Raspberry Pi OSは、Debian由来のLinuxです。aptパッケージ管理システムから簡単にインストールすることが可能です。基本はコマンドで、GUIもあります。
ただ、aptで管理されていないアプリは含みません。中にはgithubからダウンロードするものや、AppImageになっているもの、ソースからコンパイルしないとならないものも存在します。
aptからではなくてもRaspberry Piで動くソフトウェアはたくさんあるのに、どこからダウンロードしてインストールするコマンドやオプション指定などは調べないとなりません。
ラズパイダのようなWebサイトを検索しなくても、マウスクリックだけでインストールできたら、もっとお手軽ですよね。
Pi-Appsをご紹介します。
Pi-Appsのダウンロード

Pi-Appsはgithubから入手します。
wget -qO- https://raw.githubusercontent.com/Botspot/pi-apps/master/install | bash
探さなくてイイ
収録されているアプリは、数は少ないです。その代わりに、有名でインストールしたいソフトウェアが含まれています。


実行時はターミナル画面になります。インストールが成功すれば、元に戻ります。

メニュー内かデスクトップにアプリのショートカットを作ってくれます。

このCommanderPiのように、本来はgithubからダウンロードするため、URL等の情報を探さないとなりません。Pi-Appsなら知らなくても導入できます。
ちなみにCommanderPiはこちら:https://github.com/Jack477/CommanderPi
Pi-Appsはインストールするためのコマンドを、スクリプトとして1つにまとめて実行してくれます。アプリ名だけで難しいこと無く導入できるので、初心者にこそお勧めしたい。
導入が難しいアプリもイケる
アプリの中にはパッケージになっていないもの、パッケージがあったとしてもダウンロードやインストール前に実行しなければならないものもクリック1つでインストールできます。
Stunt Rallyもその1つになるでしょうか。

StuntRallyのインストール情報は公式ページにありますけど、探すことが必要ですからね。
時々コケるかも?
Raspberry Pi 400で試したところ、いくつかはスクリプトにエラーがありインストールされないアプリもありました。目的のアプリのバージョンアップなどでタイミングが悪かったのかも知れません。
一応、先にapt full-upgrade
した方が良いかも知れません。
- 参考:Pi-Apps
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