【初心者向け】「はじめてのラズパイ」必要パーツのアドバイス

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いよいよ小学校のプログラミング教育も始まります。ラズパイのようなシングルボードコンピュータは、お子さんだけではなく大人にも手軽でオススメです。

シングルボードコンピュータの中でも有名なRaspberry Piをはじめてみたいけど・・・どれを買ったらいいのか? という初心者向けに、パーツを購入する際に知っておいて欲しい情報をご紹介します。

あっ、シングルボードコンピュータというのは、Raspberry Pi のように基板剥き出しの1枚(シングル)に簡易ながらコンピュータとして完結する機能を有している基板のことです。

マニュアルがない

Raspberry Pi は、スマホのように出来上がりの完成形という形ではない基板だけのことです。

接続するパーツ類を揃えないと、基板だけでは使えません。そのパーツというのもパソコンに詳しい人なら何となく分かっても、なかなか理解し難いですよね。
ただ、逆に言えば、色んなことができる可能性が大きいので魅力的なんです。

基本的にはデスクトップPCみたいにモニターの中でOSを起動させてマウスやキーボードで操作します。これはいわゆるパソコンの使い方ですね。

電子工作のように、Raspberry Piと配線で繋いでプログラムで制御することも可能です。

現在だとネットワークを使って連携させる手立ても盛んですね。
有る一定の温度になったらエアコンのスイッチを入れるといったセンサーとの組み合わせもできます。

カメラを繋いで監視カメラや定点観測なんかも可能です。

拡張基板という形で用意されている仕組みもあります。

ラズパイの書籍もたくさん発売されています。ラズパイダのようなサイトもたくさんありますね。

但し、作り方使い方だけはマニュアルが同梱されていないので、そこは自分で調べないとなりません。

自分で自由に考えてできるから魅力なので、決まり切った使い方はないと思ってください。

やはりここがハードルが高いのかなと思います。

カメラの向き

使い方が分からない・・・??

このサイト「ラズパイダ」でもたくさんの記事でご紹介しています。ぜひ、ページトップの検索窓から検索してみてください。
マニュアルではありませんが、色んなことを実践していますので真似してみましょう。

では、揃えるパーツ構成などを留意点と共にご紹介しますのでご参考にどうぞ。

選ぶラズパイの種類(機種)

ラズパイはRaspberry Piの愛称です。このラズパイの種類も現在はたくさんになりました。

たくさんと言っても更新してきた結果で増えている場合がほとんどなので、はじめての購入であれば、最新機種を購入しておけば全く問題ありません。

それに旧モデル(別モデル)は最新機種に比べれば手に入りにくい面もあります。よく手に入りやすいのは、つまり最新機種です。

歴代のRaspberry Pi
  • 2019
    Raspberry Pi 4B

  • 2018
    Raspberry Pi 3A+
  • 2018
    Raspberry Pi 3B+
  • 2018
    Raspberry Pi Zero WH
  • 2017
    Raspberry Pi Zero W
  • 2016
    Raspberry Pi 3B
  • 2015
    Raspberry Pi Zero
  • 2015
    Raspberry Pi 2B
  • 2014以前
    Raspberry Pi 1A、1Bなど

2020年のこの記事執筆時点では、Raspberry Pi 4 model Bが最新機種です。つまりこれ。

hero-shot-rpi4

しかし、ちょっと待ってください。
Raspberry Piというのは基板だけなので、それだけ手に入れても何もできません。

歴代の機種によってケーブルの規格や電源容量といった必要なパーツが異なります。どれでも使い回せるわけではないので注意してください。

すべてではありませんが、4B用は4B用と別の規格だと思ってください。

更にOSは自分で用意しないとなりません。

ラズパイダでもOSについてはいくつもご紹介してきました

https://raspida.com/setup-raspbian4rpi4b-2020

でも、ラズパイを前にしてトライしてみれば、それほど難しくはありませんよ。

ラズパイ本体である基板の他にいくつかのパーツは流用も可能です。例えばモニターはHDMI入力があればOKです。

microSDカードも規格が合っていれば手持ちをお使いください。足りない物は買い足しましょう!

次にパーツリストをご紹介します。

ラズパイに必要な物リスト

ラズパイを購入するにあたり、どこからどこまで必要かも皆目見当も付かないというのは、決しておかしなことではありません。普通です。

一般的なパソコン、スマホなどのデジタルデバイスとは異なり、シングルボードコンピュータというのは、どちらかというとマニアックな部類です。基板剥き出しなので無理もありません。

ここでは必要な買い物リストとして、およその金額も合わせてご紹介します。

Raspberry Pi 4Bは、次のようなパーツ構成で動かします。

Raspberry Pi 4Bと必要なパーツ構成例

当然ながらケースなど好みで価格は変わります。個別のパーツでは、このくらいの価格帯と思ってください。

細かいですが、パーツ選びのウンチクとしてアドバイスも一読ください。

アドバイス
  1. Raspberry Pi 4Bはメモリー搭載量別に2GBと4GBがある。
  2. Raspberry Pi 4BはUSB-C規格3.0なので、通常のUSBと差し込み口が異なります。
  3. Raspberry Pi 4Bの電源は5V3.0Aが必須です。
  4. ケースは機種毎にサイズや形状が異なり専用になり流用できません。
  5. microSDカードはA1の表記が目安です。
  6. HDMIケーブルは本体側がmicroHDMIとなり一般的なサイズではありません。
  7. microHDMIケーブル側はスリムタイプでないと干渉して2本刺さりません。

— パーツ構成例 —

パーツ写真例パーツ名およその金額
本体hero-shot-rpi4-upRaspberry Pi 4B(4GB)6,600円

7,600円
USB3.0
電源アダプター
USB TypeC電源
5V3.0A
1,300円

1,600円
microSDsandisk32gbSanDisk Ultra 32GB
UHS-I Class10 A1
1000円
ケースrpi4b-official-caseオフィシャル ケース 赤/白1,400円
HDMIケーブルスリムタイプ800円
モニターdeualdisplay-image-buster所持しているPCモニターを流用0円

合計およそ 11,100円〜12,400円

※Raspberry Pi 4Bでは電源アダプターがUSB3.0に変更されたこともあり、あまり良さそうな物がなかなか見つかりません。電源コアとケーブルで分けて購入するのもアリです。

USB3.0電源として使えるパーツ

電源(コア)anker電源コアAnker PowerPort+ 1
出力:3.6-6.5V = 3A
1,700円
電源用
USBケーブル
AmazonベーシックのUSBTypeCケーブルAmazonベーシック
USBケーブル 0.9m
800円

※価格はAmazon価格で端数を丸めて大まかに計算しています。

セット品と比較してみよう

これらラズパイは、はじめての人用に全部入りのセットで売られている商品があります。

それらと中身を比べてみてください。
恐らく、この構成例と同じようになっていると思います。

価格も大きくは変わりません。

もっとも、セット品の場合は、更に細かい冷却ファンやヒートシンクなどパーツが同梱されていることが多いです。更に各店がこだわったケース類、そして容量が大きいmicroSDカード、説明書などでまとめられています。

個別に揃える場合は、前述のアドバイスにあったように間違えないで購入しましょう。セット品の場合は動作確認済みですから、スグに使いたい方にはオススメです。

\ Raspberry Pi 4はメモリー8GBが最新 /

【セット概要】「データーベース」「Webサーバー」「NAS」「AI処理」「4K画像での2画面処理」などの高負荷がかかる処理を、長時間稼働させるのに必要な負荷テスト行い、当社で厳選した高品質なパーツを組み合わせたセットです。高品質なAnker製USB電源の採用、トラブルの原因になりやすい電源周りをデジタルモニターリングできるをType-Cケーブル、Raspberry財団認定モデル 高速タイプ 100MB/sec 128GB MicroSD、静音FANによる強制冷却など、高負荷運用でも長期に渡る安定稼働が可能です。また単品でご購入いただくよりお得です。

オススメしているアルミ合金製ケース

Raspberry Pi 4Bは発売当初に発熱のトラブルがありました。しかし、現在はファームウェアの更新、ハードウェアも更新されて問題ありません。

それでも歴代の機種より高性能な分、比較的に熱くなります。

そこでファンを付けない前提でアルミ合金製がオススメです。
個人的に快適に利用しているのですが、見た目も含めてよく出来ているなと思っています。

全体がヒートシンク?

ヒートシンクというCPUに貼り付けて放熱する役割のあるパーツというのがあります。

ヒートシンク
Raspberry Pi 3B+の例

画像のように、ヒートシンクはどのラズパイでも共通に冷却効果があります。

このヒートシンクを丸ごとケースのようにしてしまったのが、ヒートシンクアーマーケースです!

heatsinkcase

中ではCPUやGPUのコアとケースがくっついているので放熱効果があるんですね。

ゴツいですよね。気になった方はレビュー記事をご覧ください。

見せてもらおうか、アルミ製ヒートシンクケースの性能とやらを!

メモリー8GBモデルのラズパイ4もアーマードケースでデスクトップPCライクにしてみた

個人的にはこれで色んなテスト機として稼働させています。とっても快適です。
見た目も良いですね。

まとめ

はじめてのラズパイ1台であれば、動作確認できているセット品が無難です。買い揃える面倒もありませんからね。

必要な物は以下で、購入費はモニターを除いて、Raspberry Pi 4Bならおよそ13,000円前後です。

Raspberry Pi に必要な物
  • ラズパイ本体基板 (Raspberry Pi 4BならデスクトップPCライクに)
  • 電源アダプター (5V3.0Aが必須)
  • microSDカード (32GBで充分)
  • ケース
  • HDMIケーブル (Raspberry Pi 4B側はmicroHDMI)
  • モニター

パーツ類はこだわれば高価になります。ケースだけはコレがいい!といった好みもあると思いますから悩みますね。

こんな小さなサイズのコンピュータが動いて操る楽しみは、実際に利用していみないと実感できないと思います。

rpi-openmenu

インターネットにはRaspberry Pi の情報がたくさんあります。そこが他のシングルボードコンピュータと異なり人気がある点なんです。

学習用としてだけでなく、色んな事に使えますので、自宅で楽しんでみてください。

ラズパイダ

ラズパイダ

学べる楽しむ便利になる。小さいくせにヤケにパワフル。そんなRaspberry Pi をまだ知らない人に伝えたい。様々な場所で利用されているRaspberry Pi を知って「あっ、これもラズパイだっ!」だからラズパイダ!

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