最近はRaspberry Pi雑誌の記事が多くなっています。連日のように雑誌が多くリリースされているからでもありますが、以前にも増して読み応えのある内容ということもあります。オススメできますからね。
今回はCommandLine2ndエディションというムック本です。これもPDF版であればサイトから無料でダウンロードが可能です。
https://www.raspberrypi.org/magpi/issues/command-line-second-edition
公式のガイドブック
The MagPiマガジンは公式の情報誌として非常に楽しめます。(まぁ、英語ではありますけど)それとは別にムック本もいくつかリリースされています。
このコマンドラインガイドも2ということで2冊目のアップデートです。コマンドでの利用も年月と共に変更されてきています。しばらくするとコマンドの指定の仕方が変わっていたり、そもそも設定ファイルを書き込む場所が変わっていたりと、微妙に変更されています。
使いやすくなっているとは思います。それでも忘れてしまうこともしばしば・・・。特にオヤジ世代はなかなか覚えられないことでしょう!?
このコマンドラインガイドは公式であるため間違いがありません。これ1冊で基本的な悩みは解消するでしょう。
無料ですし、読まない手はありませんね。
ラズパイダでもよく使うコマンドを解説しています。
マウントの仕方

RaspbianをGUIであるデスクトップ環境で利用する場合、マウスでポチポチと操作した方が簡単に思えます。確かに簡単という意味では合っていますけど、実はコマンドで操作した方がよりシンプルで簡単なんです。
これは実際に使ってみないと分かりませんよね。そもそもコマンド操作が難しいという先入観があります。
実際に難しいのは仕組みだと思います。どうしてそういう手段を取るのか?や、何をしなければならないのかが事前に分からないから、画面が絵で出てこないコマンド操作というのは余計に難解に思えてしまうのです。
実際には、マウントするのにどこに記述しているか、どのコマンドを使うのか、そしてコマンドの書式はどうなっているのかを知る必要があると思っています。
これらの概念や仕組みの理解が少しでも進むと、GUIでの操作が逆に面倒になってくるものです。
このマウント方法も含め、非常に基本的なことが詳しく網羅されています。詳しくはマガジンを読んでみてもらえばと思います。
英語が苦手ならGoogle翻訳
英語はやはり得手不得手がありますよね。私も得意ではありませんが、なんとなく読んでいます。中には難しい言い回しがあったりしますので、その際はすぐにGoogle翻訳にかけます。
数年前に比べて格段に自然な日本語へ翻訳してくれますよ。
例えば、以下の文もGoogleにかかれば、ほぼ意味が通じますね。

Google翻訳の結果
ファイルシステムテーブル
Raspbianはファイルシステムテーブル(/ etc / fstab)を読むことで起動時にどのディスクをマウントするべきかを知っています、そして/ dev / sda1をそこに置くことができます 選択されます。 幸いなことに、ディスク(またはディスクパーティション)には、パーティション作成時にランダムに割り当てられるUUIDと呼ばれる固有のラベルがあります。 sudo blkidを使ってそれらを見つけてください。ラベルがあれば、それを参考にして、外付けドライブの製造元とモデルが含まれているか、または/ dev / disk / by-uuidを調べてください。
よく分かりますよね!
現在のGoogle翻訳にはドキュメントを読み込む機能があり、PDFも対応しているものの、ファイルサイズは1MBまでとなり、このコマンドラインガイドは9.4MBですからできません。(自力で分割すれば可能です)
だから、気になる箇所を目次で調べて、部分的にページ毎でコピペして翻訳するといいでしょう。

意外と画像が分かり易くなっています。
あまり完璧を求めずに、自分が理解できればOKなので、よく分からない部分は無視しても大概は意味が通じます。
\ Raspberry Pi 4はメモリー8GBが最新 /
最後に
このブログでもコマンドラインを紹介しようと少しだけ記事にしました。思いのほかアクセスをいただけたものの、ケースバイケースの部分や、オプション指定の細かさなどから、あまり簡単にはできませんでした。
どうしてもリファレンスっぽくなってしまいます。
Pythonの記事もそれなりにアクセスいただいているので、一定の困っている人がいらっしゃるのでしょう。この辺は決まった条件という前提で少しずつご紹介していこうと思っています。
エンタメ系はThe MagPi、Wireframeなどがあります。
コメント