

もしも自宅にNAS(ネットワーク接続のHDD)があれば、それを登録することでローカルの音楽ファイルもデータベース化できて、自由に演奏が可能です。

現在のバージョンではvolumio2はSMB3を採用しているらしく、そのままでは繋がりませんでした。

オプションに「vers=1.0」を入力すると古いNASでも接続可能です。もしもエラーで繋がらない場合は試してみてください。

以上で簡単にVolumio2とSpotifyをRaspberry Pi に設定でき、4000万曲の楽曲から好きなように再生可能です。

非常に簡単になりましたので是非試してみてください。

SSHで接続する

Volumio2でSSHのONにするには、WEBのUIからでも可能です。

http://volumio.local/DEV/

ここのSSH下にあるENABLEを押せばOK

または事前準備で空のsshファイルをコピーしておいてもOKです。

番外1:設定confファイル

細かな設定ファイルは以下のconfファイルになります。

WEBのUIから大方は設定できますので通常聴くには必要ありません。拘る場合はGitHubを参考に設定してください。

/etc/spopd.conf

なお、320kbpsで再生するには、

# Prefer high bitrate (320k instead of 160k). This is the default.
high_bitrate = true

high_bitrateをtrueに設定してください。

番外2:SSHがエラー通らない場合

このブログでも何度もご紹介しているSSHエラーの解消法は以下コマンドです。

ssh-keygen -R 192.168.XX.XX

IPアドレスを指定します。

エラーはこのようなメッセージの場合です。

@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@
@ WARNING: REMOTE HOST IDENTIFICATION HAS CHANGED! @
@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@

こちらも参考にしてください。

Raspberry Pi 3 Model B+  ※RaspbianOSは2018-03-13以降のバージョンが対応。Raspberry Pi 3 Model B用ケース(Clear)、ゴム足+ネジセット
ラズパイダ

ラズパイダ

学べる楽しむ便利になる。小さいくせにヤケにパワフル。そんなRaspberry Pi をまだ知らない人に伝えたい。様々な場所で利用されているRaspberry Pi を知って「あっ、これもラズパイだっ!」だからラズパイダ!

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コメント

    • ジャムおじさん
    • 2019.11.05

    2.5Xではパスフレーズが変わり”volumio2”でした。

    • ラズパイダ
      • ラズパイダ
      • 2019.11.05

      確かにホットスポットへの接続パスフレーズは「volumio2」でした。修正しておきます。ありがとうございます。

      VOLUMIO HOTSPOT
      If your device has wireless capabilities (and a supported Wireless card) Volumio will create a Wireless network called Volumio, the default password is volumio2

      SSHはそのままvolumioです。
      https://volumio.github.io/docs/User_Manual/SSH.html

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