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デジタルサイネージとRaspberry Pi

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ノウハウ(know-how)

街中でも当たり前になったデジタルサイネージのお話です。

当初は駅の構内で、それも東京駅といった大きな駅から始まり、徐々にその設置数も増えて街中でもどこでも見かける当たり前の物になってきました。

登場した当時、仕事でデジタルサイネージを利用したシステムを販売する側にいました。2011年くらいだったでしょうか、まだ大掛かりな機械が多く、大きい画面は本体も高価でどこでも導入できる物ではありませんでしたね。

大学や高校といった学校の図書館の案内図として、またはイベント時の看板として、という事例を目にしてきました。

Raspberry Pi でデジタルサイネージ

それ程大掛かりでもなく、画面もそれなりで良ければ、簡単なプログラミングとRaspberry Pi で実現できますね。

 

例として古い物で恐縮ですけど、既に2016年にはあのユニバーサルスタジオでデジタルサイネージとして運用されています。

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同じく2016年のTwitterから。

色んなところでRaspberry Pi が使われています。どれもこれもではないと思いますけど、安価な物や一時的な物はRaspberry Pi で充分なハズです。意外と多いのではないのでしょうか。

センサー類も使う

Raspberry Pi の良い点に、各種センサーをGPIOで接続と制御が出来る点が容易な事があります。

このセンサーに近接センサーを取り付ければ・・・

画面に近付いたら動画を流すといったことが可能です。動画の静止画を表示しておいて一定の距離まで近付いたら動画ファイルに切り替えて再生する。または動画ファイルを一時停止にしておいて、そのポーズを解いて再生させる。

 

照度センサーならば

暗くなったら表示を変えることが可能です。段階によって変化させることも可能ですから、指定時間とは違って季節的な自然の時間を考慮できます。

 

タッチパネルなら

高速道路の交通情報に利用されているように、タッチパネルの液晶なら詳しい情報を追いかけることも可能です。1ページでは表現できない内容を次のページとしてコンテンツを多く載せることで、その人にあった必要な情報を表現できます。

 

スマートデジタルサイネージ

スマートホームが家庭にも安価で導入できる時代です。音声を使い対話式で表示を変えることも可能です。

SF映画のようにポスターと対話して商品情報を得たり、インフォメーションセンターの代わりになったり、決して人型のロボットではなくても画面の前で情報を得られるでしょう。

カメラを使ったモーションセンサーもイイかも知れません。

 

複合的に

各種センサーをいくつか組み合わせても大丈夫です。より能動的に情報を提供出来ます。

 

情報の更新が一元管理できる

プッシュ式のようにコンテンツサーバを用意して、それぞれのデジタルサイネージにコンテンツを時間や日時によって振り分けて表示させられます。デジタルサイネージ本体にデータを置かないので、故障の時もスムーズに交換可能です。

薄い本体もあります。まさにイーゼルに載せたポスターのようにも、壁に並べての表示も簡単になってきました。

手書きの良さがあるのなら、手書きを取り込んで表示しても良いでしょう。

何よりも情報を更新できる点が最大の利点ですから、単に1枚絵を綺麗に見せるだけでは勿体ないです。写真のスライドショーや動画の連続再生ならDVDプレイヤーにも出来ます。あるタイミングで切り替えられる機能で表現したいですね。

 

設置もランニングコストも安価に

ハードウェアはモニターが一番高いでしょう。しかし、それもそれなりの大きさなら数万円です。また、電気代も消費電力が大きいのはモニターでRaspberry Pi のように非常に省電力の端末なら費用対効果は充分に望めます。

Wi-Fiに繋がっていないと情報の更新がリアルタイムに行えません。通信できないスタンドアローンの場合は本体内にコンテンツを格納しなければなりません。それにしてもデータはそれ程大きくはないのでmicroSDカード程度でも大容量なら全く問題ありませんね。

Raspberry Pi 自体は1万円程度です。それにシステムとしてのプログラムがいくらかにはなりますが、合計でも10万円程度で充分でしょう。

  • モニター(32インチ程度)5万円以下
  • Raspberry Pi 一式 1万円程度
  • システム構築料 4万〜5万円程度

システムの費用が水物なので変化します。単純な機能か、現在では月額のサブスクリプション形式が多いかも知れません。

それでもこれまでと比べれて訴求力も高い物が10万円〜であれば導入可能な範囲だと思いませんか?

個人的に構築する

基本としてRaspberry Pi を使い、Pythonで組む程度のシステムならば、基本OSのRaspbianでイケます。

また売り物という訳ではないなら、microSDカードにデータを全部セットしてもいいでしょう。更に1台だけの運用ならメンテナンスも楽です。

新しいRaspberry Pi 3B+ならば、SD カードが不要なネットワークブートや、LANケーブルで電源供給できるPoE(Power over Ethernet)に対応している(別途PoEの基盤必要)ため、よりメンテナンスも楽です。

 

これらは個人でも可能です。ハードの費用は掛かりますが、有料・無償を含め、先人が開発したOSや各種アプリケーションでそれなりのデジタルサイネージは実現可能です。

 

次回はイメージファイルで簡単にスライドショーが可能なScreenlyと、コマンドベースのfbi、動画はomxplayer、コンテンツはKeynoteという組み合わせを試してみます。