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タッチパネル式5インチモニターを使ってAmazonPrimeMusic

タッチパネル式5インチモニターを使ってAmazonPrimeMusic

先日手に入れた5インチのタッチパネル式モニターのセットアップと使い勝手をレビューします。

Raspberry Pi でAmazon会員の特典のひとつである「Prime Music」を聴けないか軽くググったところ、どうやらMacやWindows以外では、ブラウザベースであれば聴くことができるとありました。

そのためMPDやMopidyといったミュージックプレイヤーデーモンでは制御できないので、モニターを付けて操作しようと考えました。以前の3.5インチでは小さすぎて操作できませんから、今回は5インチのモニターで作成してみます。

購入したモニターは3.5インチと同様のメーカーであるEleclowの物です。比較的簡単にドライバを充てられ、目立った不具合もありません。価格も標準的で性能も過不足ありませんね。なお、PrimeMusicに関してはAmazonにてご確認ください。

 

AmazonPrimeMusicの詳細

最終的な形は自室のミュージックプレイヤーシステム

モニターが付いたRaspberry Pi を操作してAmazonのPrimeMusicを操作でき、自室のネットワークHDDに入れた楽曲もMopidyかMPDで演奏出来るようにします。これを3.5㎜のステレオプラグで昔に購入したスピーカーに接続し据え置きとします。

また、Raspberry Pi を収納するケースは100円ショップで購入し、モニターの操作もしやすく、ホコリから守ってくれる簡易的な小さなケースに収めようと思います。

使用した物

サンワサプライ 木製2.1chメディアスピーカーMM-SPWD35SV(古い製品で現在はありません)

MM-SPWD35SV

後継機種がありました!

私は音に関しては全くの素人&気にしないタイプです。それでもコストパフォーマンスが良い製品だなーと思って長らく使っています。Raspberry Pi にはちょうど良い大きさと音の迫力だと思います。

100円ショップで購入したケース

100円ショップのケース100円ショップケースの詳細

これは蓋が開きます。蝶番ではなく、弱いですけどマグネット式なので立てて設置できます。大きさも5インチモニターを入れても充分なスペースがありました。深さ(厚さ)もちょうど良い具合です。

製作については別の記事でご紹介します。

2.5AOKなACアダプター

最新のRaspberry Pi 3B+ では2.5Aが必須になりましたが、オリジナル3Bでも2.5Aを推奨します。今回は2点セットで購入したACアダプターを使用しました。

音楽再生ならばそんなに高負荷ではありませんけど、モニターも繋ぐためもあり2.5AのACアダプターを繋いでください。これからRaspberry Pi を手に入れる人は3Bからは2.5Aと覚えておいてください。※よくスマホの充電で使うACアダプターを使う人が居ますが、アンペアが足りません。あれは1Aがほとんどです。

 

これから始めるならセット品がお得です。2.5AのACアダプター単体でも1,600円程度します。

3.5㎜ステレオジャックの延長コード

スピーカーとRaspberry Pi を繋ぐステレオジャック(ステレオ延長コード)も100円ショップで見付けました。
そのままスピーカーと繋ぐのにコードが短い場合や、離れた場所に設置する予定があったのでついでに買いました。これはコードが柔らかく取り回しはし易いですが、2mは長かった・・・。これしか売っていませんでしたので仕方なく長いコードです。

ステレオ延長コード

8GBのSDカード

SDカードに音楽を収納する訳ではありませんから、容量はRaspberry Pi で最小推奨の8GBにします。

相性などありますし、メーカーによって価格もバラバラです。日本人としては日本のメーカーが信頼できますから、それを判断基準にしています。Class10がほとんどですから気にしなくても良いでしょう。あまり価格が安いのはお気を付けください。お好みでどうぞ。

今回はTOSHIBA製です。

Raspberry Pi のセットアップ

先ずはモニターを付けずいつも通りにRaspberry Pi にOSとしてRaspbianを入れます。今回はRASPBIAN STRETCH WITH DESKTOP 2018-03-13版です。SDカードは何かを保存する予定はありませんので、8GBにしました。

インストール方法は当サイトの別記事を参考にしてください。

SDカードの準備:

Raspberry Pi で使うSDカードのフォーマット方法とOSの書き込み方法

Raspbianの初期設定:

Raspberry Pi 3bのインストールと初期設定[2018年 Raspbian Stretch With Desktop]

Wi-Fiの設定:

https://raspida.com/wifisetupfile

https://raspida.com/wifi4raspbian

5インチモニターのセットアップ

何とかクッキングみたいにOSインストール済みのRaspberry Pi 3Bは用意出来ましたか?w

単独でWi-Fiなど初期設定が終わって動作する状態からご紹介します。

ここから購入した5インチモニター(ELECROW 5インチ HDMI ディスプレイ モニター 800×480解像度 タッチスクリーン タッチパネル Raspberry Pi/Banana Pi対応)のセットアップに移ります。

モニターの接続

モニターをRaspberry Pi 本体に接続して電源を入れます。黒いコネクタをGPIOに取り付けます。この時、どちらが1番ピンか確認してください。Raspberry Pi のGPIOの表も参考にして間違えないようにしてください。間違えようもないとは思います。真反対に基板とズレてしまえば分かりますから・・・。よく間違えるのが、1番ピンを飛ばして3番ピンからの接続になっていたり、2列20ピンある1列しか接続していなかったり・・・。かぶせてしまうので、見えにくいのが難点ですね。

elecroe-LCD5

ちなみに画像の右下のディップスイッチはモニターの表示電源ON/OFFです。購入時にはOFFになっていました。画像でもそうなっていますね。これをON側にしないとそもそも何も映りません。

How_to_install_the_LCD_driver1
Raspberry Pi 本体と接続

HDMI端子はUの字型でコンパクトです。初めて見ましたが、上手く出来ていますね!

 

check_gpio
GPIOの場所を確認

GPIOのピンは全て使いません。1番ピンはこの画像ですと左側ですね。モニターの右上に付く形です。

ドライバのインストール

インストールはGitHubに公開されています。以下のコマンドを順番に入力します。

繋いで起動しても画面は白いままで何も映りません。ドライバを入れる前ですから当たり前ですが・・。
そのため、ドライバのインストール操作はSSH経由で他のマシンから行います。
私の環境はMacなので、Mac付属のTerminal(ターミナルアプリ)から行いました。

SSH接続については別記事を参照してください。( RaspbianをインストールするときSSHを有効化する方法 )

SSHでログイン後

すると、Raspberry Pi のホームディレクトリ直下にディレクトリ名「Elecrow-LCD5」でダウンロードされます。

そのディレクトリに移動

 

ディレクトリ内の実行ファイルを指定してインストール開始です。

 

インストール完了
ドライバのインストール完了です

 

ブラウザ「Chromium」でAmazonPrimeMusicを再生

WindowsでもMacでも指定のブラウザからでもAmazonMusicを聴くことができます。Raspberry Pi は専用アプリなどはサポートしていませんが、指定のブラウザからならOKです。

この指定のブラウザでChromiumが対応しています。(Google Chromeの原形であるオープンソフト)それならRaspberry Pi でも動作可能です。現在のRaspbianでは最初からインストールされています。メニューボタンから選んで起動してください。

AmazonMusicの表示

この時には3.5㎜のステレオジャックはスピーカーと接続します。

実はこの時点では再生できないと思います。

Chromiumで「お客様のアクションを完了できません。後でもう一度試してください」が出る?

 

実はブラウザChromiumの初期設定によりブロックされているからです。設定を変えてあげます。

 

chromium設定1

Chromiumブラウザの右上縦3つの点で表されている箇所をクリックして[設定](Setting)を表示し、一番下へスクロールして[詳細設定]をクリックして展開します。

 

Chromium詳細設定

コンテンツの設定 → Flashの許可を辿ります。

コンテンツの設定

Flashの設定

Flashの許可の追加

[追加]から https://music.amazon.co.jp を追加します。

実際に初めての状態ではダイアログの質問に答える形になると思いますが、少し分かりづらいため、このように許可リストに入れることで再生が可能ですから、初めからこの設定をした方が無難です。

ダイアログでは、「このサイトでFlashの動作を常に許可する」というような文言だったと思います。

テストサウンドの再生

スピーカーに接続した後、サウンドの再生で音量を確認しておきましょう。
Raspbianには初めからテストサウンドが用意されています。aplayというアプリケーションをターミナルコマンドで実行して確認します。

VNCで遠隔操作する

モニターを繋いでいるため、直接操作するつもりで製作しました。しかし、キーボードもマウスも繋いでいないと、セットアップの時に困ることもあるでしょう。

セットアップが完全に終わるまで、または緊急時のためにVNCで遠隔操作できるようにしておきましょう。

SSHでの操作と同じような状態ですが、VNCの場合は実際のデスクトップ画面を見ながら操作できますので、面倒なこともありません。

VNCはRealVNCクライアントを使います。

ダウンロード先: https://www.realvnc.com/en/connect/download/vnc/

Download_VNC

 

VNCはクライアントアプリケーションとサーバアプリケーションとありますが、Raspbianには最初からVNCのサーバアプリケーションはインストールされています。

Macなど使いたい環境にVNCクライアントアプリケーションをインストールすれば使えるようになります。

VNCを起動すると上部に入力ボックスがありますので、そこにRaspberry Pi のIPアドレスを入れてください。(例:192.168.0.9など)

接続用の画面が表示されます。ユーザー名にはpiが入力されていて、パスワードはRaspberry Pi のパスワードです。(※初期状態なら raspberry)

VNC-Authentication

最後に

いかがですか?AmazonPrimeMusicが聴けますね。もっと大きいサイズのモニターでないと少し操作しづらいと思います。しかし、ネットワークプレイヤーとしてHDDまたはSDカードなどのローカルに音楽を置いて再生することが主で、それにネットラジオやPrimeMusicも聴けるというコンセプトですし、あまり大きなモニターではせっかくのRaspberry Pi の小ささも活きません。仮に大きくてももうワンサイズの7インチくらいがいいでしょう。

Raspberry Pi と5インチモニター

別の記事で、画像にある収納する箱をご紹介します。

ELECROW 5インチ HDMI ディスプレイ モニター 800×480解像度 タッチスクリーン タッチパネル Raspberry Pi/Banana Pi対応

サンワサプライ 木製2.1chマルチメディアスピーカー ブラック MM-SPWD3BKN

 

次のAirPlayにも対応させた記事もご参考にしてください。

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